紙の本
『国語、数学、理科、誘拐』の青柳碧人がおくる前代未聞の地理ミステリー。
2019/11/10 16:50
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投稿者:文学少年A - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『国語、数学、理科、誘拐』に登場した西川麻子に主人公にした地理ミステリー。
一ヶ月かけて読んでは読まずを繰り返して、やっと読み終えた。
しかし、全体としては地理にまつわる話があって面白かったが、作中に出でくる鳩時計脇を抱える警部はなんの疑問もなくスルーというのは、何故鳩時計を抱えているのか、かえって気になる。そこをもう少し書いてほしかった。
紙の本
西川先生が
2019/08/25 15:41
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
青柳さんの別シリーズ「JSS進学塾」に出てきた西川先生が主人公の本編。
教科書の編集者になってましたか。
地理のトリビアで事件を解決です。
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【読めば地理の楽しさを学べるユーモアミステリー】「世界一長い駅名とは」「世界初の国旗は?」などなど世界地理のトリビアで難事件を見事解決。地理マニア麻子の地理推理事件簿。
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地理がテーマのミステリー。主人公の講義スタイルがかわいいです。
社会科の中でもどうにも地味な印象のある地理ですが、本作のように場所を決めていろいろ思考を巡らせれば、歴史、人物、風土などいろいろな方向に広がっていくんですね。こういうのを中学生の頃に読みたかったなぁ。
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いくら恋人とはいえ、主人公の麻子に捜査状況をベラベラ話してしまう刑事ってどうなんだろと思わなくもないがそこは置いておこう。
テキスト編集者という聞き慣れない職種の麻子か、得意な地理の知識を使って難事件を解決していく。
随所に地理の面白いうんちくが披露されているので、そこが面白い。全体の 構成としては、そのうんちくを披露する為に全ての事象が進んでいる感が強すぎ。
しつこいぐらい言及される警部の鳩時計のくだりは正直ウザイ。ウザいくせに 最後までなんで持っているのかは明かされなかったが、続刊があるらしいのでそっちで明らかになるのかな?
話としては地図記号の話が一番良かった。
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12月12日からKindleでも販売されたので購入。地理好きのテキスト編集者(!?)西川麻子が合コンで知り合った彼氏兼刑事が係る地理絡みの事件を解決するというコンセプトで、まるでSkypeもどきの授業システムで繋がっている感覚で麻子が犯人に説得を試みるという新しいスタイル。
そもそも素人が事件に関われるのかと言われれば、多くの探偵物は否定される訳だし、まあこの著者なので、このテイストわかっている読者が読むんだよね?というお約束で接するのが良いかと。
ちょっとした地理絡みのクイズを解く感覚で6つの短編に触れてみると、最初のうち気になった強引な地理絡みの設定も慣れもあると思うけど、後半気にならなくなってしまいました。
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地理好きの女子出版社員麻子が彼氏の尾谷刑事とともに謎を解く。コテコテな知識がなくても、世界史とともにわかりやすい解説が豊富で読んでいて楽しい。
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【収録作品】メッセージはベルトの跡に/グンカンドリの気が早い犯罪/青山士よ、永遠に/ウェールズの長すぎる証拠/大将の地図記号/ナトロン湖畔に愛の像
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地理の参考書を編集している地理オタクの西川麻子には、刑事の恋人がいる。その刑事が担当する殺人事件を麻子の地理の知識と先輩刑事(なぜか鳩時計を携帯している)の推理で解決していく。
ちょっと突飛なトリックやダイイングメッセージだったりするものもあるけれど、まあまあ楽しめた。
ネタもとをウィキペディアによっているのは、どうかと思うけど…。
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(収録作品)メッセージはベルトの跡に/グンカンドリの気が早い犯罪/青山士よ、永遠に/ウェールズの長すぎる証拠/大将の地図記号/ナトロン湖畔に愛の像
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中学社会科地理の参考書編集職の地理好きガールの主人公が、刑事である恋人から事件の話を聞いて、地理の知識を使って事件を解決していきます。捜査情報漏らして違法じゃないの…という細かい話はここでは置いといて。。。主人公がどれもインパクトに欠けて、印象に残りにくかったです。
本格的なミステリー小説読書家にとっては、科学的にどうなの?というトリックも多いと感じるかもしれませんが、まぁ、ライトノベルなので、気軽に読めるというスタイルの内容です。
私自身、社会科の中では地理は好きだったので、この短編の中で知っているネタもいくつかあったのですが、中学生や高校生が地理に興味を持つきっかけとしては良いのかなと思いました。
ただ、ウィキペディアのようなネットを参考にするのはいかがなものでしょうか。
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大ざっぱに言うと、「浜村渚」シリーズの地理版でしょうか。「国語算数理科誘拐」という、学習塾を舞台にした誘拐事件の物語がこれより前に出ているのですが、その作品に登場する西川麻子が探偵となり、世界地理の知識で事件を解決します。でも浜村渚シリーズとは違い、いたって普通の世界の話です。
「…誘拐」で塾の講師だった西川麻子は地理の教材を作っています。恋人は刑事。地理の知識が必要な事件ばかりが起こり、捜査に行き詰まった恋人に助け舟を出すと、成り行きで地理の講義をネット経由で行う展開に。個人的には数学よりもわかりやすく、かつ安心して読めました。シリーズ展開への期待が膨らみます。ちなみに「国語算数理科誘拐」、私は先に読みましたが、読んでいなくてもあまり関係ない気がします。
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あっさりと読める作品っていう感じ。へーっていう豆知識がいっぱい。高校で地理を選ばなかっただけに新鮮でした。よく地理と絡めた事件を思いつくなーって思いました。
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地理や雑学が好きな人の為のミステリー。地理に関わることをこれでもかと入れ込んで、無理やりにでもミステリーに繋げていく。読物としては面白いけれど、地理に興味がない人は面白いのだろうか…。軽い気持ちで読めるけれど、地理の知識は相当コアなものが出ていて、地理好きには良い読物でした。
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地理の知識によって、事件が解決するというなかなか新発想な本だと思いました。例えば、キリバスはハワイより1日早い時間を過ごすているんだーとか思ったり、イギリスに世界一長い駅名があるんだーなどと思いました。