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みんなのレビュー458件

みんなの評価3.5

評価内訳

458 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

東京タワーの見守ってくれる場所の物語

2008/07/27 18:11

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 叔母を家まで送った帰り、首都高目黒線に乗った。しばらく走ると東京タワーが右手に現れました。高速は緩やかなカーブになっていて東京タワーがどんどん迫ってきます。ビルのなかに立っている東京タワーは真夏の空に高くそびえ男らしく見えました。私のバッグの中には『東京タワー』(江國香織著)の本が入っていました。東京タワーが視野から消え去ったとき、これはきっと引き寄せられたのだと思いました。
 この小説の書き出しは「世の中でいちばんかなしい景色は雨に濡れた東京タワーだ」。またあるときは「昼間の東京タワーは、地味でやさしいおじさんのようだ」と。主人公、透の部屋からは東京タワーが見えます。透と耕二は高二のときからの親友です。裕福な大学生活を送っている透と耕二。そして年上の女と恋をしている透と耕二。私は大学生と人妻の恋の行方より江國香織さんの愛の形に魅了されました。

「恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを詩史に教わった。いったんおちたが最後、浮上は困難だということも。」(52ページ)
「誰と暮らしていても、私は一緒に生きたい人と一緒に生きる。そう決めてるの」詩史はそう言ったのだった。透をまっすぐに見つめ返していた。その顔には美しい微笑さえ浮かべていた。(260ページ)

 この文章に一つの愛の形が凝縮されていると思います。愛の甘美さのなかに残酷さが感じられ、まるでパイレーツ・オブ・カリビアンの海賊船が深海を彷徨っているような怖さがあります。一方、耕二は恋愛に利己的ですが脆さ、弱さをもっていて読んでいて、ほっとしました。この作品は二十歳になった透と耕二の対照的な恋が描かれていて、魅了されました。もっともっと江國香織さんの作品を読みたくなりました。

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紙の本

伝わってきた想い

2017/10/17 22:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

透は本当に詩史のことが好きなんだと伝わってきました。そして、不思議なことに喜美子のほうが詩史よりも年上に感じました。

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紙の本

「恋はするものじゃなく、おちるもの」

2023/02/19 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学生の透は年上の詩史との恋愛で、「恋はするものじゃなく、おちるもの」とわかった。
透の親友・耕二も、恋人がいながら喜美子と不倫関係に。
不倫なんて美しいものではないのに、江國香織さんの小説にかかると
なぜか美しく見えてしまう。

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紙の本

2組の不倫

2018/12/28 00:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

ここ最近話題の不倫の話。
2人の男子大学生が一回り以上年上の女性と不倫な関係になる話。
2人のタイプが静と動タイプで真逆な気もするけど、自覚がありながらその女性との恋愛にハマる一方、ハマらないとタカをくくってもズンズンハマっていくもう一方。
結局どちらもハマりにハマって、ドンドン深みに潜っていく。映画も鑑賞しましたが、そちらはそれなりの修羅場があった分、小説の方があっさりと綺麗な印象。

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2011/01/30 03:16

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2010/05/03 11:38

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2006/03/06 17:47

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2006/03/08 02:05

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2006/03/16 12:20

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2006/03/20 11:07

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2006/03/21 15:29

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2006/03/21 15:30

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2006/03/21 20:16

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2006/03/22 00:44

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2006/03/27 01:18

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