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人気映画評論家のコラム集、待望の文庫化
2019/05/26 09:23
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
’00年代のアメリカ文化のゴシップやスキャンダルをモチーフにしたコラム集。アメリカのクレイジーな一面が赤裸々に描かれています。ただ小説家・樋口毅宏さんの文庫版解説もクレイジーさでは負けていないと思いますが。
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可愛い表紙とは大違い
2017/05/12 16:00
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙とはかけ離れたアメリカの現実を遠慮なく一刀両断にしてますね。日本では報道されない話が多くて 興味深い内容でした。
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2011/12/6 Amazonより届く。
2012/10/30~11/10
町山さんが週刊現代、サイゾー、TVブロス、クロスビートなどに書いたものを纏めたもの。ホントにアメリカ人って賢いようでトンデモナイ人々が沢山いるんだよな。そんなアメリカ人に対する町山さんのツッコミ方、大好きです!
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町山氏の著作で、映画関係以外の本を読むのは初めて。
アメリカという国の奇妙さがよく分かる一冊。
前作「カニバケツUSA」も、読んでみよう。
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「USAカニバケツ」の続きとなるコラム集。ヴォリュームも増している上に最近の文章が前作よりも最近のものが多いのでより一層楽しめる。
特に筆者がTBSラジオ「ストリーム」「小島慶子キラキラ」、MXテレビ「松嶋x町山未公開映画を観るTV」で取り上げた題材についてを改めて活字で読めるのがとても嬉しい。もちろん、そういった媒体で筆者に触れていない人でも楽しく読める。そこらへんは筆者の題材への取り組み方、捉え方がいかに巧みかという証明とお言えると思う。
アメリカのアイドル(筆者曰くジャリタレ)や、その影響などを市井の人々がどう受け取っているか、というような事を知るには筆者の存在は不可欠。世の中そんなにセレブやVIPばかりじゃないぞ、という事を改めて教えてくれる一冊。大変にオススメです。
そして解説者の樋口毅宏氏が凄い。筆者への強烈な愛がその文章にほとばしっていて、その情熱は一読の価値あり。
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筆者の社会へのアプローチの方法はあとがきに色濃く表れている。権力に媚びず、自分におごらず。その口調は決して穏やかとは言いがたいが、誰も気づかない/紹介しないアメリカ社会の問題を鋭く捉えている。その洞察力と巧みな筆致はさすがだ。
文庫版はあとがきの熱量がすごい。
あんな愛に溢れたあとがきは読んだことがなく、それだけでも一読の価値がある。
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NHKは『おかあさんといっしょ』という番組名を耳にするたびに母のない子供がどれだけ傷ついているか考えたことはあるだろうか? 「普通」という無意識の均一主義がいまだ日本には横溢しているのだ。(ママが2人いたっていいじゃないか)
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アメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんのコラム集。政治的な内容を含んだコラムは既に『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』の書名で出版済みらしい。
アナ・ニコル・スミスの死にまつわるエピソードやパリス・ヒルトンの収監騒動など、日本のワイドショーもにぎわせた話題を中心とした内容で、町山さんの飄々とした語り口がおもしろい。
そういえば、本書収録のトピックは、某在京キー局の番組「ベストなんとか」でも取り上げられたことが多いなー。もしかして、町山さんのコラムを参考にしていたりして?なんて、これは私の憶測です。
次は『アメリカ人の半分は〜』を読むことにしよう。今後も町山さんの執筆、評論活動は追っていきたい。
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”アメリカでは外に洗濯物を干すと罰せられる”のにはちょっと驚いた。こういうほんとに面白い本はもっともっと売れて欲しい。表紙デザイン可愛らしいし(笑)
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アメリカ人の病的な側面を集めたコラムの総集編。
悪いけれど、大変に楽しく読みました。(^^;
やっぱり、みんなが拳銃を持てる方が平和を保てると思っている国の人達は可笑しいですな。
もちろん、かの国の人達からみれば、日本人の方が病的に見えるのかもしれないし、一部の人だけが拳銃を持っていてなぜに平和が保てるんだと思っているのかもしれませんが。
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題名から、アメコミの現在や、アメコミを通してみる現在のアメリカみたいな内容を期待していました。
……そういう話ではなかったです……。
まぁでも面白くて、この後、この人の本を何冊か購入しました。
これは、でかくて無茶で、不思議なアメリカそのものについてのお話。
アメリカ、半端ない国です。スゴい。
マトリックスの監督の話とかは、衝撃的でした。あと、日本でも翻訳されている虐待体験の自伝の真相とか。
小さなエピソードの積み重ねなので、もっと掘り下げた話が聞きたいと思うところもあったけど、これは、この雑多な見通しの良さが魅力なのでしかたないか。
見も蓋もない、救いもあんまりない話も多いですが、作者の、何というかモラル(?ちょっと言葉が違うような気もする)が、読んだ後の感じを悪いものではなくしています。
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USAカニバケツ、底抜け合衆国の次に。
まあ面白いです。こういうアメリカのワイドショー的な情報。語り口も小気味いい。
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町山智浩という人を名前しか知らなかったが、初めて著書を読んでみた。なんだろうな、このわかりやすいというかすっと入ってくる文章は。
アメリカ人、アメリカのことなんか予備知識もほとんどなかったのに、読み終わった今は知識だけなら負けないぐらいの感覚になっている。
まあちょっとお下品(いい意味ではないよ)なところもあるけどそれ以上に引き込まれる魅力があるんだなぁ。是非他のものも読んでみたい。
ただ、惜しむらくは文庫版ということもあり、話題が古いってことだね。リアルタイムで見ていればより魅力的だったに違いない
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自由で不思議な国アメリカのテレビや新聞では報道されない出来事を集めたコラム集。
ダメなものはダメとはっきり言い放つ町山氏の切り口は、映画評論も面白いが本作のような時事ネタも面白い。隣の人につい教えたくなる話ばかりである。
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町山智浩コラムの安定した面白さ。
きっかけは大学時代に映画の見方がわかる本を読んでから。そっからブロスの連載も読んでたな。
「アーミッシュのセックス、ドラッグ、ロックンロール体験」
「クレジットカードを焼き捨ててアラスカに死す」
あたりが好み。