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別冊図書館戦争 1 みんなのレビュー
- 有川 浩 (著), 徒花 スクモ (イラスト)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:アスキー・メディアワークス
- 発売日:2008/04/01
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紙の本
日常にあるそれぞれの戦場
2008/04/13 14:30
22人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館革命のラストシーンに至るまでの笠原郁と堂上篤を追いかけるというのがこの本の柱です。組織の一員としてではない堂上という人間は、嫉妬やら弱さやらを抱えた人間なんですよね、やはり。キャラ好きの人には一読の価値アリです。
キャラクター重視の方針らしいので、良化法関連の大事件は起こりません。しかし、作者らしい、社会に対する毒が各所にちりばめられており、飽きさせません。ネット連載されていた、「フリーター、家を買う」でも思いましたけれど、見過ごされがちな、社会的弱者というか、社会的少数派の人たちにスポットを当て、そこに感情移入させるのが上手いなあと思います。そういうところに偽善性を感じて嫌がる人もいるかもしれませんけれど、これからも書き続けてもらえると嬉しいです。
キャラ重視路線でもう少しシリーズは続くようです。ボクの希望としては、稲嶺前指令のエピソードで何か一ついただければ、と。
紙の本
甘いけどそれだけじゃない
2008/04/27 22:27
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チョボ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベタ甘全開スピンアウト、郁と教官(?)の恋人期間のストーリーなだけあって、広告どおり全編甘々。
とはいっても、それだけでは終わらせない。
郁に新たな称号がついたり、大事件ではないけれど現実的な問題が起こったり…
リアルに図書館に勤めている人も悩んでいるのかなと一市民として考えさせられました。
ラストは、ほほえましく終わりましたが次は誰のどんな話が登場するのか楽しみです。
本編のエピソードが所々に出てくるので
懐かしみながら読み返そうと思います。
紙の本
言論の自由を守るための防衛という状況の中、恋愛も真剣勝負だ。
2022/05/27 10:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館戦争シリーズの後日談的別冊。
本編で結ばれた郁と堂上。日々の業務、そして大小のトラブルに立ち向かう中で、愛を育んでいく。
言論の自由を守るための防衛という状況の中、恋愛も真剣勝負だ。
巻末には小牧と毬江のショートストーリー、有川さんへの文庫本版インタビューが掲載。
有川さんの読者への思いやりが素晴らしい。男前過ぎる女性です。
紙の本
きゅんきゅん!
2019/01/22 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編とは違って恋愛メインのベタ甘!胸キュンしっぱなしで、本編に負けないくらいすごく好きな一冊です!こんな恋がしたい!!
紙の本
キュンとしました
2016/12/08 19:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄色い刀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編の図書館戦争と違って、戦闘とかシリアスなシーンとかは全然ない代わりにすっごく下手に甘々です。読みながらニヤニヤするのが止められませんでした。
紙の本
激甘
2016/11/14 13:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『図書館戦争』スピンアウト・別冊シリーズ第1弾!晴れて彼氏彼女の関係となった堂上と郁。しかし、その不器用さと経験値の低さが邪魔をして、キスから先になかなか進めない。「恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください」帯にあった通り、読んでるこっちが恥ずかしくなるくらい激甘だった。純粋培養純情乙女・茨城県産26歳、笠原郁と彼氏モード全開の堂上教官。郁の返り血のシーンは読んでて思わず笑ってしまいました。
紙の本
ベタ甘
2016/03/09 12:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館戦争本編のラストに至るまでの郁と堂上のことが描かれています。
いちゃいちゃベタ甘ですねー。前からそうですが、特にらぶらぶでした。あてられてしまいました(笑)。
本編あり気の本だと思うので先にシリーズを読みましょう。
紙の本
激甘ストーリーの頂上を極めた作品
2008/05/24 11:02
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館戦争シリーズのスピンアウト。著者の良心で、一度幕を引いた以上は良化法関係で本編以上の騒ぎを起こすのは反則、ということで登場人物を中心に別冊シリーズを書くそうだ。
それでもって、今回はどの登場人物に焦点を当てているかというと、堂上と郁の甘々カップル。なんだ、本編と変わりないじゃないか?とは思わないでもないけど、まぁ別冊の1冊目としては順当な所。個性的な登場人物と人間関係がたくさん仕込まれているから、これからも色々な物語を楽しめることを期待する。
そして、堂上と郁の物語である。「図書館革命」では、当麻亡命事件の後、時間を早送りにして2人は結婚してしまっているけれど、本書はその早送りの時間の間の出来事。つまり、愛の告白の後、結婚に至るまでの話。
もう、ベッタベッタの砂糖菓子のような甘さだ。そりゃそうだ、世のたくさんのカップルについて言っても甘~い時期。まして、堂上と郁だ、有川浩が描く「図書館戦争」シリーズだ。激甘ストーリーの頂上を極めたと言えよう。
著者も「ベタ甘が苦手な人は逃げて」と、あとがきで言っている。(あとがきで言われてもねぇ。もう読んじゃったし。)
正直に言うと、読んでいてこっちが恥ずかしかった。もちろん、面白かったし、楽しめたし、細かいエピソードも良く練られていました。だからオススメです。勧められなくても「図書館戦争」シリーズを読んだ人なら読まずにいられないでしょうけど。
でも、本編にはない恥ずかしさが漂います。恋人ができてから結婚に至るまでの女の子様子を見ているなんて、恥ずかしいことだらけで。カワイイ下着を買いに行ったり、初めてのお泊りとか....。まぁ、郁の場合はそれだって普通にはすまないんだけど。本編に比べると、本書はちょっと大人モード。小学生にはキツいかな。