紙の本
謎だった部分が見えてくる。
2016/11/06 20:25
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏シリーズの外伝ですかね。舞台は現代へ。
生贄の風習がある山内村の祭祀に巻き込まれる女子高生・志帆が主人公です。若宮は出てきます。
八咫烏と猿、八咫烏と大天狗、禁門とは、若宮に金烏の記憶がない理由などなど、本編で分からかった事が見えてきます。
大天狗・順天の「自覚と他人の認識」の説明が興味深かったです。
最後、ちょっと釈然としなかったけど、このシリーズずっとこんな感じなので、まぁイイかな。
電子書籍
若干の失速感
2017/12/25 18:13
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投稿者:polka - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫化が待てずに購入。
前作の疾走感が心地よすぎたからなのか、、、
世界観の違いからか、失速感があった。けれど、つまらないわけではありません。山内の謎だった部分が公開されたり世界は違うけれど次巻に続く展開ではあるような。。。今回名前の出てこなかった烏達が誰なのか??次巻に期待!
自分の好みとしては、嫌いじゃない雰囲気なのに、、、なにかこうモヤモヤ感は残る一冊でした。(たぶん主役の心情が不可解すぎたのと、若君こんなだった??という違和感)
それでもこれの元を高校生の時点で書いてたの?!と思うとすごいとしか言えない。
紙の本
山内から外へ。
2017/04/24 18:18
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人喰いの猿を怖れる、みずからを「にんげん」とみなす人の形をした八咫烏たち、というところで前巻が終わっていたので、それがくるっとひっくり返された感じでしょうか。
シリーズがここで終わってもいいくらいの衝撃と完成度。
それが、まだまだ続くようで嬉しい限りです。
紙の本
奇麗な表紙!
2016/09/10 22:56
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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあ、表紙は大事ですよね…
八咫烏シリーズの番外編とも言えるこの作品は、(あれの背景はこうだったのか~)という風にも楽しめますが、独立作品としてこれだけ読んでも大丈夫かと
しかし、作者、若いのにしっかり勉強してますね~いろいろ為になります
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やっぱり、この巻は、作者が高校生くらいの時に書いたそうなので、作品自体が荒いですね。
設定だけ使って、大幅改訂してから、出版した方が良かったのでは。
今の作者の、冴え渡るストーリーテリングでは、全くありません。
読了してから、もう一度読み直せば、随所に伏線が散りばめられてた!見逃してたー!というような、驚きはないです。何もかも、唐突な感じ。ご都合主義的で、完全にライトノベルのレベル。
表現も、今までに比べて稚拙だし…何より、物語に説得力がないのです。
今までの作品なら、どんなサイコパスが出てきても、これだけ酷い体験をしていたら、まぁこんな風になる人も、世の中2〜3%くらいはいるかもしれない…という説得力はあったのです。
つまりは、全く理解できないこともない、というか。
今回は、主人公の女の子が、こんな性格になったのがなぜなのか、全く描かれていない。昔から自己犠牲的だったと、第三者に語られてるだけ。主人公目線で語られてないので、物語の裏の背景が読み取れない。
キャラクターの背景は、ほんの数十行で、記していいことではないはずで、作者の丁寧な仕事の代名詞だったと思うのですが。
元からのキャラクターも、かなり変わってしまっている。猿はいうまでもないけど、特に金烏が、なんというか、別人ですね。
今までしっかり描いてきた、奈月彦の複雑だけど、実は優しさの塊のような性格が、読者に全く伝わりません。ただの自己中になっている。
この作品から読む読者のことを考えたら、今までのように細やかに金烏について、性格の補足をすることは大事だったのではないかと思うのです。
今まで、作者は、本当に丁寧に物語を紡いでいたと思う。それが損なわれているのは、残念でなりません。
内容としては、奈月彦がなぜ記憶を引き継げなかったのか、先代金烏に何があったのか、そもそも山内とは何だったのか、八咫烏の世界の謎が一気に明らかになります。
今後のシリーズ展開の中で、謎解きのポイントになる、重要な巻と言えるでしょう。
シリーズを通して読みたいなら、読む必要がある巻ですが、2作目3作目4作目のような、綺羅星のごとく素晴らしい構成ではないことだけは、お伝えしておきます。
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待望の新刊。大好きな雪哉は登場せず。そこが残念。
神話や神道もベースにしてあり世界観の奥深さをさらに感じた。自分たちの平穏な暮らしを守るためとはいえ、躊躇無くゴクを差し出す村人、人を信じる難しさ、人の世の無常を感じた。かつて、八咫烏たちが去った後も山神に仕えていた猿たち。彼らが何かを企んでいたのでは…と思っていたが、ほんとに彼らは退治され、奈月彦ら八咫烏の住む世界・山内は安泰なのか?
