紙の本
社労士による実例紹介
2015/11/29 10:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪質なクレーマー、モンスターペアレントなど、様々な怒れる存在が取りざたされていますが、そのサラリーマン版。
社会保険労務士である著者が、実際にあった事例を紹介している本。
ファイル1 セクハラ偽証
ファイル2 路上駐車を問題としたところ、「それを教えない会社が悪い」という理屈で逆に慰謝料を請求された
などのケースが記載されています。
タイトルから興味を持ち読んでみました。確かに内容はあっているのですが、一つひとつの事例紹介が少し長すぎる感じがあります。
補足ながら、「モンスター」といわれるような個人の資質の問題はあるにしても、景気の先行きの不透明感、非正規雇用増大による不安、十分な教育・訓練がないまま業務を任せられる、わからないところを聞こうと思ってもベテラン社員がいない、マニュアル化はされいるが実態と乖離している、などなどが複合的要因として少なからず作用しているのではないかと思います。
抽象的ですが、不信感・憎悪などの負の感情は連鎖します。ネットは普及しましたが、社会、会社、隣近所など少し前であれば「救済のネット」となっていたものが機能しなくなってきている。そんな連想をしました。
投稿元:
レビューを見る
新刊を図書館でゲット。内容は「修羅場まとめ」を社労士さんが、対処法、解説を行っている感じがあります。こういう人が出てきた時の対処法としてかなり役に立つかもです。
投稿元:
レビューを見る
文字通り、モンスター社員について社労士の立場から取り上げたい一冊。
社労士なので会社側からの立場になるのは致し方ないものの、一歩間違えれば誰しもモンスター社員になる可能性があると感じた。
投稿元:
レビューを見る
いろんな人がいるんだなと思いつつ、会社がそういうモンスター社員を作っている可能性もあることが最も怖いと思う。新たなモンスターを作ってしまうのは社会的な損失だろうから。
投稿元:
レビューを見る
社労士の著者が扱ったモンスター社員の実態と心理などを解説した新書。
1章は、モンスター社員の実態5事例の紹介。
2章は、その特徴をA~E5例に分類しての紹介。
3章は、心理・環境・生育歴に焦点を当てての解説。
4章は、採用時の見分け方の具体的な方法の解説。
5章は、採用してしまった後の対処法の解説。
6章は、モンスター社員を生み出す職場環境等の問題点の指摘。
1章の実態紹介で新書のほぼ半分の紙面を費やしている
。
日本の会社は従業員が慣れ合ってしまい、慣習が就業規則等よりも職場のルールになっていることが多い。しかし、常識とは同じ業界でも会社によって、時代によっても異なることを意識することが大切である。また、ルールの徹底のためには、必要な懲戒等を行うことは、むしろ上司の仕事の1つであることを学んだ。
労働関係法を知らない人が世の中多いのだろうと感じた。それを逆にモンスター社員につかれることが多いのだろうとも思った。
投稿元:
レビューを見る
私は最近、本を読むとき気になった個所などに付箋を貼るのだが、この本には一つの付箋も貼っていなかった。
今、パラパラとページをめくってみた。
・モンスター社員は一定割合でどこにでもいる
・普通の人も環境によってモンスター化する
・対応が下手だとさらにオオゴト化する
ということだろうか。
個別のケーススタディとしての読み物であればそれなりに楽しめた、気はする。
払ってもいい金額:700円
投稿元:
レビューを見る
ありがたいことに、職場にはこのような方はいませんが、逆に自分がそうではないかと思ってみたり。。。外部からの問い合わせ等で、似たような印象の方もいたりと。。。モンスターは、どこにでもいるかも。
投稿元:
レビューを見る
社労士の著者がモンスター社員を類型化、探し方から対応方法までを指南。現代日本社会においてはモンスター社員は例外と捉えるのではなく、皆いつもそうなり得る可能性を秘めている、位に捉えておいてマネジメントした方が結果としてスムーズになるのではなかろうか。例えばモンスター社員と言っても会社や周囲の対応がまずいためにモンスター扱いをされている実はまともな人もいる。コンプライアンスの遵守精神と事実確認の重要性が肝でモンスター化させない、または大きく育てないことが肝要だ。