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久々の旅行もの、おもしろかった。7年4ヶ月の自転車一人旅。生き死にが関わってくるので、かえって淡々と綴る事になるのでしょうね。
大学1年生の時、小田実の「何でもみてやろう」に触発されて探検部の部室を訪ねるも、飲み会のむちゃくちゃ加減に圧倒されてそれきりという事があったのを思い出しました。世界一周ってやっぱり憧れますね。
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そうだ、私たちはいつでも旅に出ることができるんだ!
新しい出会いはいつだって感動的で、世界は果てしないようだけどすぐそばあるんだね。
キリンが大地を駆けていく姿を、写真や映像でなく、ガラス越しにでもなくいつか見てみたい。すごく元気がでる本。
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旅行気分を高揚させるには十分な内容。
感傷的な表現が多く、
関西人特有の「オモロイエッセイ」としては少し物足りないが、
その分旅行中のリアルな体験とその時の筆者の興奮した気持ちがすごく良く分かる。
旅行好きなら(沢木さんの「深夜特急」にハマった人なら)楽しめること間違いない。
出来ればもっと長編でいいから各国の話をもっと深く書いて欲しかった。
他の著書も是非読もうと思う。
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これを読んで旅に出たいと思いました。
素直に旅の臨場感が伝わってきました。
石田さんの文章は個人的に好きです。
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会社を辞め、7年半かけて自転車で世界一周した筆者の旅行記。日本~北米大陸~南米~ヨーロッパ~アフリカ~ヨーロッパ~中東~アジア~日本を走っている。総走行距離は約9万5000km。素晴らしい遺跡や、現地の人との交流は文化の違いや人間の誇りなどを考えさせられます。
読み始めたら一気に読み終わってしまいましたもっとずっとずっと、読んでいたかった……。
著者にとって偉大なる7年間の中の濃厚なエッセンスを味わうことができる。読みやすく、読みごたえのある一冊です。
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自分も旅好きなのでとても楽しく読めた!
しかし旅好きゆえに書かれていない裏を探ってあら捜ししてしまう…経験の浅い旅好きの変なライバル心w
でも単純に面白かった!アフリカいつか行ってみたい!
キノコ売りのじいさんとモザンビークの母が好き。
感動系多し。
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世界一周を自転車で成し遂げた本はたくさんあれど、面白さではダントツだと思う。自分もやってもみたくなるからこわい、でも日本一周ね。石田ゆうすけの『cyclesport』での連載「ぼくの細道」もはやく単行本にならないかなあ。
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七年半かけて世界自転車旅行。
衝撃だったのは、旅に出て三年目。
「非日常だった旅の日々がすでに日常になってしまっているのだった」。
スゴイ。そこで著者は半年ほど一カ所に留まり働くのだ。もはや人生そのものが旅で、ただどう過ごすしているか。たまたま著者は自転車で移動しながら七年半、世界をみるという日常を過ごしてたのかな。私のこの日常の日々も旅の一環なのかな、などと「旅」について考えさせられた。
状況の表現もうまくて、文句なしに面白かった。
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仕事を辞めて、自転車で世界一周7年半の旅行記。
こういうの、やってみたいけど、
今あるものを手放したり、
危険を考えたり、
そういう、しがらみを捨てられない自分には、
羨ましく、また行動力にも関心させられる。
一人旅って、出かけた先々での出会いがやっぱり独特だよな~
と思う。
世界一周や自転車は無理かもしれないけど、
ふら~っとバックパック的な旅に出られたらいいな。
私の大事なパートナーも一人旅が好きだし、
お金貯めて仕事やめて世界を旅するのが夢だけど、
この本読んだら、引き止めたい気持ちも出てこなくもない。
う~~ん。
日本って、やっぱ平和な国だよね。
きのこのおじいさんと、トマトのおばさんの話が特に
印象的でした。
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★SIST読書マラソン推薦図書★
所在:展示架
【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11030511
