紙の本
サービス業の本質
2013/12/07 16:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤマト運輸の自伝です。
初代創業者、2代目ともに社会のニーズに対する先見の明があり、サービス業の本質を教えられます。
また、それを実行する馬力があり、そして人に対するやさしさがあり、
なるべくして大きくなった会社だなぁという感じにさせられるノンフィクション小説です。
会社経営者の方の啓蒙本としてよいと思います。
紙の本
もう少し整理して欲しかった
2013/08/09 12:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間軸で前後したり、話が飛んだりと、読みにくい小説であった。
著者の他の作品は引き込まれるものもあったが、本作品は伝記小説的なものであり、著者の苦手とする分野か?
投稿元:
レビューを見る
”宅急便の神様”小倉昌男の物語.事実は小説より奇なりと言うが,まさにその通りといった感じ.熱い情熱と強い信念.国に喧嘩を売った昭和のサムライここにあり.未読の方はぜひ読んでほしい.後悔は無いはず.映画化してほしいが,難しいだろうな.敵が多すぎる(笑)
投稿元:
レビューを見る
組合と、創業者の父と、運輸省との向き合い。
“労働組合に『きみたちは私の大事な神経だ。会社が病気になったときに痛みを伝えてくれるのがきみたちだ。 だから会社がうまくいってなかったら必ず伝えてくれ』というようになった”
この件で、初めて経営側と組合のあるべき方向に気付かさる
投稿元:
レビューを見る
創業者、二代目共に情熱溢れるトップに恵まれるのはとても稀な事だと思う。『宅急便』の誕生。運輸省、郵政省との格闘。どれもトップの信念の賜物。なかでもこの一言は印象的。『会社で情報を一番多く持っているのは誰かと言えば、決して社長ではない。なぜなら、悪い情報は絶対社長のもとにあげられてこないからだ。だから私は、労働組合に『君たちは私の大事な神経だ。会社が病気になったときに痛みを伝えてくれるのが君たちだ。だから会社がうまくいっていなかったら必ず伝えてくれ』というようになった。』
投稿元:
レビューを見る
ヤマト運輸の創業からクール便の開発までを描いた企業小説。
作者紹介にもあるとおりかなり細かく企業内で調査した感じがする。読み物としては面白いし、盛り上がりもある。ただ、時系列というか話の展開がややあっちゃこっちゃ行くので迷うことも少々。
最近企業小説が面白く思えてきた。立派なサラリーマンだな笑
新宿南口の紀伊國屋で購入。ヤマト運輸の本はやたら多い。ブランド力2位らしい。
投稿元:
レビューを見る
青年社長以来の著者の本を読む。この会社の集配所でバイトしてたこともあり(結構えぐいものでした・・・)、ちょっとバイアスかかって読み始めたが、単純に面白い。運輸省との数々の戦いのところは特に。
職場等で当たり前のように世話になっている宅急便(これが登録商標であるとはつゆ知らず)業界含め、数10年前からの歴史も知ることができてお得感のある内容。
投稿元:
レビューを見る
期待しすぎていた分物足りなかった。運輸省とのやり取りや三越事件は経営者としてのリーダーシップの資質が伝わってきた。
投稿元:
レビューを見る
何でもそうだけど、創業者は苦労の連続で大変。 素晴らしい二代目にも恵まれ、より一層活躍していく話が面白い。
これで、クロネコマークの由来も知りました。 高杉良の取材は、徹底してるのでいつも驚きます。
投稿元:
レビューを見る
読み応えがありました。
お客様本位の視点や、理不尽な三越や運輸省に対して毅然とした姿勢で戦うあたりは胸が熱くなりました。
社長の社員に対する思いやりまで含めると小説ということを忘れて、良いところだらけ過ぎないかとさえ思ってしまいました。
宅急便が翌日に届くという事実を驚きを持って迎えたこともありましたし、スキー宅急便、ゴルフ宅急便、クール宅急便と新たなサービスが登場するたびに利用して、その便利さを教授していました。
小口便からスタートし、いわゆる無消費市場を見出して、数多くの破壊的イノベーションを起こしてきた教科書でもあります。
投稿元:
レビューを見る
ヤマト運輸をここまで大きくした小倉昌男氏の伝記とも言うべき作品。
物流業界に携わる者として興味深く読ませてもらった。なにより、今までにはないサービス、業界で硬直化した既得サービスに切り込み、新商品として新たに市場を開拓し席巻する、その数々のストーリーに2代目ではありながら創業者のようなバイタリティを感じた。なにより現場主義、そしてまずはやってみる、というその姿勢は今のような何が正解か分からない時代にはより重要なのではないかと感じました。その精神を自分の仕事にも生かせればいいな、というのが読後の感想。
投稿元:
レビューを見る
センスに溢れる創業者。国と業界と闘う二代目。二代目もセンスある。顧客のほうを向いて仕事をするということ。
投稿元:
レビューを見る
宅急便を日本でスタートさせたヤマト運輸のノンフィクション小説。どん底から大口便から転換し、郵便局しかやっていなかった小口便をスタートし全国、そして世界転換したヤマト運輸。とても採算が取れないといわれ、大口かつ歴史のある三越との縁も切って、業界をあっと言わせて今日の成功に至る多難なる道のりが描かれている。社内の反対は勿論だが、組合の賛成を見方に付け社員一丸となってスタートさせた。他の配送会社との軋轢、小包の中の親書をめぐっての郵政省の嫌がらせ、路線の許可を巡っての運輸省や業界との戦い。許可を伸ばすことへの提訴するという前代未聞の手を打っても前進を続ける。佐川急便の政治家や官僚との癒着は大きなニュースとなったことがあるが、クロネコやまとは自力で突き進んでいく。その成功は2代目社長小倉 昌男氏そして次の社長鈴木氏(小説ではそうなっているが、実際は都築幹彦氏)の偉大なる二人の社長によるところが大きい。
平成25年11月に都築幹彦氏による「どん底から生まれた宅急便クロネコヤマト」の講演会を聞きに行った。高齢ではあったがユーモアも交えて小倉社長と宅急便を立ち上げた苦労話を語ってくれた。印象に残ったのは、お客様と直接接しているドライバーの接遇教育を強調されていた点であった。都築氏も本を執筆されている。
(講演会の後、職場の課長さんから借りて読んだ)
投稿元:
レビューを見る
引用多く手抜き、出光の海賊と呼ばれた男のおこぼれで売ろうとして文庫化したのか。主人公に対する熱も想いも感じられない駄作
投稿元:
レビューを見る
クロネコヤマトがいかに物流革命を引き起こしたかがよくわかる。
特に、三越との折衝、クール宅急便開発話及び行政との対立等読み応えのあるものになっている。