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火花 みんなのレビュー

第50回新風賞 受賞作品 153(2015上半期)芥川賞 受賞作品

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みんなのレビュー1,400件

みんなの評価3.5

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

83人中、79人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015/08/03 23:18

賛否両論あるようですが、

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的にはとても魅力的な作品でした。

話の構成は単純で、基本的には先輩芸人の神谷と、神谷に心酔する徳永の二人が芸人として足掻く様が愚直に描写されてます。たぶんこの作品を批判してる人は「このクオリティで芥川賞はないわ」って言いたいんだと思います。正直自分も、この作品を読む前は話題性のイメージが先行していて、本屋大賞で良くない?って思ってました(笑)

確かにこの作品は技巧派ではありません。描写もメッセージも愚直で粗いと思います。でもこの作品は、芸人やってる人が芸人を使って芸人の目線から、「漫才に人生かけるってこういうことですよ」「凡人が必死になる理由がきちんと舞台上にありますよ」って愚直に訴えかけてくる凄みがあると思います。

「一人語りが陳腐だ」とか「他の作家が書いたらこんなに売れてない」等の批判は勘違い甚だしいです。そんなこと言ったら多くの純文学は淘汰されてしまいます。これはあくまでエンターテイメント小説ではなく、純文学作品なのでこの作風は個人的に大正解だと思います。愚直だろうと誰が書こうと、「私こんなこと考えてます!」って訴えかけてくる「火花」は正統派の純文学だと思うしきちんと面白かったです。

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低い評価の役に立ったレビュー

8人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015/09/28 13:30

形容詞の使い方

投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直200ページ足らずで読みやすそうだなと思い、手に取ったものの、全然読み進めることができないほどのつまらなさに嘆いております。
また、形容詞の使い方にも多々疑問を感じます。
なぜそこで「嬉しかった」という表現を用いたのか、という場面がいくつかあります。

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1,400 件中 31 件~ 45 件を表示

電子書籍

描かれている芸人のリアル

2016/02/13 12:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:shinzhi1985 - この投稿者のレビュー一覧を見る

純文学作品という事で構えて読み始めましたが、非常に読みやすく、個人的に好きな文体であったために最初の数ページで引き込まれていきました。物語自体はフィクションだと思いますが、芸人という職業の苦労、それぞれの芸人や周囲の人物の描写が丁寧に描かれていて、決して華やかではない、芸人のリアルな生活を感じることができました。

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電子書籍

純文学

2016/01/24 21:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tan - この投稿者のレビュー一覧を見る

純文学ってなにかと聞かれるときいろいろな作品をいうけど、この作品も加える予定。
ミステリーやラノベ全盛の時代、年に一冊ぐらい純文学も読んだらいい。

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紙の本

不思議な読後感

2015/11/13 23:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

夢を追い、選んだ道を行くことと、現実の世界に折り合いをつけることは、決して相性のいいことではない。
きれいごとではいかない人生を、お笑いを愛しながらもなかなか売れない芸人・徳永と、彼が思い入れ尊敬した神谷を通して描かれています。
決して明るくなく、前向きな材料があるわけでもない物語なのに、不思議と読後感が悪くないのは、語り手である徳永のキャラクターのおかげでしょうか。
気取らない筆致で淡々と綴られる、良くも悪くも「芥川賞らしい」作品です。

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紙の本

豊富な語彙力、瑞々しい表現力

2015/10/05 02:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容はともかくとして、又吉さんが読書家で、言葉を大切にしているということがひしひしと伝わってきた。氏の語彙力はなんなんだ!!太刀打ちできない。『舟を編む』の馬締くんのように、言葉にむきあっているんだろうなあ。氏が芸人になったのは、本を書き、賞をとるための前段階だったんだろうな。知識もなにもかも敵わないけれど、じっくり本の話をしてみたい。きっと『本好き』というシンプルなくくりで、お話してくれそうな気がする。芥川賞受賞おめでとうございます。これからも期待しています!

