「人類の進歩と調和」を思い出しながら
2005/11/05 11:27
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の浦沢直樹の作品は、謎が謎を呼ぶ(古臭い言い方だなあ)物語になっていて、いつまでたっても先へ進んでいるという感じがしない。「えっ、まだ次があるの?」といったところか。
これは作品の最初の発表媒体を考えると仕方のないことかもしれない。週刊誌では、その1回分を読ませる魅力もないといけないけれども、さらに次週へ、次の回へつなげるものもないと読み続けてくれないのだから。だから、そのように発表されたものをさらにまとめて続けて読むと、いくつもの「引き」をつなげて読まされているような感覚になり、「だから次はどうなるの?」という感じだけが残ってしまう。
それでも、さすがにコミックスで20巻にもなると、物語が終わりに向かっているのだろうと思えてくるのだが、どうだろう。
今まで物語のキーパーソンとなるケンジの姉キリコの正体があまり語られてこなかったように思うのだが、ここへきてメインに登場してきた感がある。役者が揃ってきたぞといった感じで、ここにも物語の終わりを感じさせるものがある。
私のような、この物語の登場人物や浦沢直樹と同世代の人間からすると、やはり太陽の塔が常に見え隠れする物語や画面、「万博」という言葉に何ともいえない感慨や興奮を感じてしまうのだが、今年の愛・地球博に集まった子どもたちは30年後に今の私たちのような感慨や興奮を持ち続けるのだろうか。そんなことを考えさせれる1冊だった。
やっと謎解きも本格化
2016/08/21 17:40
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
16巻以降ウロウロしていたストーリー展開も
キリコの登場で漸く進行していきます。
ポスト・フクベエの「ともだち」の真相究明
も始まります。
終わらない謎解き
2018/08/28 23:35
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ともだち」の正体が入れ替わったのは読者にとってはとっくに分かっているのに、今さら新しい謎の様に提起しているのには辟易します。秀才少女なのに年端も行かない子供に騙されているキリコのメンタルの方がよほど謎です。
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全く先が読めない展開。
やっと、キリコさん登場するも、いきなりそれかい!!という。。だって、死んだら困るじゃないですか。ともかく、死なないでほしいです。
それにしても、ともだちの正体が気になる!!
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会社の帰りにセブンイレブンに寄ったらたまたま発売してるのを発見!
速攻で購入。
お家に帰って早速読みました^^
相変わらず面白いですね^^
読み終わった感想は、「次〜、早く〜!!」です^^
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この巻で完結するのかと思っていたが、まだ続くようだ。
話しはいよいよ結末に近づいてきた。
カンナ、ユキジは道場をたたみ、オッチョ、カンナと世界大統領となったともだちを倒すために本部へ向かう。
カンナは自分だけの手で父であるはずのともだちを倒さんとするが、ともだちは本物でないことがわかる。
消息が知れなかったカンナの母キリコが登場。ともだちの世界滅亡の野望をくじくために開発したワクチンを自分で最後の人体実験をする。実験に立ち会うことになったマルオは、これまで不明だった事をキリコに尋ね、それらが明らかになっていく。20世紀少年の、何となくわかってきた謎解きがされるわけだ。ともだちはやはりフクベエであることが確認され、現在のともだちがフクベエ本人でないことも明らかになった。この告白をし終わったところでキリコは死ぬのかと思われたが、ワクチンが完成したことが巻末でわかる。
ここまでくると、ここまで広げてきたストーリーをどう収集してまとまりをつけていくかでページが使われていく。読み進めるごとに「やっぱりね」「そうだろうと思った」となるのだが、最後に残ったケンヂこそが正体を知っている「20世紀少年」とは何だろうか?
大団円にむけて行進するロボット、ケンヂ。 「20世紀少年」の謎、サダキヨでないお面の少年は誰か?を解いて21巻あたりで完結かな。
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ここ最近の巻では一番面白かったと思います!!
とうとう聖母が!ケロヨンが!!
長い巻数を重ねてようやくの登場&再登場!なんだか感無量です。
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また懐かしいメンバーが出てきたが、「ともだち」の正体が見えず。。コミックス派なので我慢して待つことにしよう。
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「たぶんこうだろう」と予想していた事柄が、見事に裏切られました。クライマックスが近づいてきて(←そうであって欲しい)盛り上がって参りました!
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物語の展開の予想がまったくできないおもしろさ、しかも、スピーディ。
未完なので、最後が楽しみ。
昭和ブームのさきがけ?
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独特の世界観を確立している現代の巨匠的漫画化浦沢直樹。「モンスター」も大好きでしたが、この作品のストーリーにも脱帽!先の読めない展開にはもう、上手すぎるの一言!だからトモダチは誰なのさー!!
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ようやく動いてくれた。これで一気に駆け抜けてくれたら爽快なんだけど。小学生のサダキヨは嫌いじゃない。むしろ可愛い。久々にゾクゾクした20巻。
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「ともだち」という謎の人物の正体を巡り,ケンジたちが奮闘していく様子を描いた作品。
これほど完璧な作品はあっただろうかというくらい,完璧な作品。
本当に話しの先の見えない。よく混乱せずに話しの筋道を綺麗に立てているな〜。といつも不思議に思う。主にサスペンス,推理好きの方におすすめ。
浦沢直樹の集大成とも言える作品。
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長さを感じさせない漫画かと。でも人による漫画にも思います。40代50代のお父さん世代にお勧めです、少年期から青年期の事を懐かしく思い出せると思います。また、今の若い人にもお薦め。
聞いてみたりするよりも、読んで好き嫌いを感じる漫画だと思います。
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現在20巻まで。(以下、続刊)
さすが浦沢直樹!という感じの、ものすごい伏線の数です。
とにかく面白いので是非一度読んでみて!