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龍は眠る 改版 みんなのレビュー

文庫 第45回日本推理作家協会賞 受賞作品

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みんなのレビュー474件

みんなの評価4.1

評価内訳

455 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ベスト作、と思う

2019/12/05 21:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近のは読んでないので断定などできないが、読んだなかではこれが良かった。超能力を持った少年と彼を見守る高坂。超能力は宮部作品ではよく出てくるテーマで、しかも少年ものである。それに印象的なのは、高坂と声を出せない障害を持った七恵という健気な女性との関係。宮部みゆきがもっとも純粋だった頃の作品。

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紙の本

おしい

2017/01/08 19:11

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

台風の中で出会った少年、彼の話す「自分の能力」は本物なのかどうか?記者の目がするどく迫る
・・・のかと思いきや、後半、話は急展開。エスパー魔美か超人ロックか。

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紙の本

自分の中の龍が目覚めるとき。

2003/07/10 06:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝比奈 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説とは架空なもの。
それでも彼女の作品を読み始めると、現実に地球上のどこかでこういうことが起こっているのかもしれないという気にさせてくれる。
1度ページをめくると、本を読むために入れたコーヒーさえも忘れてどっぷり漬かってしまう。

物語は超能力を持った2人の少年・稲村慎司織田直也とその超能力に疑問を持ち、振りまわされながらも命を救われる雑誌記者・高坂昭吾のお話である。

私が幼い頃、テレビでは超能力者がもてはやされた。
友達はこぞって「超能力者ごっこ」で遊び、私ももちろん夢中になった。
「自分には人にはない特殊な力がある」
そう空想しただけで、子供ながらにわくわくとどきどきが止まらなかった。
でも、いざ本当に自分に超能力があったら…。聞きたくもない話を
相手の肌に触れただけでわかってしまったら…。
それはとても辛いことだと思う。辛く、そして哀しい。
誰にもわからない果てしない孤独は、どうやったって癒されないでしょう。

超能力者であるが故の辛さ、哀しさ。そして、孤独。
それが2人の少年を通して痛いほど伝わってくる。題材に使われている「龍」とは「自分のなかにいる龍=底知れない力」を表している。誰もがその龍を飼っていて普段は眠っているが、ひとたび起きてしまったらコントロールなど到底
できない。力は暴れ出してしまう。
その「自分の中の龍」が目覚めてしまった少年達の行く末に涙しました。

この本を読んで、今までマスコミに取り上げられてきた超能力者と呼ばれる人達が滑稽に思えました。
本当の意味での能力者。そして、超がつく能力者ほど自分の能力に苛まれているのではないか?
そう感じます。

世界中のどこかにいるかもしれない超能力者。
現実に戻って、街ですれ違った素敵な男性に「もしかして私の心、読めてる?」と念じてしまうこと、請け合いです。

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紙の本

きみとの距離は、こんなに遠い

2001/05/29 05:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕らから少し外れたところに立っている人たちがいる。それは多くの場合、理不尽な「運命」や「生まれつき」などにより、自分たちの望まないままにそこに立たされている。
 僕らと彼らのあいだには、ほんの一歩で渡れるほどのの距離しかないのに、なぜこんなにも遠いのだろう。心の距離は、いくら手と手を触れあおうとも、近づけることは難しい。

 それでも僕らは距離をちぢめたいと思う。なぜなら、ある日、彼らの孤独を感じてしまうから。そして、孤独でありながらも強く生きている姿、周りの視線と自分自身の嘆きに押しつぶされそうになりながら、それでも前を向いて歩き続ける、その背中に気づいてしまうから。
 歩み寄ることが難しいなら、手を伸ばしてみればいい。彼らはきっと、僕らの心を読んでくれる。

 中心に高坂をめぐる事件を置きながら、宮部みゆきの関心はそこにはない。彼女が目を向けているのは、事件によって結びつけられたり絆を深めたりした人々の心の移ろい。

 人と人とがその人生のうちで交わる、その一瞬のすべてを見逃さない、宮部みゆきという作家の強さと優しさはここに表れる。そう、宮部みゆきは心を描き、これからも描き続ける人間なのだ。たぶん。

 とにかく人物配置が抜群だ。この物語にするには、どこに誰をどう置いて、こいつとの距離はどのぐらいにして、過去にどんな経験をしてきたか。そういった諸々が驚くほど精密に計算されている。もちろんキャラも立ってるから、ストーリーの駒のように感じることなんてない。
 もしかしたら計算じゃなく、人物を置いてから物語を動かしていく手法なのかもしれないが、どちらにせよスゴイ。
 いやはや、こりゃ次の作品はやく読まなくちゃな。

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紙の本

最初は読む気力が半減したけど…

2001/05/07 06:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 登場人物の少年が超常能力者(サイキック)だと知った時点で、実は魅力も読む気力も一旦は半減した。SF小説やジュニア向けの小説では超能力少年が登場しても珍しくもないし、違和感もないが、これから本格サスペンスを読むつもりだった人間にとっては、相当な違和感だと思う。どこか現実味を感じないし、「なんだ、なんでも有りの世界か」なんて読む前からげんなりとしてしまう。
 けれど読み進めるうちにどんどん作品に引き込まれてしまい、最後まで一気に読み終えてしまった。こんなに臨場感漂う作品に出会ったのは初めてと思うくらいに、その場その場の緊迫感や、登場人物の心苦しさなどがひしひしと伝わってきて、とても読み応えがあった。超能力少年に関しても、超能力を持っているからといって派手さは無く、もしも実際にそんな能力を持つ人間がいたら、きっとこんな感じなんだろうなと素直に思うことができた。
 著書が増えれば、当たりはずれ作品が出てくるのは否めないが、この作品は作者の著書の中では間違いなく当たり作だと思う。

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2014/06/19 19:09

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2003/02/07 00:17

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2009/11/19 19:35

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2004/09/24 11:50

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2004/09/26 12:16

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2004/09/30 16:14

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2004/10/01 09:15

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2004/10/09 18:14

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2004/10/20 11:21

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2004/10/25 13:12

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