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勝手に絶望する若者たち みんなのレビュー

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みんなのレビュー19件

みんなの評価2.9

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2007/10/01 20:24

若者の深層心理を突いている

投稿者:ジャパネット・ジャパユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

30代や40代の無職男性の、社会に対する絶望感は深い。どこかの会社や組織にかろうじてもぐり込めている人は、まだいい。
そういう男性的な社会の既得権から完全にあぶれてしまい、パラサイトしていた親も年老いて、だんだんと先が見えてきた成人男性。
しかも、結婚するでなく、こどもがいるでなく、自立するでもなく、かといって何かに打ち込んでいたわけでもない。
そのような男性が勝手な論理で親を殺したり、刹那的に誰かを殺めてみたりする事件が、あとをたたない。
このまま行ったら、ただひたすら「人生をムダにした」感から逃げられない男性たちの「自暴自棄」ゆえの犯罪が目立つ気がする。
本書は、こうした社会現象にはまったく触れていない。また無職である人が増えている社会現象にも触れないと「はしがき」に書かれている。
しかし、若者特有の病理や体臭のような狂気の奥底にある闇と、「やりたいことのイメージがひとり歩きしている」現象とは、背中合わせの位置にあるのではないか? 
そのようなことを、この書を読んで感じた。
奥行きのある一冊だった。

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低い評価の役に立ったレビュー

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/08/20 14:10

ここ2年半で最も読みづらかった本です。,

投稿者:それ行け!!残飯マン - この投稿者のレビュー一覧を見る

●まず著者は本当に理系の院で何をものにしたのでしょうか。論文を書き慣れている人の文章とは思えません。正直かなり消化しづらいです。個別の文章及び構成ともに人に伝える工夫も能力も皆無です。引用で字数を稼いでいるのも非常に腹立たしいです。自分の主張を具体的に補足するために普通は引用するのですがこの著者はただ気になっただけであちこちから引っ張り出してきているので全く伝達の効果が上がってません。くそコラムみたいです。それからやけに文章の修飾・修辞が鼻につくきざな人だなあと思いました。文科系としてはテクニック的にドヘタだし理科系としては論理性がないし強みが何かよく分かりません。産業医なのに疫学的な統計学の知識もなさそうだし。若い人の心配してる場合でしょうか。●終章は気持ち悪いので見世物として一番初めに読むのもいいと思います。○○さんへという形で自分の患者に意見雑感を送っていますがなんというか全く助言になってないし自分だけが酔っているような中身のない文章です。それからこれは著者が本人に送った言葉を許可を得たうえ転用したのかただ単に自分の問答を想定してこの本だけに掲載したのかが分かりません。後者だったら非常に気持ちが悪いです。 独り相撲する前に患者の前に駆けつけろといいたくなります。

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19 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ここ2年半で最も読みづらかった本です。,

2009/08/20 14:10

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:それ行け!!残飯マン - この投稿者のレビュー一覧を見る

●まず著者は本当に理系の院で何をものにしたのでしょうか。論文を書き慣れている人の文章とは思えません。正直かなり消化しづらいです。個別の文章及び構成ともに人に伝える工夫も能力も皆無です。引用で字数を稼いでいるのも非常に腹立たしいです。自分の主張を具体的に補足するために普通は引用するのですがこの著者はただ気になっただけであちこちから引っ張り出してきているので全く伝達の効果が上がってません。くそコラムみたいです。それからやけに文章の修飾・修辞が鼻につくきざな人だなあと思いました。文科系としてはテクニック的にドヘタだし理科系としては論理性がないし強みが何かよく分かりません。産業医なのに疫学的な統計学の知識もなさそうだし。若い人の心配してる場合でしょうか。●終章は気持ち悪いので見世物として一番初めに読むのもいいと思います。○○さんへという形で自分の患者に意見雑感を送っていますがなんというか全く助言になってないし自分だけが酔っているような中身のない文章です。それからこれは著者が本人に送った言葉を許可を得たうえ転用したのかただ単に自分の問答を想定してこの本だけに掲載したのかが分かりません。後者だったら非常に気持ちが悪いです。 独り相撲する前に患者の前に駆けつけろといいたくなります。

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紙の本

??

2020/10/26 22:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

産業医を勤める著者による一冊。タイトルに興味を引かれ読んでみましたが「??」という感じ。論旨が掴めません。私の理解力不足でしょうか。

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紙の本

若者を理解せよ! しかし,元気はでない…

2009/01/20 22:41

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は産業医として若者の声をすなおにきくうちに,彼らをつかう側つまり会社側も彼らを理解せず,あつかいをあやまっていることを指摘している.これまでのやりかたをおしつけるのでなく,彼らにあわせたやりかたが必要だということを示唆している.しかし,具体的なやりかたをかんがえるべきなのは産業医ではなくて職場の上司たちである.

著者は「したいこと」にこだわる若者がおおいというが,彼らに対してはその姿勢を一旦捨てよといっている.そうすることで将来はのぞみがかなう可能性もあるということだが,やはり元気がでない話ではある.

