投稿元:
レビューを見る
1とは雰囲気が少し異なっている。どちらも好き。
人間の弱さ。焦る気持ち。コミュニケーションの暖かさ。そんなものがぎゅっと詰め込まれているのが2じゃないかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
おばあちゃんの最後のメール、涙が出ました。。。
雫石を思う気持ち、みんなが同じように持っている。。。
男でも女でもなく、人間としての愛の物語。。。
不安も悩みも孤独もみんな、意味があったんだ。。。
そこから救ってくれたのは、みんなの愛と、それを感じる雫石自身の心。
投稿元:
レビューを見る
アンドロメダ・ハイツよりは大きな事件もなく、全体的に穏やか。雫石の心の葛藤が興味深かったです。楓好きな私としては、少し物足りなかったかな・・・。
相変わらずよしもとさんを読むと妙なノルスタジーにひたっちゃってせつなくなる。
投稿元:
レビューを見る
伝えたいところが見えてきたような気がするものの、状況設定にどうも共感できないため、ストンと収まらない。
投稿元:
レビューを見る
両親世代からぽつりぽつり明かされる、大切な忠告をよむこころもち。
人生を、生きる上での呼吸みたいな。
まだわからない箇所はたくさんあるけど、頭の隅に置いとく。最悪になるまえに、思い返せたらいいけど。
投稿元:
レビューを見る
薄い一冊の中に、たくさんのことがつまってた。ばななさんが伝えたいことがすごい強い作品だった気がする。そのためのストーリーみたいな。
投稿元:
レビューを見る
『思わぬトラブルに巻き込まれ、火事によって住まいを失くした雫石は、占い師・楓の留守宅に住み込み、働き始める。しかし、退屈も人の権利と言いたげな都会暮らしに慣れるにつれ、山で身につけた力は鈍るばかり。心は不安にふるえる。一方、離婚した真一郎は、あらためて雫石に寄り添い、再出発の途を探るのだった。懐かしい魂の輝きはどこにあるのだろう。『王国』第2部。』
投稿元:
レビューを見る
好きだ~。文章を読むというより、その雰囲気・空気・心を感じて
自分もその空間の近くにいるような気持ちになる。
『人間』の話なのに、果てしない広い宇宙・自然を感じる。癒されます。
投稿元:
レビューを見る
TVの話が、すごくよく分かった。自分も、もっと、色々なことをがさつにせずに、丁寧に生きていきたいと思えました。どんなものでも魔法になるというのも、本当にそうだ。そう思うけれど、なかなか自分をしゃんと保つのが難しい今に、この本に出会えてたぶんわたしも救われています。3巻も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
雫石が新しい世界に戸惑っている自分に気づき、それでも自分を取り戻し、新しい世界に馴染みつつある自分にも気付き、人との繋がりを感じていくところは力強い。
雑に開けてしまったテレビの話は納得。もっと日々の生活、丁寧に送らなければと思った。
投稿元:
レビューを見る
王国シリーズ第二作目。
日々、追われるように過ぎていく時間を、見つめ直そうと思えた。
押し付けでもなく義務でもなく、自然にしたくなる。そういう力のある物語。
投稿元:
レビューを見る
ありのままを受け入れて、物事を否定するわけでなく、でも、ちゃんと自分を持っている。読んでいると優しい気持ちになれる本。
ところどころに出てくるおばあちゃんの言葉がすごい。
投稿元:
レビューを見る
こういう恋愛って素敵だな。
"ふたりのあいだで恋愛という植物を育てているような気がした。こっちが伸びたらあっちをちょっと切って、雨が続けば晴れたときよけいに陽にあてて、どちらかが水をやり忘れたら、もう一方がしばらくまめに水やりをして、お互いに力を出し合って、ちょっとずつ、大きく育てていく…。"
投稿元:
レビューを見る
130223*読了
ばななさんの小説はするすると読める。
その間に心の中には大切なものがどんどんつもっていく。
投稿元:
レビューを見る
山ではどんな小さなものも必ず何か仕事を持って生まれてきていた。
そしてものすごく複雑な仕組みで補い合って生きていた。
川の流れをせきとめたり少し変えただけで
山は致命的に変化した。
恋愛とか病気の治癒と同じで
ものごとは正しい時間をかけて
順当な道をたどって変えていかなくては絶対に収まるところに落ち着くことはない。