紙の本
まさに王道。
2016/01/31 19:33
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投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人によっては「下流の人間には役に立たない」などと言うかもしれない。しかし私は手取りの7割を貯金できてる自分のお金の取り扱い方とぴったりだと感じた。
とはいえ自分は車が嫌いで持ってないので自動車保険にも入ってないし生命保険にも入っていない。違いはそれくらいだろうか。
イギリス紳士の金の取り扱い方にも通じる作法を語った名作だと思う。
まだまだ愛用している。
紙の本
面白い。
2021/08/23 16:10
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
林望さんに「節約」を語らせると何となくエレガントで楽しそう。節約はなんでもけちけちすることではなく、お金をはじめとして、自分の手持ちの物を把握してうまく活かすことなんだなぁ...とそんな風な学びのある一冊でした。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
節約というと暗くなりがちですが、楽しみながらやっていけそうで、興味深く読むことができました。家計簿不要など、役立ちそうです。
紙の本
得たのは「何ごとも徹底すること」(だけ)かな
2011/07/16 08:13
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投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさに節電時代に必要な本!と思って読み始めた(書かれたのは2009年ですので「便乗本」ではありません)。カードやポイントの有効活用などの実際の節約術もあるけれども、祝儀を出さない、とか、飲み会は行かない、とか車は新古車を買う、とか、どちらかといえば、著者の「生き方」を書いてあるのが主流。読み進むうちに、タイトルからイメージするもの=節約テクニック=から少々方向変換します。
...というよりも、著者の個性的なライフスタイル、として読まない限りは、ネガティブなイメージを持ちかねません。飲み会は断る、結婚式の祝儀は出さない、毎日4キロ歩く(これは「健康」であることが何事にも基本になるという意味から)等々、著者が徹底されていることが連ねられているのですが、「プレゼントをもらうと返さなければいけないから、だったらもらわなければいい」とかいうこだわりだったり、「新幹線よりも車のほうが安上がり」という趣味による選択であったり(車がお好きのようです)、それを真似してみようっ、なんてものはひとつもないし、それを探しに読んでいたら不快な読後感になるでしょう。だって、そこにあるのは1個人の趣味の世界であったり、生き方、考え方だけ、ですから。
「飲み会の誘いは断る。それで月数万の節約になる」というのは、そりゃそうかもしれないけれど。「断り続けていれば、そのうち誘われなくなる」う~ん、大学のセンセの間ではそれでいいのかもしれないけど、確かに飲み会参加費はかかるけれどそこから広がる「可能性」をシャットダウンするのもどうかな。古臭いし、杓子定規かもしれませんが、飲み会に一切来ない人に対して、その人個人への関心は持てません(仕事上は別ですが)。
とか、そんなことばかりです。煙草が相当お嫌いなようで、その部分は(本なのに)激情しているのがわかるような文章だったり、「カードでマイレージ貯めてます!海外往復できるほど貯まってます」って、どれだけ買い物してんだよっ、だったり、電車vs車の料金比較で、電車の場合には弁当代をいれちゃったり(車好きですから、車のほうが安い、という結論ありき)。そこはもう「節約」の世界でもなんでもないし、ましてや「王道」でもありません。正直、タイトルのことは忘れてましたね、読み終わるまで。
あくまでも「エンタメ」系の本としては読めます。節約は身の丈を持って。無理して節約しても苦しんでそんなことをしてもあまり意味がないと思いますね。何ごとも「余裕」があると、新しい知恵が生まれてきたりするものです。そして「無駄」にも意味があるんだよね。「無駄」は全部なくせばいい、というものではない。論理だてていえることではないと思いますが、余裕と無駄あってこそ、豊かな人生だと思いますね。
【ことば】世の中の人たちは...好きなだけ食べて、たばこを...吸って、夜中まで飲み歩く。そんなことをやっている間に、死神は着実に...近づいているのです。
確かにそうですね。でももしかしたら「幸運の女神」も近づいているのかもしれません。そういう場にいなければ出会えない女神もいるんではないだろうか。
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10年ぶりくらいにこの人の文章を読みました。
うん、変わってない。さっくり立ち読みできる文章です。
本は借りてもいいけど気に入ったなら買っておけ、
小学校は公立へ、大学生にアルバイトさせるな、
献立を考えずにスーパーにいき、冷蔵庫の中身をみて料理せよ。
海外旅行は2週間以上、ユニクロとテーラーを愛する、etc
言ってる事、やってることがうちの両親の方針にかなり似通ってて
びっくりしました。
そんな親に育てられたムスメなので頷くこと度々。
ブランド物を有難がらないとことか、ほしがった場合の説得方法、お小遣いの方針とか実際良く耳にしたことが出てきました。
イギリス好きな人ってクラシックですこし奇人な人が多い気がする。偏見か?
