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紙の本
ドラマを観て読了
2021/09/13 11:11
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマとは大分異なる内容。
ドラマではイワさんを演じる北大路欣也の熱演と怪奇殺人の事件の厚みで見応えがあった。
原作は下町の古本屋を舞台にした6編の短編集。
どの物語も現実のきびしさや歪みを表現しながら安心した結末を迎えられる。
解説で書かれていた「海千山千の活字中毒者たちをほろりとさせてしまう・・」の宮部みゆきワールドの賛辞には、思わず拍手!
紙の本
短編連作
2018/12/10 12:06
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古本屋のイワさんとその孫の稔が中心のお話。どれもが実際にありそうな話で、重いテーマであってもさらっと宮部さん流に読めてしまう。「詫びない年月」と「うそつき喇叭」は辛かったです。
紙の本
宮部ワールドを堪能
2004/07/25 02:44
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投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー短編集「淋しい狩人」宮部みゆきです。(1)6月は名ばかりの月(2)黙って逝った(3)詫びない年月(4)うそつき喇叭(5)歪んだ鏡(6)淋しい狩人、以上6篇が収録されています。
東京下町、荒川の土手下びある「田辺書店」という古本屋さんを頼まれて経営している岩永幸吉、通称イワさんと孫の高校生稔君コンビが活躍する短編集です。いろいろな事件が起きあがりますが、古本屋さんって起きても不思議じゃないような気がしますね。本に怨念や嘆き悲しみナドナド込められている訳じゃないですが、いろいろな所から集められた本は、それぞれ本箱や机の片隅から沢山の人生、生活を見聞きしてきた証人みたく感じられ、何かが宿っているような気もさせられます。まあ、現在ある大手のチェーン店の本にはそんな雰囲気はないでしょうけど。
ボクは本を処分できないタチでして小説以外の雑誌もかなり保存しています。パソコン雑誌など嵩張る上に今じゃ陳腐な内容ですが25年以上の分は保存していると思います。まあ、雑誌ですらこうなのですから小説なんてとてもとても処分なんて出来ません。隠居でもしたら、もう一度読み直そうかとも。出来るかな。(^_^;) もちろん、本書も期待を外すことなく老後も十二分に堪能できる短編小説であることは間違いないです。(^_^)v
紙の本
本の魅力
2001/06/06 07:52
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投稿者:まちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本をテーマに連続した短編集。面白いのは舞台が古本屋から始まり、そのイワさんというおばあさんと稔という少年が謎を解いていく。この二人の年の差のある会話は面白く、内容が淋しい雰囲気であるのに、楽しく感じられます。
ぜひ一読してみてくださいね。