紙の本
悪事は 悪事により 浄化される
2023/09/30 22:28
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投稿者:伊達直人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原口元子 銀座のクラブの ママとなるも
もっと大きな クラブを 構えるため
またも 第二 第三の 黒革の手帳を
手に入れる だが そこに 落とし穴が
元子に 恨みを 持つ人間に より
ルダンを 獲得するに乗じて
周りの人間が みんな 敵になる
清張自身 よく こんな 計画を 思いつくと思う
横領で 獲た クラブは 破滅し ルダン 獲得計画を
逆手に取られ 遠大な 陰謀が張り巡らされる
紙の本
みるみる転落していく
2021/03/20 20:58
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻は男性たちを手玉に取り、登りつめていく様が爽快だったのだが、下巻はみるみる転落していく。
欲張るのは程々に…というところだが、どうせ騙されている方も悪い人間なのだから、このまま最後まで突っ走って、幸せを掴んで欲しかった。
身から出た錆とは言え、残念なラストだった。
紙の本
ああ転落の我が人生
2001/12/21 00:37
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投稿者:りさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間って自分一人で生きていけると思ったら大間違いです。下巻は上り詰めそうになった階段を踏み外した銀座のママの顛末が書かれています。
ジェットコースターに乗ったことある人ならわかると思います。最初に上るときってすごくゆっくりで時間がかかるんですよね。頂点に行って、そこから落ちていく。落ちていくときってあっと言う間。もちろんジェットコースターは落ちるときが楽しい乗り物ですが、転落の人生は全然楽しくない。しかも落ちているのを最初に気がついてなかったりして…。
人をだます人生は、いつのまにかだまされているものです。操っているつもりが、実は自分だけが操られている。
読み終わったときに、松本清張の筆力を感じる上下巻です。作者が亡くなっても作品はいつまでも生きています。退屈な人生に飽きたときに読んでみてください。
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平凡な銀行のOLが一億二千万円を横領し、銀座に一軒の店を持った。
店の名は カルネ。
女の野望が渦巻くこの街で、次に彼女が狙うものは。。。
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世の中そんなにうまくいくわけがない。それを忘れた銀座のママ・元子。彼女が最後に感じる恐怖を思うと‥‥。でもあのラストはちょっと釈然としません。ドラマではまた違ったラストを見せてくれること期待しています。
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本屋さんで見かけて、おもしろそうだから購入。
米倉さんの帯にひかれたのかも…。
初松本清張です!
ドラマも始まるので、内容は書かないことにします。
簡単にいうと、夜社会のおはなし。
欲望がうずまくおはなし。
そういう世界だからゆえなのか、
とにかくおもしろい{びっくり}
読む価値ありだと思います。
この本のジャンルはサスペンスなんですね。
なるほど。
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ドラマの結末は原作と違うといいなぁ。いつも主役に同情してしまうので悪いやつでも逃がしてやりたくなります。
「火曜サスペンスドラマ」は必ずパトカーがラストに来るから見たくない。?
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先が気になって気になって、一気に読んだけど、なんてつまんない終わり方!!ドラマは違う展開をみせてくれるといいなぁ。
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意外にも駆け引きはあっさりしていて、ドラマの方がハラハラしたかも。ラストは流石ミステリー作家といった締め方。
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女を武器に騙したつもりが罠にはめられた・・・っていう展開がハラハラどきどきさせられます!やっぱり一気に読める一冊。
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上巻を一気に読み終えて下巻へ、だんだん先が読めてきて最後にあぁ〜〜やっぱりか・・・。と思ってしまったので残念。
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夜の銀座という特異な世界を描き出した作品。 ストーリーも面白くてドンドン読んでしまう。 ドラマ化されたけど小説のほうは もっと突き放した視点で「銀座という世界を描く」というムード。ラストも衝撃的で その突き放しっぷりに 最初にまったく無関係な登場人物の視点で始まっていることを思い出す。 その技法も美しく論理的。
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すごい。
上巻を読んでたときは、つまらないのでもう読むのをやめようかなっと思っていたのですが。
上巻の最後から下巻までは一日もかからず読めてしまいました。
とくに、下巻の残り半分からのどんでん返し!!
このひとはやっぱすごい!!
残り半分のための布石がとっても長かったのに、それを読み返さなくてもわかるように書いてあるところもすんなり読めるみそであった。
ひさびさにすんなり読めました。
すごいぞ松本清張!!!
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(*ネタバレの可能性があるので、未読の方は飛ばしてください)
下巻。やばいです。
どんどんいやーな雰囲気になってきたなーと思ったら、やっぱり……。
ラスト三行、怖すぎ!
松本清張もやっぱり男の人なんだよなーって、思いました。
しかも、なんていうか、人間嫌いだったのかなーなんて。
これが社会派なんだろうけど、でもあまりに読後感が悪かったので、しばらくはこういうの、読みたくないです(笑)
それでもこの世界に引き込まれたのは確実なので、また松本作品を読んでみようとは思っています。
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ドラマとラストが全然違うのがまた面白い。野ブタ。同様原作の方が残酷でリアルな終わり方でびっくりすっきりする。