紙の本
「むかつく」の「つ」に何故歯がはえているのかは未だわかりません
2007/03/04 23:42
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この頃脚本を書いているだけでは収まりきらない三谷幸喜と、いつまでも変わらぬ独自ペースで活躍する清水ミチコの2人のラジオ番組の単行本化されたもの。装幀は和田誠。この3人が揃えば、もう買うしかないじゃないですか。読むしかないじゃないですか。
私の住んでいるところでこのラジオ番組が流れているのかどうか定かではないですが、私は聞いたことはないので、すべてが初めての話でしたが、やはり面白いですね。2005年4月から11月の放送分が収められていますので、ちょうど三谷幸喜が『ザ・有頂天ホテル』に取り組んでいた頃に一致するのでしょう。ですがそのような話はほとんどなく、他愛もなく日常の話やその他の映画やテレビの話題などばかり語られています。特に最初の、年齢にこだわる話など、同世代の者からみると思わず笑ってしまうことばかりでした。どうも私たち世代やそれ以降は、1年1年の違いでも大きく感じるところがあるようです。私だけの感じ方でないということを確認できました。
ところで、カバー裏に和田誠の絵でネズミと牛が描かれています。最初は何気なく、適当なイラストだと思っていたのですが、これって干支ですね。やはり考えられたイラストだったようです。そしてそのつもりでカバーを取ってみると、本体表のイラストは水瓶と蟹です。こちらは星座のことでしょう。装幀の和田誠も二人の話から干支や星座に思うところがあったのではないかと、一人で納得してしまいました。何故ネズミで牛なのか、水瓶で蟹なのかは、この本を読んで確かめてください。
紙の本
やっぱりラジオが聞きたい
2007/06/02 00:06
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投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
三谷幸喜。あの大河ドラマ「新撰組」の脚本家。最近では「有頂天ホテル」という映画も作ったしテレビでは古畑任三郎シリーズなどでも有名である。またJALのCMなどにもでているので顔を見たことがあるはず。
清水ミチコ。黒柳徹子の物まねが有名。他にも顔真似シリーズなどかよく知られているバラエティにはかかせないタレント。
こんな二人のラジオ番組が活字化されたのがこの作品。年も2つ違いということでほぼ育った時代が一緒のことから昔流行った事とか好きな物、家族の話などとりとめもなく話が広がってく。私生活でも交遊関係にあるらしくて仲良し?二人組の奇妙に食い違うボケとツッコミの連続に思わず笑ってしまう。ただこの二人の絶妙であろう間は活字では再現できてないんじゃないかな。このラジオ番組が聞ける人はやはりラジオがお勧め。聞けない人はこれを読んでひたすら自分の中で二人のやりとりを頑張って創造しよう!
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三谷幸喜さんと清水ミチコさんのラジオ番組でのトークを書き起こしたもののようです。
こういうのは、実際のおしゃべりの間とかイントネーションなどが変わってくると、受ける雰囲気も違うと思うのですが、話の内容はまぁまぁおもしろかったです。
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この人らほんとにおっかしいんだもん!三谷んの意地悪さと、清水ミチコの報われていないツッコミがまた笑っちゃう!
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三谷幸喜×清水ミチコの絶妙なトーク☆
やっぱ好きだなぁ〜
三谷幸喜が傍に居たら「むかつく」んだろうか〜
でも憎めない!
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これ、すごいです。ラジオのおもしろさが伝わってきます。しゃべり言葉を活字にするとつまんなくなることが多いのですが、これはおもしろい!ついつい笑ってしまいました。
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読んでて、三谷幸喜にむかつきます。
こういう人ってたまにいます。
一緒の空気も吸いたくないくらい、嫌です。
それを受け入れるミッちゃんはやっぱりすごい。
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二人でやっているラジオ番組を文章におこしたもの。やっぱり聴いた方が楽しいかな。対談形式の文章って読みにくいし。
でもこの二人の話は面白いと思う。いいコンビ。私は二人とも好きだし。
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ラジオを基にした本。お互いに自慢しあいけなしあうのが面白い。
平井健、椎名林檎などと一緒にカラオケに行ったエピソードが羨ましすぎる。いいなー。
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カテゴリを何にするか迷ってしまいました。
「対談」というのも変なのですが、要するに、三谷幸喜さんと清水ミチコさんが、ラジオの番組でしゃべったことを本にしたものです。
エッセイともニュアンスが違うので「対談」に分類しました。
私は、三谷さんが好きでして。
いや、三谷さんが好きと言うより、三谷さんの脚本が好きなのですね。(私の中での最高は『THE・有頂天ホテル』)
清水ミチコさんも結構好きで、その二人の本だから、とりあげたわけです。
まあ、だいたい期待通りの内容かな。
続編で、「いらつく二人」というのも出てます。
しかし、三谷さんは、あまり表に出ないほうが私はいいと思うんですがねぇ。
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ラジオのトーク番組の再生版(らしい)。
2人のひととなりや彼らを取り巻く人物たちが語りによって彷彿と浮かび上がってくる。
ボケとつっこみというよりは隙を見ればつっこみ合う感じがいい味を出していた。
三谷幸喜がテレビを観て「身体のゆがみを直してあげたい」という整体士に治療を受けうんちくを傾けるところが興味深かった。その後効果はあったのだろうか。身体のゆがみは直っているのかな。
作成日時 2007年06月29日 20:45
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三谷幸喜さんと清水ミチコさんの対談もの。
仲いいんだか悪いんだか微妙な二人のやりとりが笑えます。
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なんだか穏やかでないタイトルですが、仲良しだからこそのけなし合いというかね、もう非常に宜しかったです。電車で一気読みです。
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三谷幸喜と清水ミチコの軽妙なトークが勘所をくすぐり、おもわずニンマリさせてくれます。小出しにする、知識もためになります(?)
ラジオ収録を書籍化したものです。
古畑の裏話も聞けるので一見の価値ありです。
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重くない、洒脱な会話。
流行とは別の次元にあるジョーク満載のオトナの会話。
色っぽくない男と女の軽妙な会話。
そんなものに、憧れている私にとっては、
この二人の意味のない会話は、本当に憧れ。
こんな風に会話の出来る、オトコ友達、大募集。
しかも、あんまりべったりじゃない付き合いの出来る人。
どこかにいないでしょうかねぇ。三谷氏以外で・・・。
清水ミチコ女史、この人、だんだん好きになります。
いい味出してますねぇ。同い年としては、うれしい限り。