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紙の本
作家の同年代に対するささやかで優しいエール
2020/06/27 21:43
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
連作テイストの中編小説集。
同じ主人公は登場しないが、5話ある物語の主人公は、誰もが50代後半という人生の何回目かの曲がり角にいて、いままでにない大きな不安感みたいなものを抱いている。その不安がどんどん増幅するような物語ながら、最後にちゃんと希望の光を見せるという展開がよかった。特に、小学校時代にちょっと袖ふりあった程度の友人が、余命いくばくもないカラダを抱えて再会する、第2話「空を飛ぶ夢をもう一度」は、個人的に思う、村上龍氏らしい物語。手に汗握る思いで読みました。
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妙に身につまされることもあり
2019/10/22 07:22
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上龍の『55歳からのハローライフ』は、
主人公たちの世代が自分と近いので、
妙に身につまされることもあり、ちょっと読むのがしんどいところもありました。
でも、共感するところもいろいろあって、村上龍、なかなかやるな、という感じでした。
たとえば、こんな一節。
それは、無力感に押しつぶされて何か大切なものを放棄しないための、
最後の手段としての怒りだった。
怒りで自分を奮い立たせなければ立ち上がることもできない。
同じ村上でも、“春樹”は大ファンなのに
“龍”には縁がなかったのですが、
ほかの作品もちょっと見てみようかなあ。
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普通
2016/05/09 21:23
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投稿者:夫はオジサン - この投稿者のレビュー一覧を見る
可もなく、不可もなく。心に残るものもなく。
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第二の人生について考えさせられる作品です!
2016/02/27 08:57
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、村上龍氏のベストセラーです。これまで筆者が得意としてきた現代社会を痛烈に風刺した『コインロッカーベービーズ』や『5分後の世界』などとは少し筆致が違うのですが、やはりそこは現代の社会を深く見据える筆者の確かな目があります晴れて離婚をして気持ちも楽になったはずであろう女性。しかし、経済的な問題で悩みやがて結婚相談所に通います。またある男性は晴れて退職して、これからは家族とキャンピングカーでの日本全国縦断と夢をもっていたにも関わらず、家族から大反対されます。それぞれの登場人物について読者は第二の人生とは何かについて考えさせられてしまいます。
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テーマは「信頼」
2015/08/26 21:24
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上龍の小説の舞台設定には異様な設定が多いが、この連作中編小説集に出てくる人たちは普通の人たちであり、設定もよくあると思えるような話である。テーマは「信頼」である。この小説集には5作品収められているが、「空を飛ぶ夢をもう一度」が秀逸である。この作品だけでも読む価値がある。
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50代として共感できる
2014/07/21 08:30
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投稿者:NAGI - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上龍のイメージが変わりました。
50代の焦りに寄り添いつつ、希望を持たせてくれる内容で、元気をもらえます。
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だんなより子犬
2014/06/18 23:19
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投稿者:よしくん3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫より子犬を大切にする妻は、感動した。その他もわくわくして読んだ。が、ちよっと期待はずれ。