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電子書籍

軽い疑似体験。

2015/09/29 20:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MICH - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画観たあと、なんだかずっと作品の中にいるような気分・・・そんな体験をした人もいるんじゃないでしょうか。心に残る作品というのは、味わったあとしばらく、その世界に浸っていられるんですよね。この「火花」は、まさにそんな感じ。現実の空間の中に、主人公たちが生活しているんじゃないか、近所のあの店で主人公たちが飲んでるんじゃないか、と。しかもその印象は、読んで時間が経っても消えないどころか、強くなっています。おもしろいなぁ。

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紙の本

何処までも日常的に

2015/09/29 13:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゐづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分に無いものを持っている人間の思想や生き様に魅せられ、崇拝にも似た信頼を寄せる。互いが決定的に違うものであるからこそ、互いのようになりたいと願ってしまう。しかしそれは叶おうはずはない。二人は互いを尊重し合う理想的な師弟関係だが、閉じたコミュニティを形成してしまっていて、読者の我々からすると、二人の姿はひたすらに痛々しい。世界の片隅で売れない二人の芸人が大言壮語を並べ立てる。どこにでもある風景だからこそ、そこには人間が描出されている。

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電子書籍

期待以上

2015/09/29 12:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼたもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

あまり期待せずに読み始めましたが、それを軽々と飛び越えてくれました。一気に読めて、お腹にストンと落ちる感じの文学作品です。

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紙の本

火花

2015/08/25 20:39

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投稿者:ちいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞作品を読むのは初めての私。いつもの又吉さんの喋り口調の関西弁の文章で、又吉さんをイメージしながら読んでいました。面白かったです。読みやすかったです。先輩芸人さんの破天荒な感じも、面白かったです。

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紙の本

良い

2015/08/25 01:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nikuniku - この投稿者のレビュー一覧を見る

芸人と言っては失礼か、かなり読ませる筆力のある方だと思った。又吉さんの世界というのは、こんなにも純文学なのかと感じさせる才能がある

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電子書籍

嫌いじゃない

2015/08/23 23:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白くないという批判をよく目にするのでどんなもんかと思って読んだところ、中盤あたりから引き込まれて一気に読み上げた。徳永と神谷の関係性がなんだか微笑ましく、淡々と進んでいく二人の日常が嫌いじゃなかった。ラストのシュールさもなかなか良い。

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電子書籍

色眼鏡をかけて読んでも良し、色眼鏡を外して読んでも良し

2015/08/23 23:30

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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の来歴が文芸界のプロパーではないということで注目を浴びてしまっている作品ですが、私も含めて純文学にあまり触れる機会のなかった読者も取り込まれていく、流離な語り口の美しい物語でした。

騙されたと思って読む価値はあるのではないでしょうか。

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紙の本

又吉さんの声が聞こえてくる

2015/08/14 09:53

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投稿者:ショコラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物は魅力的かつ個性的で、全体としては芸人の人生を切り取った感じです。
劇的な何かがあるわけではないけど、人間の深層心理が繊細に描かれています。

そして、主人公徳永の言葉は全て又吉さんの声で脳内再生されます。
作者自身が有名芸人であることを存分に活かした作品だと思います。

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電子書籍

難しい・・・

2016/03/31 12:17

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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

普段、こういった本を読まないので、とっつきにくいのもありますが、難解でした。
神谷が、どういう人間なのか、図りかねたし、主人公も、良く居るお笑い芸人の一人という印象を受けました。
要は、芸人あるある、って感じなのでしょうか?

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紙の本

線香花火

2015/09/29 12:11

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投稿者:GOLGO50 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日記を読んでいるような文章でした。
作者は好きだが、文学ではない。

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電子書籍

あまりおもしろくなかったなぁ

2015/09/26 03:01

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sumori - この投稿者のレビュー一覧を見る

「お笑い芸人が芥川賞なんて」など色々批判的なことも言われているので、どんなものなのか色眼鏡なしで確認してみようと思って読みました。
登場人物の設定や心理描写などを見ていると又吉が生半可な気持ちで書いているわけではないことは充分伝わりました。非常に文学的です。でも、盛り上がりに欠け、これといった劇的な展開もないまま「いつ面白くなってくるのだろう?」と期待しながら読み進めているうちに、そのまま終わってしまいました。
今回は彼にとって身近なお笑い芸人というテーマでの小説でしたが、今後どんなテーマで書くのだろうという興味はそそらせましたが、それ以上ひきつけるものがありませんでした。ただ、ラストシーンはちょっと笑ってしまいました。

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