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いろんな”きみ”のものがたり。
きっと、誰のそばにでも、こんな人たちがいる。
そう思わせてくれる一冊。
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友達って一体なに?
友達が多い方がいい。友達の少ない子はかわいそう。
そんな風に学生時代の私も普通に思ってたな。
毎日友達に遭って、ワーワー騒ぐ為だけに学校に通っていた私とは違い、
この本の中に出てくる子供達は常に友達関係といじめに怯えている。
幸せな事に私はいじめに遭ったりしたことは無いけれど、
今の中高生はイジメと友達関係に敏感。
みんながみんな、自分の身を守る為にピリピリとセンサーを張って、
人間関係の駆け引きに敏感に怯えている。
なんだかかわいそうだなぁという印象です。
この本に出てくる女子は自分がイジメに遭わない為に、昨日まで友達だった子を裏切ったりする。
なんか、戦場みたいでゾッとする。
友達ってなに?道具?駒?
改めて友達の定義って何?と考えてしまう一冊。
主人公の恵美ちゃんの発言が毎回全てを悟っているかのように大人びている点は気になりますが、
恵美ちゃんのせいで毎エピソードごとに泣かされます。
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悩みを相談できる友達がいなかったり、戸惑い、モヤモヤがつもって不安になり、ムカつきイライラする子どもたち。
わかって欲しいのにわかってくれないもどかしさをとてもうまく表現していると思います。
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主人公恵美とその周りの友達を取り上げて物語を構成していく話。
足が不自由になってからの恵美の一貫した人付き合いに対する考え方が、多感な時期をむかえた少年・少女の心に与える影響と、
恵美自身にとっても一人の友達との間で育むかけがえのない友情を描き出した物語。
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すごく良かったです。短編の一つ一つの話が繋がっているから、感情移入がしやすい。
色んな性格の子の話しが書いてあって、あぁ、私は子のこと似た性格・・・。こんな悩みあったって共感できる部分もたくさんあって。
花いちもんめが特に好きかな。
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うつむいてから顔を上げると
結構笑顔になれるもんだよ
案外そのとおり。元気をもらえるいい本でした。
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中1、中2くらいのときに本屋で立ち読みして、でもその時は買う時間がなくて、ずっと読みたかった本です。それでそれから半年、一年くらい後でたまたま図書館で見つけて借りました。
すごく印象深く残っていたので。
友情とか友達とかそこらを描いているような本です。中、高生にお勧めです。
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足の不自由な恵美ちゃんといつも一緒にいる病気がちな由美ちゃん、そして恵美ちゃんの弟のブンを中心とした友だちの関係の物語。思春期の頃を思い出す、懐かしさが入り混じった気持ちになりました。「友だち」とは何か?「友だち」の本当の意味をさがす長編作。とても素敵な物語です。
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学生時代に読んでおきたった作品だと思った。
友達の定義なんて人それぞれだけど、自分にとって大切だと思う友達は必ず大事にしなければいけない。
そして大事にするやり方もまた、人それぞれ…。
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交通事故で足が不自由になってしまった少女恵美を中心に
小学校・中学校の中の様々な「ともだち」模様が描かれている。
読みながら、自分の学生時代を思い返して
こんな子いたなぁ、とか自分はこの子に似たタイプだったかも、とか
懐かしく感じるのと同時に、「ともだち」について深く考えさせられる。
恵美が言う「いなくなっても一生忘れない友達が一人いればいい」
「一緒にいなくても平気なのが友達」という言葉は胸に響きました。
というか、全編通して色々なことが響きっぱなしでした。
重松清さんが思春期の複雑な心情を、ここまで描けることに
本当に感心してしまいます。
ただ感動するだけじゃない。泣けるだけじゃない。
こういう読後もずっと何かを心に残してくれるような本が
名作というものなのだと思います。
この本は名作です。
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-あのね、うつむいてから顔をあげるでしょ、その瞬間って、けっこう、笑顔になってるの-
子どもたちの友情を描いた短編形式なので、とても読みやすい。最初はふーんという感じで流れますが、最後まで読んでください。友だちってなんだろう、愛ってなんだろう、と子供の心でもう一度自分を見つめることができます。
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友だちってなんだろう?
つい考えてしまいました。
読み終わった後は自然に涙が。
もこもこ雲を探しているんですが、
いつかみつかるといいなあ。
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新潮文庫のランキングにつられて買ってしまった。。
松葉杖の女の子、恵美の
周りの人間関係を「小説の中の誰か」が描く短編集。
描写が丁寧で、心の中までありありと
伝わってきた。ラストシーンが結構素敵。
「こども」は素直で残酷。
こどもの人間関係ほど窮屈で
大変なものはないんじゃないかなーと思った。
きっと、読めば人間理解が進むと思う。
心がきめ細やかになりそうな感じ。
ランキングにつられてよかった(・ω・)
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きっとだれもが「きみ」になったことがあると思う!
わかる、わかると言いたくなる。
人生は本当に成長していってこそだと思う。
わかってくれる人を少なくていいから持ちたいと思う!!
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小中学生の時のことを思い出して読んだら、すごく共感できました。
短編だから読みやすいです。
微妙な友情を書くのがうまいなって思いました。