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三四郎 みんなのレビュー

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みんなのレビュー39件

みんなの評価4.0

評価内訳

39 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

純文学?

2001/09/20 03:17

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 戦後の作家の本の方を良く読む。たまに漱石などの戦前の文学を読むと、その差が歴然とわかる。専門家ではないので、詳しい分析などはわからないが、漱石の産み出す言葉は、その言葉の羅列の一つ一つに、そして全体の構成に、また言葉の裏側にも、含蓄の多いメッセージが隠されている。凄いと思う。確かに難しく読みにくい。名詞が理解できなかったりもする。しかし、漱石の魂みたいなものを文章から感じることができる。こういう楽しみを知ることができたことは、幸せである。

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電子書籍

また読みたくなる小説

2020/07/24 06:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オートン - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代は異なるが、学生時代が懐かしくなるような描写で溢れていて、また大学生であった時代に戻りたいものだな、と思った。
三四郎の純朴さや融通の利かないところは、お世辞にも大学生としてはコミュニケーション能力が高いといえなかった自分にも通じる面があったようで、終始共感してしまった。三四郎のとある女性への言動に「そこはそうじゃないだろ」と苦笑してしまうところも少なくなかった。

そのほか、筆者は、熊本から上京した三四郎を通し、急速な近代化(西洋化)に飲み込まれていく日本を客観視させようとしていたのではないか、ともとれる表現が随所に見られるように感じた。上京する際の汽車でのとある人物との会話は、筆者自身の日本に対する警告だったのか…?

一読しただけでは本書の魅力を掴み切れていない感覚があったので、時間を置いて再読したい。

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紙の本

夏目漱石のあまりにも有名な名作です!

2021/02/02 10:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、文豪・夏目漱石の長編小説です。同氏は、『それから』、『門』へと続く前期三部作の一つと言われる名作です。内容は、九州の田舎(福岡県の旧豊前側)から出てきた小川三四郎が、都会の様々な人との交流から得るさまざまな経験、恋愛模様が描かれた内容となっています。三四郎や周囲の人々を通じて、当時の日本が批評される側面もあります。三人称小説ではありますが、視点は三四郎に寄り添い、時に三四郎の内面に入っています。「stray sheep」という随所に出てくる言葉が印象的な作品でもあります。ぜひ、この機会に夏目漱石の名作を楽しまれては如何でしょうか?

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電子書籍

作者の自伝?

2021/07/25 10:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

急に読みたくなり、高校生の時以来何十年ぶりかに読み返してみた。
巻末に作者の履歴があり、それを見ると本品は作者の自伝だったのかと思う。

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電子書籍

古典の名作は二度読むべし

2018/03/15 21:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねずみごっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんと人生も半ばを過ぎて、初めて本書を読んだ。
中学生の頃、太宰治で読書感想文を書いたことを思い出した。
その文集を大人になってから見て赤面したが、読んだこと書いたことを後悔することはなかった。
もし自分が中学生の時に「三四郎」を読んだら、なんと切なく甘酸っぱいお話だと思っただろうか。
なぜあの引かれ合う二人が結ばれなかったのか、幼い頭で考えを巡らせたに違いない。
今は大人なので、はなっから脈はなかった。と読めてしまう。
もし三四郎が美禰子のハズバンド候補に打って出るのならば、あそこでこうしてここをこうして、ああそれでも奇跡が起こらない限り難しい。と思ってしまう。
それでも、ああいう類い稀な女性に巡り合えた三四郎の人生は、豊かである。
三四郎自身も過去を振り返った時に、そんな風に感じるのではないか。
ああ、中学生の時に、背伸びをして読んでおけば良かった!
まあそれでもさすが名作、充分堪能できましたが。

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紙の本

夏目漱石の前期三部作

2023/04/07 19:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「それから」「門」と並んで、夏目漱石の前期三部作の1つです。
この3作品は登場人物が違ういますが、ストーリーだけをみると話がつながっているように見え、また、東京における恋愛を描いたという点でもこの三作品は共通しています。

三四郎は、東京帝国大学に合格するほどのエリートだが、田舎から上京したばかりのウブな青年。
そんな三四郎が年上の魅力的な女性・美禰子に振り回され、翻弄されるが、結局別の男に美禰子を取られてしまう、ほろ苦い青春小説です。

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紙の本

明治の淡い青春小説

2016/07/08 22:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読んで頭に浮かんだのは「横道世之介」です。

地方から上京してきた主人公が、勉強はうわの空で女の子に翻弄されるところと、主人公のどこかさっぱりしたところが似ているなと感じました。

強いて違いを述べるとすれば、明治後期なので学生の運動が盛んで文化的な描写がやや多いかなと感じたくらいで、現代の青春小説のように楽しめると思います。

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2008/05/06 00:21

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2009/06/20 10:37

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2010/05/28 19:11

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2010/11/14 16:16

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2011/03/25 00:17

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2011/09/14 00:02

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2011/12/16 00:26

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2013/03/05 08:38

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