次作はいよいよ第一部完結とあった。早く続きが読みたい。
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えー、ちょっとガッカリ。
期待値が高すぎたのだろうか。スピンオフと考えれば悪くもないのだけど、烏シリーズからはちょっと外れてしまって本当に残念。
若宮のキャラが、山神に仕えてるという設定なせいなのか歯切れが悪いし、雪哉がいないのも残念。
ただの山神と玉依姫の恋物語だった。なぜ烏シリーズのスピンオフとして発表しなかったんだろう。前作までは独特な素晴らしい世界観だったのに、今作でただのありきたりな神話ベースの作品となってしまった気がする。
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【累計40万部! 大ヒットファンタジー最新刊】女子高生・志帆が、故郷の山奥で遭遇したものとは。ついに明らかになる異世界「山内」の秘密に震撼する“八咫烏”シリーズ最新作。
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山内を出て外界の話に。
人間界の話じゃつまらないな、と思ったのも束の間、どんどん話に引き込まれる。これまでの話で曖昧だった山神さまの問題や、山神さまと八咫烏と猿の関係がだんだん明らかになり、金烏の記憶も戻ってくる。八咫烏だけの話ではもう物足りなかったので、まさに待ってました!というところ。
人ならぬモノの、人とかけ離れた考え方の描き方が良い。妖しげな村びとも、何処かに居そうな感じでゾクゾクする。ちょっと世界が大きくなって、書き込みきれてない部分もある気もするが、まぁ欲張り過ぎだなぁ。
しかも、来年夏にシリーズ第一部の完結だって⁈じゃ、じゃあこれからもしばらくこのシリーズは続くのね‼︎と狂喜乱舞して、心軽く一年を待とうと思った。
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数時間で読み切ってしまった。
こんなに集中したのは久しぶりかも。
神という存在の恐ろしさにしばらく眠れなかった
猿は絶滅してしまったの?
人々からの信仰がなくなってしまったのなら、山内はどうなってしまうのだろう。
次巻は、暗いお話のよう。
読みたいけどなぁ…
でも、楽しみで仕方がない
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八咫烏シリーズ最新刊。
現代とリンクしていていつもの世界観は少し薄いかも知れない。時間的にはもっと昔の話に当たるんだと思うけど、知った顔も登場してちょっと嬉しくなる。単体としても面白く読めた。
けど今の話の展開が気になっているので早く読みたいです。
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また私の想像していた世界観が覆ってしまった。
山内ってそうだったのね。
でも今作の主役が烏ではないので色々気になる所がたくさんある!
そこもっと詳しく‼︎ってな具合で。
そして今後の山内の世界も変わることになるのだろう。
読むたびに「そうだったの⁉︎」と衝撃をうけるので私の頭の中の山内の世界は変化し続ける。
思い出せば1作目がどれだけ小さな世界の中の話だったか。
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シホという女子高生と、山神が主役で、舞台は神域。山内はほとんど出てこないけれど人間界と神域、山内をつなげた設定なので、空棺の烏の、背景が解けた。
シホの意思、玉依姫の思い、その辺がよくわからなかったなぁ。
どことなく、千と千尋の神隠しを思い起こさせる内容だった(と感じるのはわたしだけ?山神のイメージは千チヒの伯龍デ読み進めてました。)
次の作品でまた山内へ舞台がもどる予告あり。早く読みたい。来年まで長いな~
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満足いく終わり。
今回人間界の視点からお話が進み、山内の秘密が明らかになる。
二転三転する展開は、よんでいて飽きない。
次巻完結とのことだが…そういえば若宮についていたあの子はいったい…楽しみに待ちたい。
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八咫烏5巻。今回も謎解きにゾクゾクしました。主人公は現代の女子高生。毎巻、舞台の変わりっぷりに魅了されます。もう、魅了されっぱなし!