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紅茶の世界史というタイトルだが、イギリスの紅茶文化がいかにして出来上がったのか、という話がつづられている。トワイニングやリプトンなど、よく目にする会社がどのように成り立ち、どんな商売をしてきたのかが簡単に分かり、飲み物売り場や紅茶売り場で少しお得な気分になれる。
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世界史、特にイギリスを中心とした近代史がわかる。もちろんイギリス近代史を紅茶のみで説明することはできないため、ここに書かれている歴史はあくまで紅茶から見た世界史になる。紅茶以外にもさまざまな思惑があったことは間違いない。けれどそのうえでイギリスやその他の国の人々がいかに紅茶を愛し、一途に向き合ってきたか。そしてそれゆえにと言っていいのか、紅茶をめぐって起きた歴史的(一部現代にもつながる)問題を知ると切なくなる内容だった。
筆者に、紅茶へ生涯を捧げた人への敬意があることは間違いないだろうと思う。
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紅茶の歴史をひとつずつ丁寧に読み解ける。
紅茶が好きだから、ちょっとした紅茶ネタが増えた。
・アールグレイの由来
・茶税をめぐる歴史
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イギリスからの視点を中心に紅茶の歴史についてまとめている。筆者のフィールドワークに基づく知見もあり、今慣れ親しんでいる紅茶以外にも興味を持たせてくれる。