サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ゴジラとナウシカ 海の彼方より訪れしものたち みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー6件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

ゴジラの世界を越え、ナウシカの世界を生きる。

2016/02/21 20:59

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災を東京で体験した著者。呆然とした時間の後にやったことがパソコンで映画『ゴジラ』とアニメ『風の谷のナウシカ』を見ることだった、というところから本書は始まる。震災、特に原子力発電所の事故から考えさせられたことは科学技術のありかたである、というのはかなりの人に共通することであろう。本書もそこにつながっていく。

既出の文章などをまとめた部分が多く、内容も『ゴジラ』についての考察が多い。(正直なかなかナウシカまでつながらないので読んでいて少々焦った)。しかし、著者の言いたいことはよく伝わってくる。『ゴジラ』や『風の谷のナウシカ』、さらには『グスコーブドリの伝記』まで引用されてるのだが、ストーリーを知らなくても大丈夫。著者は丁寧に物語を追いながら思考を綴ってくれる。

『ゴジラ』が第五福竜丸や戦争の犠牲者への思いを秘めた作品であることはよく言われることでもある。最後には新しい科学力で葬られるゴジラ。そこにはまだ「科学でなんとかなる」という考えがあったとと著者は分析する。では『ナウシカ』は。科学で破壊された世界は科学の遺物である「巨神兵」では制御できない。アニメ版では若干違和感を残した終わり方をしたと著者は思い、漫画版についても言及をし「人間が火を手にしたことに潜む原罪」にまで考えを広げていく。

「ゴジラ」や「ナウシカ」に対する著者の解釈は、原作者の意図したものではないかもしれない。描かれたものとは、そういうものだ。独り歩きもする。それでも、新たな考えを引き出したり、展開させたりする刺激になるというだけでも、たかが映画、たかが漫画と言えない役割がそこにあるという価値を証明してくれている。

本書での考察はまだ完結しているわけではない。本書のあとがきの日付は2014年7月28日。ハリウッド版「ゴジラ」を見ての感想を含めて書かれていいる。ナウシカについても、特に漫画版の評などはまだ未完であるようなので、再度(いや何度でも)考察して著して欲しいと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

みちのくのゴジラ論

2019/12/20 18:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゴジラやナウシカから民俗学を論ずるというより、東日本大震災後の心理をゴジラに仮託して語っている印象。荒ぶる神であるゴジラ、清濁併せて受け入れると悟るナウシカ。心の整理が足りず、語り足りないよう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/11/01 08:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/01/05 10:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/04/02 15:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/03/14 13:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

6 件中 1 件~ 6 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。