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時代物はあまり好きじゃないのですが…これは良かった!
お豆腐屋さん物語。読み終わった後にじわっとこみ上げるものがあります。
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いわゆる「市井もの」なんだけど、きれい事だけで終わらず、家族間のきしみや軋轢をドロドロと描きながらも、その奥底に実は隠れている愛情に最後は気付くという仕掛けに酔った。傑作。細かな仕掛けが秀逸なので見逃すな。
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●これも直木賞受賞作。
京の豆腐を江戸に広める事を目指して下って来た豆腐職人と、しっかりものの長屋の娘との泣ける夫婦善哉物語。
・・・のつもりで読み始めたら、思ったよりひねってて、好事魔多しっつか禍福はあざなえる縄の如しってか、人生は苦くて一筋縄じゃいかないものだよな、と言う至極まっとうな感想で読了いたしました。
あっけらかんとしたサクセスストーリーとか、ハートウォーミングな仲良し家族を求めたら裏切られますよ。
とは言え、淡々とした筆致で描いているので、そんなに重くは感じられません。
江戸市井の庶民を扱う昔ながらの時代小説を読みたい方にお勧めします。
●はたと思い出した。
そう言やこれ、内野聖陽&中谷美紀で映画化されたんでしたな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イメージは完全に違いますね。
読んでから観るとか言う前に、観ることはありますまい・・・・・(´Д`)
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ストーリーはおもしろいし、読ませる。止まらない。
ただ読みにくい。人が多くなり、状況が複雑になり、それもかなりこんがらがる。
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救いようがなかった…けどすごく好き 母の想いも深すぎるという点では女なんだよなあ母になっても これよむと豆腐が食べたくなる
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評判以上に楽しめました。
江戸深川の長屋で暮らす人々の人生ドラマがとても生き生きとリアリティをもって描かれます。
義理と人情でほんわかほろりとさせつつ、人間のどろどろしたところまで描くあたりがリアル。
どこで切るかでぜんぜん作品の印象が違ってくると思うけど、映画ではどんな風に撮られているんだろう?
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2007.11
二人の出会いから続く物語は現代にも通じる感情の機微がしっかり組み込まれていてぐいぐい読めます。
今も昔も家族の問題は一緒。ただ、解決しようとする方法や心が違ってきているのかも。
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第126回直木賞受賞作
京から江戸にやってきた豆腐職人の奮闘紀。
家族ってなんだろう?
同じ屋根の下に住んでいても、ボタンの掛け違いですれ違ってゆく親子、兄弟。
ただ、最後に話し合って纏まるのは血のなせる業か
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初めて読んだ時代小説。
下町人情、家族愛。
粋な思いやり。互いの思いがうまく通じずすれ違いや軋轢が生まれても、最後に家族の絆とそれを影でサポートする周囲の愛情によってめでたしめでたし。ほのぼのとしたものが残る。
この作品のおかげで現在私の中で山本一力ブームスタート。
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どんなに心がすれ違うような事があっても家族ってもんは絆で結ばれているんだなと思った。後半私には少し重すぎて続け様には読めなかったが、面白かったとは思う。
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夫婦、親子、兄弟のすれ違いが
悲しかった。
同じ時を過ごしていてもその時に
伝わらない思いも沢山ある。
感情を表現する言葉が丁寧で、
身につまされる思いがあった。
心残りは、結末が急だったと思う。
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先日のすき焼きのために作った
割りしたがかなり余ったので、
それを使って鶏じゃがを作りました。
関西では割りしたは使わないけど、
どうも料理をし始めたのが関東だったせいか、
あ、レシピ本も東京メインだったりするのかな、
とにかく、すき焼きは割りしたを作ってしまうアタシ。
邪道かもねぇ。。。
あ、鶏肉で肉じゃがは初の試みでしたが、鶏のうまみも出るのか、おいしかった。
メークインもとろとろで美味〜☆
そうそう、会社の後輩にオススメされて読んだ山本一力。
なんか渋そう〜と思ったのはつかの間、
ハマッター!
手始めに「あかね空」を読んだんだけど、
江戸の人情噺かと思いきや、現代にも通じる家族のつながり、考えさせられます。
一力、恐るべし。
ちょっと他のも読んでみちゃうわ。
おいしいお豆腐が食べたくなりました。
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山本一力にハマったきっかけ。
続きを読むのが楽しみで楽しみで仕方がなかった。
悪い人が出てこない、読んでいて気持ちが豊かになれるような本。
秀逸!
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京から東京に単身豆腐屋を開業しにきた男が嫁を貰って家族を築いていくお話。
とうふ、食べたくなります。
前半は夫婦が協力し合ってまっすぐに進んでゆく様、それを陰ながら応援する人たち、
とても読んでいて気持ちがいいです。
逆に後半はおふみ(奥さん)の不器用さに誰にも感情移入できず終わってしまったので☆四つ。
将来自分にも旦那さんが現れて子供ができたりしたら、感想も変わってくるのかも。
この厚さの本で親子二代を描くにはちょっと早すぎる展開についていけないところがありました。
もっと書いてほしかったな。
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舞台が江戸でのお話で、歴史に疎い初心者の私でも容易に風景を想像することができ楽しめました。
登場人物の描写が興味深く、また、安心して読めました。