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船を見にいく みんなのレビュー
- アントニオ・コック (作), ルーカ・カインミ (絵), なかの じゅんこ (訳)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:きじとら出版
- 発売日:2016/07/04
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紙の本
印象的な文章の多い絵本
2016/11/20 11:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
例えば「船はじっと、とまっているわけじゃない。ゆっくりと、いきをしながらねむっているんだ。」だとか、「船のなかはひんやりしていて、とうめいな人たちがいっぱいいる。」ーこういった文章は、船をよく見て、船についてよく考えている人でなければ書けないものだと思う。船のことはよく知らない者にも、強い説得力を持って訴えかけてくる。
内容的には少し難しい。少年が船を見に行く気持ちは、単に好きとか憧れといった言葉で表されるようなものではなく、もっと深くに根差した何かだろう。彼の生活、環境ともそれは関わっている。
単純に船の絵本として手に取ると、少年の内面の複雑さにやや戸惑いを覚えるかもしれない。幼い子ではなく、小学生の中、高学年向けの絵本だろうか。
紙の本
造船所へ行こう。
2016/11/21 20:00
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
造船所で作ってる船を見に行きます。
船だけでなく、造船所で働いてる人、港の様子、海に浮かぶゴミや油の様子、さらに船にのって働く人達や役目を終えて解体される船へと思いは至ります。
ちょっと物悲しい雰囲気も漂います。
紙の本
船
2020/03/10 18:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
船をつくり続ける港には、他の港とは違う空気が漂っているのだろう。港町の人々は、船をつくる作業をずっと見ているので、船が特別なものに見えるのかもしれません。
紙の本
船の存在感
2016/11/19 13:52
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の少年はすでに海を航海している船を見に行くのではありません。
作っている途中の、今まさにできつつある船を見に行っているのです。
この作品では人は小さなものとして表現されていますが、
代わりに船の存在感がとても大きなものとして描かれています。
「旅人のゆうれい」や「とうめいな旅人」という言葉も使われています。
それが明確に描かれるわけではありませんが、
子ども特有の感性を表現しているように思います。
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