畠中さんらしいほのぼのとしたお人柄伝わってくる楽しいエッセイ集
2010/01/21 07:24
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nyanco - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけの畠中さんの初エッセイ本。
この、ファンには堪らない魅力的なタイトル。
おまけに本を開くと、このタイトルの脇に『一回たのんでみたいと、夢みている、畠中です。』と添え書きがある。
掴みはOK!
最初の『本の道に足を踏み入れたるあらまあ』の章が最も面白かった。
『読む』のは、書き手が建てた『本』という家を本を訪問する行為で、そこへ行きつくための道が『書店』という例えが面白い。
訪ねれば喜んでドアを開け、もてなしてくれる家もあれば、「我は理解されない」とぼやく家もあり。
家の周辺にには引き付けるためのプラカード有り…、これは帯や装丁か?
外つ国生まれのものは『ホンヤクシャ』なる通辞に来てもらっていたり…
どの家に入るべきかさんざん悩み、やっと訪問すると『シュジンコウ』がもてなしてくれる…
この畠中さんらしい表現がとても楽しい。
いつも通りに柴田ゆうさんが描く家鳴たちのイラストが可愛い。
ファンから届いた手作りの人形たちがラストページを飾っていました。
畠中さんのファンを大切に思う気持ちが伝わる〆でした。
あちらこちらに書かれたエッセイを集めたものなので、やや散漫な感じもあったが作者の人柄や暮らしぶりの解るエッセイを読むことは、作品を更に味わうために楽しいことです。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
お世辞にもあまり面白いとは言えないエッセイ集。
語り口がまだるっこしくてちょっとイライラ。
もってまわった語り口で原稿用紙を埋めているのかと思うほどでした。
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もともとエッセーは余り好きではない上に、あちこちで書かれたエッセーの寄せ集めのため、余計に個人的にはダメだった
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内容(「BOOK」データベースより)
戯作者の日々、是好日なり!人生初のエッセイ、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞“受賞の言葉”。愛する本や映画、音楽のこと。お江戸散歩に中国爆食珍道中。修業時代の苦労話、亡き師匠の思い出、創作秘話。あっと驚く意外な趣味。さらに、ここでしか読めないスペシャル書き下ろし随筆を5編収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
畠中 恵
高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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畠中さんの初エッセイ集。
独特の語り口が軽妙で味がある。
序章の『本の道』話が面白かった。
【図書館・初読・1/14読了】
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エッセイ書き下ろしではなく、以前の寄せ集め。まったく面白みがなく、しゃばけ以外はいまいちが確定しそう。残念(泣)
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畠中さんのエッセイ。
本選びがあまり上手くない私にとって、今後読んでみたい本も沢山出て来ました。
本が読むことが書く事が大好きな方なんだろうな〜
なんとなくホンワカしました。
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しゃばけシリーズ作者
畠中恵さんのエッセイ集
しゃばけの裏話
書評
旅の記録
日々つれづれ
江戸口調で
味わいのある畠中さんの日常
「妖」の世界の不思議・・・
日常の不思議に
名をつけたものが「妖」らしい
日常で妖を意識することって
あまりないし
信じてもない
でも子どもの頃は
まっくろくろすけが
見えるような気がしたり
ミシって音がすると
天井裏に何かがいるような
そんな気がしたかもしれない
そもそも
この世の中
見えていると思っているのは
それぞれの
脳が作り出している世界だし
「妖」だって
いると思えばいるのかもしれない
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エッセイは小説ほど面白くないようです。
2013年9月19日再読。
内容をすっかり忘れていたけど、やっぱり期待外れ。
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著者の柔らかで温かな文体はそのままに、日々の思いや贔屓にしている小説・そして舌鼓を打った食べ物を綴ったエッセイ集。
出来立ての大福みたいなエッセイ集だなぁと思いますた。弾力があって、舌触りも良く、なによりも餡子は文章毎に違った趣向をみせる。うまいうまい。
てか食べ物おいしそうううううう!!!!
家鳴が可愛い過ぎて死んだ。(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
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エッセイかぁー><エッセイはあんまし好みではないんだな。。作品に惚れ込むのと、その作り出したモトの人物を知りたくなるのは、別ベクトルだと思うんだが。てっきりしゃばけの新シリーズかと思って喜んで借りてきちゃった。うーん。。。畠中さんて、年下の若い女性を思い浮かべてた。遅いデビューの作家さんなんですね。おもっきし年上だな。。物書きのプロがオススメする本なんかはちょっと興味深かったからおもわずメモったけれども。都筑さんという方のお弟子といってもいい出所なんですね。だとすると作風似てるのかなあ。ぜひ図書館で探してみよう。エッセイ後半はなんか、自分を畠屋と呼び、今様お江戸(=東京?)に鳴家たちと暮らす日常のヒトコマは、なんかフシギちゃんな空気だったけれども、素晴らしい世界感を生み出した作者のイメージとして全うしただけのことなのかもしらん。しゃばけシリーズは私もすっかり大ファンの期待大の世界。ぜひぜひ長く永く、物語を紡いでいってほしいものです。
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慣れない?エッセイに工夫しなければと苦心しているようではありますが、やはり文章を書くのが楽しそう。
尊敬している作家のことを読むのは心地いいものですね。
漫画家だったんですね、そういえば。どんな作風だったのかしら。
都築道夫の教室で7年も修行したとは。
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難しいことは書いてないので、気軽に読めるのがいいです。
「へ~こんな本があるんだ、今度読んでみよ」とか「こんな風に毎日が過ごせたら楽しいんだろうなぁ…ww」とか
ニコニコしながら読み進められましたww
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エッセイ集。本の話、食べ物の話、妖の話ともりだくさん。この方の作品を読んでいる人はもちろんだけれど、読んでいなくても楽しめそうです。
本を家と道にたとえた話に、とても共感しました。ああ、そうだよね、そんな感じ。とても大好きな光景です。本当にこの道は、限りなくどこまでも続くのでしょうね。
中国の食の話も楽しいです。行ってみたいなあ……あんなに食べ切れる気はしませんが(笑)。
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大好きな作家さんのエッセイ。
デビューまでの長い道のりや、甘味の話をほくほくしながら読みました。
なぜだかこの人は、とてもスローな生活を送ってるんじゃないかなとか思わされました。勿論お仕事はとても忙しいのでしょうけど。
全体の雰囲気がとてもゆったりしていたせいかもしれません。