紙の本
そのときに自分が思いついた順番は、自分の思考過程にすぎない。
2009/05/10 17:39
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思いついた順の逆順から話し始めると、相手に伝わりやすい。
人は、まず核心からアイデアを思いついたように話す。
しかし、実は急に思いつたのでは出はなく、その背景的なことを漠然とイメージしていたのである。
ところが聞き手は、その漠然としたイメージがないところに、突然、核心を聞かされるので、チンプンカンプンとなる。
「上司は常に思いつきで物を言う」と言われるが、初めて口に出した時は、その背景は既に彼の中で自明のこととなっているのである。
説明のしかたが悪い、などと自分の頭の回転の悪さを棚に上げるが、そんな時、本書で「察する力」を養うこと必要だ。
「説明の目的は相手が行動を起こすこと」だと著者はいう。
だとすると、やはり「察する力」がキーとなる。
相手は聞く準備ができているか、背景説明がいるか、相手が聞きたいことは何か。
結論から言うか、前提条件確認から始めるか。すべては行動してもらいたい相手の感情による。気に食わなくても、何でそこまでと思っても、「目的が行動してもらうこと」にある限り、相手に合わせることは、その手段に過ぎない。
自分を主張することが目的でないのだから、本書にあるとおり
『「そのときに自分が思いついた順番」ではなく「相手が聞きやすい順番」』で話すことがコツだ。
キーは「時間軸」。目的とスタートラインを見比べながら、何からどのように理解を求めればよいか。これはもう戦術というより、戦略のレベルであることに気づかされた。
紙の本
説明能力の重要性を知る
2016/10/04 23:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書により説明能力の重要性を認識させられた。
そもそもなぜ説明するのか?
それは何らかのお願いを通すため。相手に行動を起こさせる
ため。
相手が何を説明して欲しいのかを察することも大事。
説明がどこまで理解されているかを知ることも大事
自分は目の前の人間に何をお願いしようとしているのか
意識することも大事。
説明することをここまで徹底した本書は、良書である。
これこそ私が本当に説明したいこと。
紙の本
説明って難しいな・・・
2018/08/17 17:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
説明の基本構成は、
1.相手に心の準備をさせる。
2.客観的な「出来事」を伝える。
3.自分の「解釈」を入れる。
4.「お願い」をする。
頭のいいメールとは、
リマインド言葉、現在地、方向性の「簡潔なパターン」であること。
信頼される人とは、
気配りでき、スケジュールを把握して、話題を提供する人。
日頃やり過ごしている中に、そのコツがある!
投稿元:
レビューを見る
論理的に説明するのが苦手な私にぴったりの一冊。
・「自分が思いついた順番」でなく「相手が聞きやすい順番」で話す
・重要度の高い情報とは聞き手が「聞きたい」と思っている情報
・人間は感情の動物。人は「正論」で動くわけでなく「お願い」で動く
・まず「客観情報」(出来事)を説明し、その次に「主観」(自分の解釈)を説明する。などなど。あー自分に欠けている事ばかり。いつも主観が先にきちゃうから出来事を正確に伝えられないんだと納得。これからは気をつけて話そう。最後に一番いいヒント「説明を聞いた相手が協力したくなる」状況をいかにして作るか。
人はどんなとき「自分から協力したくなる」か?
?あなたを「応援するとき」
?あなたに「お返しをするとき」
?あなたを「利用するとき」の3つだそうだ。
応援してもらうための「本気」を見せることが大切!
うん。これだね!
投稿元:
レビューを見る
効果抜群!!
