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紙の本
当時の通念を覆したトーマス・クーンの「パラダイム転換」という考え方を詳細に解説していきます!
2020/03/12 09:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、科学の進歩は連続的進歩ではなく、パラダイムの転換によって起こるとする驚くべき考え方について分かりやすく解説した一冊です。私たちは、よく「パラダイム」とか「パラダイムの転換」という言葉を使いますが、実は、これはトーマス・クーンがその著書『科学革命の構造』の中で、「研究者の共同体にモデルとなる問題や解法を提供する一般的に認められた科学的業績」という意味で初めて用いた用語だと説明されています。そして、彼は、この用語によって、従来の「知の連続的進歩」という通念を完全に覆したとも述べられています。同書では、このクーンが使った「パラダイム」という用語をもとに、彼の通念破りの考え方について再考していきます。内容構成も、「第1章 <科学>殺人事件」、「第2章 科学のアイデンティティ」、「第3章 偶像破壊者クーンの登場」、「第4章 『科学革命の構造』の構造」、「第5章 パラダイム論争――<科学>殺人事件の法廷」、「第6章 パラダイム論争の行方」と、とても興味深いものとなっています。
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