紙の本
私はこの短編集一冊のために、十箇年を棒に振った
2023/05/30 19:59
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一番最初の葉のためだけに買いました。私にとっての今の生活は主人公と同じように成り立っています。毎日余命が少しずつ伸びて行って、今があるんだろうと、思います。
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「晩年」という名だけど、太宰の第一創作集。デビューから晩年って…。かっこいい…。「人間失格」を読んで太宰に興味持った人は、これも読んでみるとおもしろいのでは?
「魚服記」は天才の匂いがする。
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「道化の華」「彼は昔の彼ならず」が面白かった。長ったらしくて言い訳がましい。でもそこが魅力だったりする。
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最初で最後のつもりで、晩年。なんか、でも、これで太宰さんの運命が開かれた(といってよいのか)わけだなあ。個人的には『ロマネスク』が好きです。天才過ぎる。
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「葉」「道化の華」がすき。この作品集を読むにあたっては、やはり”道化”がキィになってると思う。”お道化る”ことで愛される私、しかしそれは必死のポォズである―
太宰の青年時代の葛藤が根底に深く刻まれている。
「花きちがいの大工がいる。邪魔だ。」・・・それは、あなた自身のことではないの?
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私と同じ年齢で書いた作品が多く、共感できる作品。
遺書のつもりで書いたらしいが、明るく前向きな作品もある。
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2006. 10月頃
創作への誇大妄想と自意識過剰とありもしない他力本願的なカタルシスを表層的にでも体験するために「猿面冠者」を繰り返し繰り返し読む。おそらく、これからずっと。
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初・太宰治。
やっぱ難しいなあと思いながら読む。
「道化の花」で途中途中に入る自虐的な解説は、私的にはいらない。でも新しい。
「猿ヶ島」は普通に驚かされてしまった。
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友達に薦められて。
太宰初挑戦。
「葉」の書き出しは凄いと思った。
「猿ヶ島」は面白かった。
色々収録されているけれど、
一番気に入ったのは「猿ヶ島」だなぁ。太宰はもっと読みにくいかと思ったら、
そうでもなかったです。
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この本もねぇ、出だしがすごいのよ。
大分前に読んだから、ちゃんとしたのは覚えてないけど、確か、死のうと思った。から入るんだよね?ね?
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十数編の短集を集めたもの。数年前徹夜して読んだので、ほとんど忘れてます笑。『思い出』しか記憶にねえや・・・・
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リアル本棚を見上げると太宰の作品は殆ど?が新潮社で読んでるんだ…と発見(笑)短編集で読みやすかった記憶が…(はるか遠い)。『道化の華』、『ロマネスク』、『葉』…思い出せますね、ちゃんと…。
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太宰のデビュー作。高校生のころに凝った。デビュー作に「晩年」とつけるセンスにいかれた。(持っている本とは表紙が違う)
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1日1日をたっぷりと生きてゆくより他はない。
明日のことを思い煩うな。
明日は明日、みずから思い煩わん。
今日1日をよろこび、努め、人には優しくして暮らしたい。
青空もこの頃はばかにきれいだ。
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テレビの番組で爆笑問題の太田光が絶賛していたので読んでみた本。太田光が言わんとしていることは理解できたと思う。幼い頃の虚栄心とか見栄とか浅はかさとか、幼いながらも持ち得てしまう人間マイナス面を描いている。