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定本消されたマンガ みんなのレビュー

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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.9

評価内訳

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15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

それはマンガだったからなのか

2017/01/11 07:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

焚書というのは過去の歴史の事件かと思っていたが、「クールジャパン」と今では称賛されることの多いマンガの世界でも焚書はあったし、今もそれは残っている。
 この本はそんな「消された」マンガを集め、何故それらが「消された」のかを検証した問題作である。

 手塚治虫といえば「漫画の神様」と今でも称賛される漫画家だが、手塚はもしかしたらもっとも攻撃された漫画家の一人かもしれない。
 手塚などの活躍により昭和40年代にかけて大学生までもの漫画を読むと嘆かれた時代、手塚の作品を攻撃することは「見せしめ」としても効果があったのだろう。
 人種差別、歴史上の誤認、身体的障害、性や暴力表現、さまざまな場面で手塚は攻撃されていく。
 しかし、手塚はそれらに屈することはなかった。
 おそらく手塚自身が劇画という新しい表現に対峙しながら、漫画の攻撃とも戦い続ける。
 現代の漫画の隆盛はやはりそういった先人たちのおかげといっていい。

 では、そういった漫画に対する攻撃は減ったかというと、歴年体で編まれたこの本では2000年以降の作品でも「消された」ものがあるという。
 そのなかには漫画家の他の作品からのトレース問題などネット時代ならではの指摘や攻撃も生まれている。

 進化ということはすべてが許されることではない。
 言葉や表現は進化することで差別的な言い方を抑制してきた。それは評価すべきことだろう。
 その一方で過剰な抑制は自由な発想を縛ってきたのも事実だ。
 マンガという媒体を通して、そのことを考えてみるのもいい。

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紙の本

あっさり消せない

2017/02/26 10:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

表現の自由を守るのか歴史認識の違いを改めるのかむずかしいところだ。後世のために残すという点では、マンガという表現方法は最適なのかもしれない。

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紙の本

消された理由も様々

2017/01/21 14:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

2016年初版。
2013年刊の『消されたマンガ』を加筆修正のうえ文庫化。

本書でいう「消されたマンガ」とは、何らかの外的な理由で(作者の意志のみによるのではなくて)連載の中止・単行本への収録不可(禁止)・単行本の絶版といった措置が取られ、一般的な市場に出回ることなく人々の前から姿を消した作品・エピソードをいう。
本書には、1941年の『のらくろ』から2011年の『さよなら絶望先生』まで約60作品の問題とされた箇所とその経緯、それらに対する著者の考察が記されている。
「消された」理由は、様々だ。
人権問題、わいせつ問題、著作権問題、盗用・盗作疑惑・社会的モラル…。
これらの中には、現在の視点からすれば、何故問題になるのか分からないような事例も散見される。
「消される」理由は、その時代ごとの影響を大きく受けるからだ。
そのため、「消された」作品が後に復刊されるようなこともある。
「消されたマンガ」の歴史を辿ることは、世相や社会的規範の変遷を辿ることでもあるのだ。

本書後半には、「消されたマンガ」の当事者7名のインタビューを収録。
巻末には、「消されたマンガ」など政治的・社会的に影響を被った作品に関しての詳細な年表(戦前~2016年)が付されている。

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紙の本

空気感の支配する国。

2016/10/03 21:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

発禁や、自主検閲などの漫画の代表的な流れがわかる。意外と自主的なのが多いのが日本的ですね。「空気感」をつかめる人が現場にいないとエライ目に遭うのは現在も同じ。もっと「空気感」について考えていくべきだと思う。

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2016/05/21 22:58

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2016/06/18 11:25

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2016/07/09 08:12

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2016/11/10 23:01

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2017/01/23 18:14

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2017/05/03 10:34

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2019/09/04 17:08

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