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あえて村上春樹訳ではなく正統訳を読んでみる。内容は、まあ面白かったけど、そんなめちゃくちゃ感動するほどでもなく。
名作とは思うけど・・・。
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「もしそうならば、すでに彼は、住みなれた温かい世界を失ったような気がしていたにちがいない。高い代価を払いながら、唯一の夢を抱いてあまりに長く生きすぎたと感じていたにちがいない。」
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かつて映画では「華麗なるギャッツビー」だった。初めて読んだときもこの題名だった。どうして「グレート」なんて陳腐な形容詞を付けたのだろう。
あまりにもアメリカ的な価値観や精神構造、そして社会的な背景の中で、ギャッツビーの精神や人生ストーリーを語るには、貧しすぎる。この題名には断固として反対だ。
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『ノルウェイの森』の主人公が読んでる本。村上春樹が最も影響を受けた3小説の中のひとつらしい。私にはわからなかった。28-1.
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村上春樹訳を読んでみて、評判に反して
それほどでもないと思い、野崎氏の翻訳でも
読んでみた。正直、村上春樹訳よりは自分には
わかりやすく、雰囲気がうまく捉えられたが、
話自体、それほど面白いとは思わない。
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はっきりいって読みにくい翻訳。
でもその読みにくさに耐えるだけの価値はある。
冒頭とラストが特に好き。
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サリンジャーのライ麦ん中でホールデンの兄のDBが薦めてたので読んでみた。
でも一回目は挫折。
数年経ってやっとで読んだ。
DBがあそこまで推す意味がよく分からない。
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村上春樹に影響されて読んだ一冊。あまり集中して読まなかったせいか、印象が薄い。時間があれば原文で読んでみようと思う。
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フィッツジェラルドの有名小説。ノルウェイの森(村上春樹著)の中で出てきたので気になって読んでみた。主人公ニックのスノッブな視点を通してみたギャツビーという男の一夏の栄華と衰退。失った愛を取り戻そうともがく男の物語は儚くて美しかった。
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ノルウェイの主人公が一番好きだという本。ただ僕は何回チャレンジしても30Pぐらいまでしか進められなかった。何か、全くもって読めん。
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アメリカ文学の代表作のひとつ。今更僕が語るまでもない有名な小説ですが、人間の夢や想いに対する儚さ、虚しさの表現の傑出っぷり、そこから来るだろう切ない読後感、僕は好きです。
ギャツビーの「美しい破滅」的生きかた、物事に対する病的な執念を含んだ感覚や身のこなし、話しかた…等、まさに村上春樹文学の原点を見る思いです。
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高3の時の感想文から引用。
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このギャツビーの悲劇は「アメリカンドリームの終焉の物語」として読めるだろう。この小説の舞台である1920年代のアメリカはある意味、近代史上の繁栄の一つの頂点であった。それ故に、そのきらびやかさの裏で起こる悲劇にはいっそう悲壮感が感じられる。
アメリカ文学の翻訳家でもある川本三郎はある小説の解説で、無垢は米文学の重要なテーマだという意味のことを言っていたが、このことは『グレートギャツビー』についても言える事ではないだろうか。この作品には子供が出てこないので、一見無垢とは何ら関係も無い。でも僕は、語り手であるニックが「無垢」というテーマを背負っているのではないかとふと思った。ニックは年齢的にも精神的にももう大人であるから、普通の意味で彼が無垢だとは言えない。でも中西部の人間である彼は、東部の文化や風俗に対しては無垢だったと言えるのではないだろうか。東部の文化風俗の例としては、例えば、ビュキャナン夫妻の不仲は東部の上流階級にありがちな(もしかしたらありがちではないのかもしれないが)精神的荒廃の一例だろう。そしてニックは確かにこういった殺伐とした雰囲気に敏感に反応しているように読める。
つまり、フィッツジェラルドは(意識的にしろ無意識的にしろ)無垢というテーマを年齢的なものではなく、東部と西部というアメリカが抱える隔たりに置き換えて取り入れたのではないのかという事だ。こういった置き換えは東部を「成熟(熟爛)した地域」、西部を「(ある意味で)未熟な地域」と捉えることで可能だろう。
こう考えてゆくと、この考えは結局はこの物語を「アメリカンドリームの終焉の物語として捉えるという考えにつながるし、アメリカンドリームという神話が実にいろんな物語を含んでいる事を示唆している。
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(再)授業で使い、気になり先に読破
友人達に不思議がられるも後半泣きました
「人を批判したいような気持ちが起きた場合にはだな」
「この世の中の人がみんなおまえと同じようにめぐまれているわけではないということを、ちょっと思い出してみるのだ」
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シンセミアの合間に息抜き?にはなってないけど読んでみた。
思ってたのとは少し違った。でも、きちんと話に落ちがついてくれたことにまず安心。執着愛を見せるギャツビーは正直好きでなく、なら誰か他の登場人物は好きだったのかと問われればそうでもない。
なんだかな。最後にデイズィが出てこないことが結構不満。そして結局語り手であるニックは何の役どころを与えられていたのか。語り手以上の何者でもないのか。
何行も続くような細かい細かい描写は、話の筋を追うのに問題が無い限り読み飛ばしてしまう癖を直したいなと思った。
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「華麗なるギャッツビー」の邦題のほうが、なじんでいるのですが。
1920年代という狂騒の時代と、もの狂おしさとか、ひたむきさだとか、若さだとか。上手くはいえないけれど、切ない。〈2008/08/05)