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イギリスジェントルマンのような林さん、
生活も英国風な感じがします。
節約なのか、と思いながら、おおむねこの方の生活と同様の生活をしております。
家計簿はつけてません。生活費、住居費、など大まかに通帳管理です。小銭は持ちません。ぶたさん貯金です。
スーパーも、旬で安いものを買い、はしごをすることは無いです。
月に2〜3度、大量に食料を買って、冷蔵庫いっぱいにして、それを使い切る。必要なものを必要なだけ買って使い切る。
けれど、それが節約なのか?という疑問が。
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読書人のための総合サイト「本のある時間」にオープニング・メッセージを寄せて下さった林望さんの著作です。http://www.timewithbooks.com/
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作家・書誌学者の林望が、自身が実行している節約の方法を紹介しながら、「節約」に対する新しい見方を提示している本です。「節約は引き算ではなく、足し算である」という持論に則り、節約しながら毎日を楽しむ様々なアイディアが紹介されています。かなり徹底された節約なので、全てを実践するのは難しいですが、「なるほど」と思う部分も多々あるので、上手く取り入れていきたいと思いました。自分にとって何が「価値」のあるものなのか、この本を読んだことで一度じっくり考えることができました。日々の小さな節約だけでなく、住居・教育・旅行など、大きな出費が出る場面での工夫にも言及しているので、是非参考にしてみて下さい。
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60歳になったリンボウ先生の処世訓~[節約は楽しい]節約は足し算である[食]節約食とはすんわち健康食である[お金の管理]万札は崩さない[交際費]虚礼に金を費やすな[衣服と車]見栄ほど醜いものはない[旅行,趣味]金はなくとも余暇は楽しめる[教育]人生最大の投資と捉えよ[住まい]自分の軸を揺るがすな[節約と人生]節約を趣味とせず,自己投資を目的に,病気にならないことがなにより[直視せよ!]悪しきは廃するに躊躇せず,宜しく改むるに逡巡せず~彼にとっての北極星は源氏物語の完訳。仕事には全力投球し,多少の脇目を使っても立ち止まって見上げると北極星がある。還暦を迎えて最終目標が見えてきたらしい。同い年の奥さんと小金井市に住んでいて,どこにいても毎日45分のウォーキングを欠かさず,地下には災害に備えて万全の準備,たばこはやめ,酒はもともと飲まず,身の丈にあった消費を行い,二人の子には在学中のアルバイトを認めなかった。・・・なんだか,面白くない人だなあ。スーパーには虚心坦懐に出掛けて,食材で満杯になった冷蔵庫が空になるまで使い切る。飲み会は参加しないことを全方位に発信。海軍軍人の祖父を見て育ち,慶應を卒業後,慶應女子高に勤務。専門は書誌学(よく判らない学問)と国文学。ケンブリッジに客員で行っていたのは何故だろう。東京芸術大学では助教授までなった。今は著作業の傍ら,声楽に多大な興味を持って臨んでいる。日本エッセイスト・クラブ賞を受賞して,大学から身を引いたのだろうか。大して調べる気にもならないが,親がつけてくれた名前で得している気がちょっとする
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「節約」という旬のワードを書名に使っているが、単なる節約本とは違います。
リンボウ先生がおっしゃる「節約」とは「無駄なものにお金を使わない」という生き方のことだったのねー。
「シンプル族の反乱」と並行して読んでいたから、リンボウ先生もじつはシンプル族なんじゃないかと思った。
それと、たばこは止めよう。やめられなかったら病院に行こう。
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これはwwwと思いながら読むのは大いにアリですな。
喫煙に関してかなりラジカル。ハヤシ先生乗ってきましたねえ!って様子がうかがえます。
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「金をおろすなら、3万4千円に限る。」
という帯の謳い文句に惹かれ、立ち読みして購入。
へそまがり節約論、と書いてあるが確かにそんな感じ。
まずまず面白かった。
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小手先の節約手法というわけでもありません。
「現金をおろすときは3万4千円」
という目次が気になり、迷いながらも気になって購入。
想像していたのとは、ちょっと違いましたが。
3万円は崩さないようにして、端数の4千円をつける。なるほど。
節約という点では、自分にはまねできないことが多いとの印象でした。
ただ、お金の使い方を考えるという意味では、参考になります。
そういう意味で、共感できる部分は多々ありです。
真っ先に実践したのは、食べ過ぎた次の日のお昼は、蕎麦一杯にしたことでした。(続くかな。。。)
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「お金をおろすなら3万4千円」というフレーズに興味をひかれて買ってみたが、著者のこだわりが本当にへそまがってて、ちょっとうんざり。途中で読む気が失せて投げ出してたのを、今、ざっと読んだ。この人にとってのこだわりなんだと思う。正直、世代が違うんでしょう、という感じだった。
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いいですね.リンボウ先生の価値観,好きです.
・ユニクロでいい
・車でどこでもいく
・骨董屋で土産を買う
・地元の店に入る
・繰り上げ返済する
・プレゼントはしない
・和室はいらない
・自分の北極星を持つ