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紙の本
楽園のカンヴァス
2015/09/03 21:31
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投稿者:わかにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、織絵と真絵の関係に、はらはらしたけど、最後はちょっとだけ、心を通わすことができて、良かった。
ティムと織絵、物語の中の人物たちの関係が切なくて、でも、この世の中にこんなことも、少なからずある、と思えるようなお話でした。
すごくいいお話だと思いました。
紙の本
超面白い
2015/08/08 23:37
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投稿者:えんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語に、これほど引き込まれたのは久しぶりです。
話がどんどん展開していくので、次はどうなるのか
わくわくしながらページを捲りました。
登場した絵画が、まとめて見れるサイトがあったので
後で復習しました。
紙の本
ミステリではありません
2015/01/12 13:44
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
偉大なる日曜画家と呼ばれた男、アンリ・ルソー。彼の名作「夢」に酷似した絵の真贋をめぐって,一組の若い男女が争う・・・,と書けば,「絵を解析して,隠された謎の暗号を解いて」と思うでしょう。
でも,そんな事はどうでもいいのよ,もう登場人物全員(悪役除く)がアンリ・ルソーを愛して,愛してしょうがないというお話。
本物か贋作か,あなたが判断してください。面白かった!!
紙の本
夢をみた…
2014/12/23 23:32
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投稿者:太郎ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んだのは、数ヶ月前だけど、私はいまだにこの作品の世界に捕われて柔らかいケージのなかで甘い夢にまどろんでいる気がする。
浜田マハさんの作品はいつもどこかへ連れて行ってくれるが、この小説では美術界と絵画の生まれるアトリエへ連れて行ってくれる。カバーになっているアンリルソーの「ゆめ」を何度も見ながら作者の絵画への愛情と史実から紡ぎ出されたフィクションを読み進めることになった。絵を描く作家のアトリエに透明人間になって作画を盗み見ているような特別な感じは、是非、体験していただきたい。
紙の本
「楽園のカンヴァス」
2014/08/31 09:43
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投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る
『アンリ・ルソー』という画家を本書で、初めて知った。
ピカソの生きた時代に存在したことも。
「夢」という作品を遺したことも。
モデルの女性が《ヤドヴィガ》という名前であることも。
かといって。私は全くといっていいほどに「絵画」とは縁が薄い。
美術史にも造詣がないし、美術館には1年に1回も行かない。
評価できる眼もないし、いわゆる代表作と呼ばれる作品の多くも
知らない可能性が大である。
私にとっては、とても新鮮な筆致に誘われるままに頁をめくる。
専門知識を持たないことが、却って下手な先入観が入ることを
防ぐこととなり、興味先行的に読むこととなった。
そして、全編にわたるトーンを抑えたこの感じが、馴染めるところ
まではいかなかったが、癖になりそうになった。
そうして著者の名前は、アンリ・ルソー、ピカソ、「夢」よりも
大きく記憶されたのである。