昨年春先のランキング商品ですが
まだまだ売れ続けています
展開推奨アイテム
伊丹で累計1000冊突破
投稿元:
レビューを見る
購入者:鈴木
自分の説明が下手ですが、この本を読むことによって普段の営業活動を振り返ることができました。相手に伝えることはとても難しくこれからも自分の中での課題の一つだとこの本を読んで痛感しました。
投稿元:
レビューを見る
商売柄、頭のいい説明ができるのは大変重要なので、こういう本にはすぐに飛びついてしまいます。。。ってことで、ポイントとなりそうな点をつまみ食いするべく購入。さっそく実践しております。
投稿元:
レビューを見る
相手が聞きたいことを察知する方法は、相手が言った最後の言葉に返答すること
結論で始まり結論で終わる
一つの話に結論は一つ
わかりやすく説明したいのなら、長い文章でじっくりと説明するより、短い文章を重ねたほうが良い
言い方のクセは、すなわち考え方のクセです。
人を嫌いになったら負けだ
投稿元:
レビューを見る
友人が読む予定、ということだったので、先に読んでみた。
感想は、イマイチ。
個人的な課題として、端的にわかりやすく説明できるようになること、が挙げられるが、
この本を読んだからといって特に新たなインプットはなかった。
わかっていても、実践することは難しいんだよなー。
投稿元:
レビューを見る
あっという間に読みました。
というか,読み飛ばしまくりです。なんでこんな類の本を買ったのか後悔です。
わかりやすい説明なんて,相手の立場に立ったら,あるいは自分が説明を受ける立場を想定すれば自ずとわかるはずなのに・・・。
これを買った時はたしかプレゼンの前で,相当焦ってたような・・・。
たぶん,当たり前のことを書いているだけなので,損はしないでしょうが,ちょっと考えればわかることだと思うので,考えなかった僕が馬鹿で早計でした。
投稿元:
レビューを見る
人に説明するのが下手くそだったので、
本屋で手にとって早速読んでみました。
今回知りたかったのは以下で、
全てこの本で解決することができました。
1.相手に分かりやすく説明し、
作業を確実に実行してもらうには?
以下の段取りで説明する。
?相手に心の準備をさせる(聞く姿勢を作ってもらう)
?客観的な出来事を伝える(何故やってもらいたいか)
?自分の解釈を入れる(自分はどうしたいのか)
?お願いする
最後の「お願いする」が大切で、きちんと言葉で伝えること。
また、説明の準備の際は、結論を1つにまとめること。
長々とした説明では無く、相手の立場になって、
不必要な情報をカットしたり、
相手が聞きたい順番を考えること。
2.説明を通して、相手と継続的に付き合うには?
?信頼づくりを怠らない。
・相手を気にかけて良く見ること。
・相手と継続的な接点を作り続けること。
※接点を作るためにも、自己開示を積極的に行う。
?しっかり聞いて気持ち良く理解してもらう。
・言葉を明確にする。
・語尾をはっきりさせる。
・逆接語を使わない。
・語尾の部分でこそ、相手の目を見る。
3.時間の無い人に説明し、回答をもらうには?
1分程度で説明し、その場では回答をもらわない。
後でポイント・メールを送付し、メールに対してレスをもらう。
ポイント・メールは、リマインド→現状→方向性と
時間の流れに沿って書くと分かりやすい。
あとは、これを実践して、
経験を積むだけです。
投稿元:
レビューを見る
■本の内容・特徴
説明能力は仕事の能力であり、信頼される人であるかどうかも解る。
「説明の目的」をハッキリさせ、「相手への気遣い」のできる説明、これが頭のいい説明であり、仕事のできる人・信頼される人である。
■目的
「相手への気遣い」のできる説明の仕方を学ぶ。
■感想
(参考になった部分)
・「自分は目の前の相手に、何をお願いしようとしているのか」を明確にすると趣旨が伝わりやすい。
・「重要度の高い情報」が、まさに「聞き手が聞きたいと思っている情報」である。
・長い説明は聞き手の注意力を損なうだけ、重要度の低い背景情報をカットする。
・「でも、だけど」という逆説語は相手に不要な違和感を与えるだけ。逆説語は使わずに、接続語で説明する。
・物事には因果関係があるが、「ネガティブな感情や、謙遜や、言い訳の気持ちを捨てれば、ほとんどの事柄は接続語で繋ぐことができる。
・成功する人は、相手がどう思っているのかを一切無視して、「相手の事をまず好きになる」ことを意識している。
・人を嫌いになったら負け。他人を苦手だと思うことは、自分にとっての不利に繋がる。
投稿元:
レビューを見る
わかりやすかったけど、
割と当たり前のことを説明していたような気がする。
まぁ、その当たり前のことを当たり前に実行するのが一番難しいんだけどね。
以下、メモ書き
・結論から。
・短い。
・箇条書き。
・いい人間関係。
・本気を伝える→信頼される。
投稿元:
レビューを見る
人は「自分のことを好きだという人」を嫌いになれない。
どの書店でも目立つ所に置いてある本なので
みた事ある人は多いと思う。
投稿元:
レビューを見る
すぐできる!
分かりやすい!
実践しやすい!
読みやすい!
説明するのが嫌いだ
お前の説明は分かりにくい
プレゼンで何をしゃべったらいいか分からない
自分の頭の中が整理できない
コミュニケーションに困っている
ビジネスマン初心者
などなどオススメしたいです。