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みんなのレビュー107件

みんなの評価3.4

評価内訳

107 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

まさに

2016/05/28 11:10

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさに「無理」。5人の話だけど、文章がうまく、ものすごく引き込まれるから時間軸がごっちゃにならない。帯の通り救いがないけど面白い。

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電子書籍

ぐちゃぐちゃになりすぎたら無理ですよねー

2012/09/21 22:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほっけの開き - この投稿者のレビュー一覧を見る

奥田英朗の本は好みに合うので、愛読していますが、今回の「無理」は、もうちょっとシニカルな視点をもつキャラが居てくれたらなーと思いました。
 ですが、生保の問題や地方の地縁・血縁が優先されるお役所・議会、また、その役所の各サービスに群がる市民などのことは、十分にいつもの奥田さん的なユーモアと皮肉より描かれていて面白く読めました。
 特に生活保護の部分はかなり取材されたのでしょう。現制度の問題点が浮かびあがっています。しかも、それを、役人視点と受給者(需給希望者)両面から、いつもの奥田節で描かれています。
読書量の少ない私が言うのはおこがましいですが、久し振りに熱中して、一気読みしてしまった小説でした。

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紙の本

重なる5人

2017/10/21 06:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

合併で誕生した地方都市の風景がリアリティ溢れていました。バラバラに見えていた5人の男女が奇妙な繋がりを見せるところも良かったです。

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紙の本

田舎の実態

2012/12/06 08:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

「田舎」と聴くと、田園地帯とおじいちゃんおばあちゃん。ギスギスした都会とは違って暖かな人々が暮らし、ゆったりとした時間が過ぎていく世界・・・。と想像もするけれど、実態は相当厳しい世界なのだという事が実感できる上巻。そりゃ若者が都会に憧れるわ・・・と思わされる。
上巻下巻に別れた本作、舞台はいくつかの街が合併して出来た地方都市、「ゆめの市」。上巻では田舎町の実態、古き良きそして悪しき伝統や状態と言った物が描かれる。政治家の癒着や暴走族、生活保護問題や新興宗教が田舎町にどう跋扈しているのかが良く分かる。遊ぶところといえばドリームタウンという名前の小さなモールくらい、後の娯楽と言えばパチンコがあるくらいという街で生きる人々。この街に嫁いだ女性達は子供を産んで、その先にあるのは何の楽しみも無く日々を生きるだけの毎日だと知っている。だから今を刹那的に、性と快楽に生きようとする。都会よりも余程、田舎町の方が混沌としているのかもしれない。
下町ではあるけど東京に暮らす自分、分かっているようで分からなかった田舎町の実態を良くうかがい知れた。この後下巻でどうなっていくのか、非常に興味深い。

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紙の本

書籍「無理(上・下)/奥田 英朗著」降り積もる雪に足を取られて一歩も進めない

2012/08/02 18:13

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る

書籍「無理/奥田 英朗著」★★★☆


「ハードカバーが出たのは2009年
文庫になったので早速ネット注文し読み始めた、
人口12万の合併で出来た地方都市の“ゆめの”を舞台に
そこに貼り付けられたように住む
様々な年齢の男女5人を中心に
地方都市の抱える新旧様々な問題に切り込みつつ
エンタメとしても面白い」


最近話題になった「生活保護の不正受給」に始まり
給付を置ける側と給付を決めるお役所、
その周囲の人々、
議員と後援会を名乗る土建屋、
主婦売春等々
新聞でも時折取り上げられる話題をちりばめつつ
それらゆめのという小さい都市で起こる
いくつかの事件が
あるひとつの事件で偶然に繋がっていく。


終わりまで読んでも何の解決も示されない
けれど読後感は悪くない
だって、そんなこと解決できるはずないと
読者側も既に知っているからだ。


冬になれば雪に閉じ込められ
高校生も地元に未来を感じず
そこで働く人たちも
「ここではない何処か」を夢見つつも
その場に張り付き
一歩も動けない閉塞感に溺れてしまいそう。


読んでいて身につまされる部分もある
誰もがここに描かれた人達の何処かに
自分の放った言葉と同じ
若しくは似たような気持ちを感じたことがあるはず
だから誰でも良いから
少し上を見上げて
近く、遠くの未来を語れたらいいのに
誰もがうつむき加減で
足元に降り積もりつつある雪を
茫然と諦めの境地で見つめているようだ。


だからってじゃあどうしようもないのかと言うと
そんな中でもなんとか
自分らしくやっていくしかないのだろうなと
それは前向きな諦めというか
不思議な感覚だった、
読みやすいので上下巻でも5日くらいで読破、
他の作品も読みたい。


★100点満点で75点★

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紙の本

まさにこれが現在の地方都市という、同時代小説

2018/12/30 18:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さらさばく - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台は、合併で生まれた東北の地方都市「ゆめの」。
名前と裏腹に、夢も希望もなさそうな町です。

社会福祉事務所で働く、離婚して間もない男性職員、東京の大学進学を夢見る女子高校生、点検を装って漏電遮断器の訪問販売をする元暴走族の男性、スーパーマーケットで万引きを取り締まる警備保安会社の契約社員の女性、父親の地盤を受け継いで二期目を務める市議会議員の男性…。

身勝手な人間に振り回されたり、雇用の不安を抱えていたり、家庭内の不和や身内の介護に頭を悩ませていたり、新興宗教に救いを求めたりする5人の主人公は、未来にさほどの期待ももてそうにありません。

「しかし寒いね」があちこちで繰り返される雪の時期、個人の努力ではどうにもならない、地方都市の閉塞感が覆いかぶさるように描かれます。

『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』の伊良部シリーズの方が面白く読めました。

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2012/06/16 11:35

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2012/08/09 20:23

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2012/06/14 17:15

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2012/06/11 12:37

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2012/06/19 19:09

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2018/06/16 21:48

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2012/06/14 21:52

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2012/07/01 13:15

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2012/06/22 00:42

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