人魚姫の弟 みんなのレビュー

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投稿者：林檎と蜜柑　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルに惹かれて購入しました。
表題作の主人公はタイトル通り人魚姫の弟・リト。
姉の悲恋を知りながら、リトが恋したのもまた、人間の王子でした。
読んでいるだけで辛く悲しいシーンもありますが、最後はハッピーエンドなので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか？

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投稿者：Haru　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作者買いとレビューが良かったので購入してみました。この作者は非人間界が多いと思い出しました。幻想的で童話っぽく、内容的は何か物足りない感じはしましたが、この作者さんは、いつもこんな感じなので想定内でした。話の流れやキャラが なんか共感しかねるのだと思います。血が通っていないような。ラストはハッピーな感じでおわったので良かったです。

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投稿者：海月　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

おとぎ話「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフにした短編連作と「人魚姫」を元にした短編連作で構成されており、それぞれ独立したお話です。まとまっていて面白く、かつ展開が読めず「そうくるか」という楽しみもあります。「ヘンゼルとグレーテル」２組目のカプ王子×弟は、続くのかと思ったらあっさり終わってしまい、若干の蛇足感が。

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投稿者：ナイロンスカートさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ファンタジーだけど、結構地に足付いたファンタジーです。

一点だけ気になるとすれば、人魚姫の弟の設定の主人公は「イルカ族の血を引くらしくいるかにもなれる」

・・・変化できるのは魔女が出てきて魔法使えるし、「王族は魔力が高い」てきな設定なら分かるんですけど、「イルカと人魚で結婚するの？？？」という疑問あり。

哺乳類とファンタジー…

人魚自体がファンタジーなんだから察しろよボケェって感じだと申し訳ないんですが、すごーーーく個人的な感覚だと人魚×人間は分かる。し、魚×人魚は分かる。

でも、哺乳類なら交われるから人間と人魚だってありだから、イルカと人魚もありだろ！って言うのは違和感でした。

良いんですけどね。そこだけ不満かな。内容的には流石犬飼さん！でした。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

おとぎ話のリメイク版ですね。
大きく分けて、2つのお話しでした。
犬飼さんは、ブライトプリズンしか読んだことがなかったですが、こちらの方も、ファンタジーだし、独特の世界観を創るのが、得意な作家さんなのかな？
面白く読めました。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

人魚姫自体は私の興味をそそられるところではあるのですが
笠井さんの表紙に完全にやられました。
多分、この表紙でなければ
気になるけどスルーしていた作品です。

開いたら標題作でなかったのには
ちょっと戸惑いました。
まずはヘンゼルとグレーテルモチーフの話
輪シリーズ三作
「銅の足輪」
「銀の指輪」
「金の腕輪」
足輪と指輪はフェルナン・ユリアスメインの話
笠井さんが描くともさもさ男も
ワイルド系の良い男になってしまう不思議
腕輪はなんか天然ショタキャラのテオの話
ちょっとイラッとさせられるのだが・・・。
そして、この3話目は尻切れとんぼ・・・感があって
この後どうするの？的な感じもあります。

余談ですが
私子供の頃から「お菓子の家」勝手に食べちゃいけないのでは？
って思っていました（笑）

「人魚姫の弟」
「人魚王の息子達」
いや、とにかく人魚のリトが綺麗です。
で、やっぱり人間に恋をするのですが、
さすが男の子と申しますか、
悲しんでいるだけでなくて
恋心優先だけど行動が潔く男前です。
「人魚姫の弟」のラストはおとぎ話ぽくって
良かったです。
「息子達」のラストは
また別の意味での幸せを感じられて良かったですけどね。
ちなみにラストの歓喜でリトが尾を振るシーンが
とても気に入ってます。
どんな形でもハッピーエンドで何よりです。

童話は挿絵が大切と思った本でした。
（笠井さんの偉大さを改めて実感）

☆3.5評価ですが、挿絵の麗しさを追加して4にします。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本物の童話のように悲しい結末じゃないのがいい
子どものころに悲しくて涙が止まらなかった本家の「人魚姫」の弟が幸せになれたのは素直に嬉しいが、魔女は弟には甘すぎやしないか
人魚姫にもあれくらい優しい条件にしてあげればよかったのに厳しすぎだった気がする
幼い私は本家の「人魚姫」の話で世の中の不条理を学んだ
そして今回学んだのは魔女もオンナなんだということｗ(可愛い男には甘い)

それにしてもビジュアル的にオスの人魚って美しくなさそうな気がする、どうしても「半魚人」のイメージが・・・

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投稿者：みゅー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

全く違う作品が大まかに言って2作はいってます。4作目くらいから人魚姫の弟になります。
前半は珍しくモサモサ攻めの兄カプ話。
自分的にモサモサはちょっと駄目だった。
笠井先生のリアルな絵柄が余計少食気味に…。

弟カプの話をもっと書いてほしかったな。出だしだけとか勿体無い。

そして分かってはいたけど、
人魚姫の弟…泣きました。
人魚姫が題材なんだから切なくないわけないですよね…。
水牢に入れられた辺りはかなりきつかったです。
水に浸かってるなら良かったと思ったのもつかの間、そりゃそうだよな…体力回復には時間がかかった事で酷さがよく分かります。
更に更に、トドメをまさしく刺すように
人魚の事どうやってバレるのかと思っていたらそうきたかっ！な展開に…
ちょっとこれは切な過ぎ!で涙ボロボロ…
でも何だかんだで幸せになれて良かった、良かった。

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投稿者：かなぶん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作も楽しんだのですが、同時収録されている
ヘンゼルとグレーテルをモチーフにした作品の方が好みです。
攻めがかなりのワイルドなのですが、すごく良い男で
笠井先生の絵がこれまたかっこいい！

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

好きなのは「人魚姫の弟」良かったな。
攻め王子の執着がGOOD。
童話をモチーフにしているとはいえ、どういうラストになるのかドキドキしながら連載を読んでいたのを思い出した。
変則的ではあるものの、ハピエンでよかったです。