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紙の本

勝手にイメージを創りあげ、現実にぶつかって勝手に絶望する。それだけ「仮想現実」がリアルになったということか。

2007/10/14 10:37

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「幸福は絶望のうえに」の書評を載せていただいた折、この本の書評が並んでいて「また違う絶望の使われ方があるのかも」と思い、読んで見た。
 著者は産業医。「こんな上司が部下を追いつめる」などは書評での評判が良かったことで記憶にも残っている。この本も、「なぜ、ある世代の若者はすぐにやめる人が多いのか」という、「職業」「職場」の観点からの若者の分析である。「職業」「職場」には深入りできないが、現代日本人の心理を考える上で、興味を持って読ませていただいた。

 著者の言葉はとても優しく(易しく、ではない)、好感の持てる書き方である。就職氷河期と言われた就職難の時代に就職した若者が1,2年で辞めていく理由を、著者自身が職場で対峙した事例や厚労相のデータなどからまとめ上げていく。
 「目指している職業のイメージ、ビジョンがあまりにも出来上がりすぎている(p136)」というのが著者たどりついた原因・理由のようである。就職難の時代であればあるだけ、はっきりと「したいこと」を示さなければ就職もできなかったのだろう。しかし、現実の職場では「したいこと」がやらせてもらえるわけではない。そこで絶望してしまうのだ、というのは想像できる。
 「幸福は絶望の上に」では「積極的に望みを絶つ」絶望だったが、こちらは「望みを絶たれたと考える」一般的な絶望のようである。

 しかし、何時の時代でも若者は同じ状況に直面してきたのではないだろうか?ポイントはおそらく「出来上がりすぎている」にあるのだろう。昔の若者だって「思い込み」で「俺は○○になる!」などと勢い込んだりしただろう。乏しい情報で思い込んだ内容が現実にはそう単純でないとわかったらそこでなんとか現実に対処しようと努力したはずである。現代は「豊富な情報」でビジョンがリアルに創られすぎてしまう、多分。そのために現実とのギャップに直面した場合、現実に真実があることが認められず、「情報で創りあげた」自分のイメージから離れられなくなっているのではないだろうか。「現実よりもリアルな仮想現実」。先日読んだ「キャラ化するニッポン」とも話がつながってきたようだ。
 
 「どこまでも理想の世界にこだわっているか、でなければ倒れるかといったふたつの選択肢から逃れることを考えないと、いつまでたっても自分は見えてこないでしょう。(p145)」というような著者の言葉は的確なアドバイスと思える。当たり前のことにも思えるが、「絶望」しかかっている者の耳には届くかどうか。しかし、ポイントを押さえた言葉だと思う。絶望するとしても「(積極的に)望みを絶」って他の生き方を模索することだってあるかもしれない。あ、でもこれだと違う「仮想現実世界」に移動するだけかもしれないか。。。

 この本の難を言わせていただけば、少々他の本、雑誌記事の引用、抜粋が多くないか、ということである。180ページほどの本書の中で、6ページに渡る抜粋や、もっと長い内容要約紹介がある。内容に深く関連するとはいえ、もう少しなんとかならなかっただろうか。これも簡単に「コピー・ペースト」できる時代を現わしているようで興味深くはあったのだが。
 また、職場の変化を考察する章で成果主義の問題を論じているが、こんな文がある。「やや離れたところから成果主義を眺めてみれば、社会主義や共産主義と似ていることに気付く。設計図があり、それが成就すればすべてが上手く行くといったビジョンだ。(p124)」さらりと、しかも唐突に社会主義、共産主義がでて来るので、ちょっと誤解を招きそうなひっかかりを感じる。
 このように一寸気になる部分もあるが、世代、職場の問題を考える上でのポイントがかなり伝わってくる一冊ではある。

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紙の本

若者の深層心理を突いている

2007/10/01 20:24

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジャパネット・ジャパユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

30代や40代の無職男性の、社会に対する絶望感は深い。どこかの会社や組織にかろうじてもぐり込めている人は、まだいい。
そういう男性的な社会の既得権から完全にあぶれてしまい、パラサイトしていた親も年老いて、だんだんと先が見えてきた成人男性。
しかも、結婚するでなく、こどもがいるでなく、自立するでもなく、かといって何かに打ち込んでいたわけでもない。
そのような男性が勝手な論理で親を殺したり、刹那的に誰かを殺めてみたりする事件が、あとをたたない。
このまま行ったら、ただひたすら「人生をムダにした」感から逃げられない男性たちの「自暴自棄」ゆえの犯罪が目立つ気がする。
本書は、こうした社会現象にはまったく触れていない。また無職である人が増えている社会現象にも触れないと「はしがき」に書かれている。
しかし、若者特有の病理や体臭のような狂気の奥底にある闇と、「やりたいことのイメージがひとり歩きしている」現象とは、背中合わせの位置にあるのではないか? 
そのようなことを、この書を読んで感じた。
奥行きのある一冊だった。

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2007/11/19 20:23

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2007/11/21 23:46

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2010/01/11 23:36

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2010/06/19 18:01

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2010/07/03 21:38

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2010/07/23 17:29

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2011/03/27 15:38

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2009/04/08 15:19

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2011/11/02 20:57

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2011/12/21 17:34

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