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世界一周、距離にして9万5千キロを7年半かけて、自転車で一人旅した、石田氏のエッセイです。
以前から本書の存在は知っていたのですが、書名の「行かずに死ねるか!」というのが、僕には何か妙に引っかかるものがあって、これまでスルーしてきました。(この書名の点は、本書のあとがきを書かれた椎名誠氏も同じような感想を持たれていました)
それが今回急に読もうと思い立ったのは、ある雑誌に掲載されていた石田氏のエッセイを読んだからでした。一言でいえば、文章が上手いのです。「こんな文章を書く作家ならきっと面白い作品に違いない」と。(大正解でした。)
石田氏は、仕事を辞めた後、アラスカを起点に、南北アメリカ大陸を縦断。あの4000m級の山々のアンデスを越えて、強風(暴風といった方が適切かも)で有名な南アメリカ最南端のパタゴニアへ。その後ヨーロッパからアフリカ、アジアへと旅していきます。
これだけのスケールの大きな旅です。本当に様々な事件や出会いがあり、その一つ一つがとても印象的で、こちらを飽きさせません。あっという間に読み切ってしまいました。
そのスケールの大きな体験が、もうとにかく羨ましいです。(自分がもっともっと若い頃に本書を読んでいたら、一体どうしただろうか・・・と想像すると、ある意味ちょっと怖かったりもする)
本書を読むのに、自転車に興味があるとか無いとかは全く関係なく(ただ、少しでも自転車で旅行したことがある方なら、この旅行の凄さが、よりリアルに感じられるとは思いますが)、どんな方が読まれても存分に楽しめると思います。
最後に、これから本書を読もうと思われた方に一言。
この本に限っては、『解説(椎名誠氏)』は絶対に先に読まないように!
面白さが激減しますからね。
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6年半かけてチャリで世界一周・・・真似できないけどとても憧れる。個人的にエストニアのエピソードがビタースイートで好き。
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自転車乗りとして自転車関係の話を期待したが、その点に触れられたエピソードは余り無かった。一般の人向けに省いたんだと思う。
これぞという世界一の景色の景色は選べなかったようだけど、
旅は人との出会いなんだなと感じさせられた旅行記。
出会った人との思い出がその旅を色強く残してくれるのは実体験を
踏まえて共感できた。
世界は広い。この本を読んで、人類誕生の地アフリカに行ってみたくなった。もちろん自転車で走りたい。
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読み始める前の偏見として僕がこの本に抱いていたのは、高橋歩さんのような「超越的な立場から読んでいる人の背中を押すような本なのかな」というものだった。そう想いながらサラサラと本を読み始めていた。しかし読み終わった後の感想としては、思ったよりももっと人間ぽかった。
本書の最初の方はなんとなく、個人的に安っぽい表現が目立った。俺は旅に出たぜ!苦しいこともあるけど、それを乗り越えていくぜ!みたいな。著者が目にする光景の描写も、なんとなく安っぽかった。(もしかしたら戦略かもしれないけど。。)しかしアフリカ大陸を縦断するころから文章の表現力がどんどん上がってきているのが分かった。うまく言葉で表現することが難しい風景や感情を抽象度高く描いていると思う。アフリカの砂漠の真ん中で出会った青い森や、アフリカのある村において村を出る時ぼろぼろの自転車に乗って著者を追いかけた少年パオバオとの出会い、自分の身を犠牲にしながら客人の暖を取ろうとしたイスラム教の少年の姿、自分の心を硬く閉ざす少女がだんだんと心を開いていく描写。読んでいる途中自分の心に引っかかる表現がいくつかあったのが、とても嬉しかった。
また旅が続くことによって体験する苦しみや喪失感も、著者の腹の底から出た言葉で書かれていると思った。旅が長続きすることによって、自転車をこぐことで過ぎていく日々への飽きや、信頼していた友の死と、それによって自分が感じた苦しみと同じような痛みを著者自身も近い人に与えてしまいかもしれない状況にいながら旅を続ける矛盾。自由になったと思いながらも、変に時間を意識してしまっている自分に対する怒りや、「やさしさ」の喪失。
何よりこの本の良いと思うところはユーモアがふんだんに取り入れられているところだと思う。研究でギスギスになった頭をゆっくりマッサージしてくれる感覚だった。もっとサーっと読むはずだったけど、意外とじっくり読んでしまった一冊^^
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脱サラして世界一周。そんな妄想をしたこたがある人はたくさんいると思う。(私もその一人)しかし実際に行動に移れる人はどれだけいるだろうか。
著者の旅にまるで自分も同行しているような気持になる。個人的には「きのこおじさん」と「チェコでの講演」が好き。