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街道をゆく 新装版 10 羽州街道、佐渡のみち みんなのレビュー

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.9

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電子書籍

何故景勝の方を好むのか

2023/06/30 02:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の手掛けた「街道物」の第十作です。

本書での訪問地は米沢や佐渡。

佐渡で「小比叡事件」を起こした
辻藤左衛門のことを知ったのは、
この本で、でした。

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紙の本

興味深い

2022/06/10 17:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

山形と佐渡の2部構成で主に戦国時代から江戸時代の歴史を通した紀行文。山形は主に上杉謙信以降の上杉家の苦渋を描いている。特に関ヶ原の敗戦以降、上杉景勝が直江兼続へ責任を問うことなくむしろ重んじていたことや、軍神謙信の墓を会津と米沢と2度改葬したことなど印象深い。一方佐渡は、暖流の影響で暖かく農産物が豊富に採れることや、金の産出で秀吉、家康と当時の政権が鉱山を直接押さえていたが、鉱夫の労働条件は過酷だったことが記憶に残る。人足が足りないため江戸に出できた無宿人、これは村社会で不良少年だったりして追い出された無国籍者が該当するようだが、それも猛々しい者だと佐渡奉行が管理しきれないのでおとなしい者を送って強制労働させていた。過酷な労働のため3年で亡くなるケースが後を絶たないという奴隷のような扱いを受けていたようで、佐渡の悲しい歴史を江戸時代に作っていたことを思うとそこにはまだ負のエネルギーが残っているような気がする。

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紙の本

どうして景勝の方が好きなのかは

2022/05/23 04:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者による「街道物」の第十作です。
訪問地は米沢や佐渡。

佐渡で「小比叡事件」を起こした
辻藤左衛門のことは、この本で知りました。

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紙の本

羽州街道、佐渡とも深い歴史が軽やかに語られる

2016/02/08 10:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

羽州街道は、須田画伯の語る『おくのほそ道』の尿前越譚からいきなり漫才のような始まり方をするのが楽しい。画伯の博識はこのあと、立石寺から紅花談義にかけての道中にも展開されるが、著者による歴史説明が弥次喜多道中記を読むような肩の凝らないストーリーとして進んでいき、読者を飽きさせない。最上川流域の風景、芋煮や上杉景勝・直江兼続、後の上杉鷹山の人物譚などもエピソードとして登場し、現代にまで影響を与え、存続している土地の風習や建物の構造をはじめとした民俗性と絡めて考察されていくが、地図と画像でしかその土地を知らない私には大変面白く読めた。但し残念ながら、今回は「運転手さん」には余り重要な役割は与えられていない。
佐渡は私には北海道や欧州への旅路において、上空から見ることのみの土地ではあったが、海流や航路の関係から暖地性で上方の風習もよく残っているとのことで一気に身近に感じられる存在になった。地元の歴史研究家のご活躍により、文献上「粛慎」まで遡る古代日本海文化圏のエピソードや島内に点在する都の貴人の足跡などもよく研究されていることが伺え、興味深かった。圧巻だったのは、有能かつ篤実な人柄で相川町奉行にまで抜擢された辻藤左ヱ門が、無能な上に役職に胡坐をかいている悪官吏の妬み・嫉みによって讒言され、「正義」を貫いた一族や匿った僧たちとともに滅亡していく姿を描いたシーンで、現代にも通じる「私腹を肥やす悪官吏像」が悲しかった。また、最後に遠島された罪人が自由に暮らしている一方、戸籍のない「無宿人」が水替人足としてこの世の地獄を経験させられ死んでいく様子にまで触れられている。三代将軍徳川家光の頃の江戸時代の煌びやかさを支えた金の産地がここだったとすると、脳天気に日光観光をしていた自分の無智を恥じるばかりである。本編ではこのあたりの悲惨さは敢えてサラッとしか触れられていない感じがしたので、更なる知識習得に向け磯部欣三氏の『佐渡金山』を読みはじめた。

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2010/11/15 23:33

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2012/07/11 14:03

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2012/09/13 19:47

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2014/01/25 12:37

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2021/04/09 10:18

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2021/11/21 13:42

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