紙の本
読後感が・・・
2017/03/18 17:09
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投稿者:やまーん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて本著書の著作を読みましたが、正直よくわかりませんでした。
もやもやした気分で読み終わっちゃいました。
文体は面白かったので他の作品を読んでみようとは思いましたが、一冊目としてはどうかと・・・
紙の本
よく分からん
2022/02/25 14:55
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
決して、つまらないわけではない。
ただ、なんとなく微妙。
本人がおっしゃってるように、
いくつかの媒体で書いたものを集めたらしいから、
まとまってるような、まとまってないような。
紙の本
ちょっと消化不良
2019/10/05 14:48
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎の作品は、一見無関係に思える複数の話がたくさんの伏線をもって、お互いに絡みあってひとつにまとまっていくのが多い。
しかし、この作品は、もともと別の短編を加筆修正して一冊にしたそうだ。それぞれの話のつながりがよくわからず、消化不良気味だったのは、そのせいだったのね・・
すっきり明快な読了感ではなかったが、最後の「合コンの話」のラストが、一番好きだった。
紙の本
伊坂幸太郎にしては
2017/02/08 17:12
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
直前に読んだ「ガソリン生活」に比べると今ひとつに感じた。作家さんの実力を考えると平凡な出来だと思いました。
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短編として読んだら楽しめたと思うけど、帯や裏の文章読んで、短編らしきことは読み取れず、長編だと思って読んだから最後に、あっ短編の連作的なやつだったのか。と少し当惑
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7編を収録した短編集。楽しませてもらいました。
先にネタバレ的な話を書くと、それぞれが、もともと独立した短編だったものを、短編集としてまとめるにあたって加筆修正し、あたかも関連づいているような体裁をもった、といったようなことが解説にありました。
まあ、伊坂ファンにとっては、「黒澤」が出てきた時点で、それだけで伊坂ワールドになったりするのですが。
閑話休題。
以下は各編に対する徒然な感想を。
《首折り男の周辺》
短編でありながら、伊坂さんらしい、複数の視点からのエピソードが小刻みに語られ収斂していく、長編のような楽しみができます。
それにしても、伊坂作品の殺し屋って、ほんま憎めないキャラですね。
《濡れ衣の話》
とある男の告白から、つまり一人称で始まるんですが、文体は違うんやけど、江戸川乱歩の短編をイメージしてしまいました。
《僕の舟》
これは、一番オススメ!
「首折り男の周辺」にも出てきた、老夫婦と黒澤が登場する、とてもロマンチックで、読後に驚きと嬉しさで「くうーっ!」と叫んでしまうほどの絶品でした。
《人間らしく》
この中に出てくる作家の「神様はいつもこっちを見ているわけではない。(中略)ただ、見ている時には、ルールを適用してくれるんです。」(本文241ページ)という言葉は、微笑ましいと同時に、なんかすごく元気づけられました。
《月曜日から逃げろ》
読み終わってから、頭を整理するために再読しました。騙され好きな僕にはうってつけの一編です。
《相談役の話》
初出は階段雑誌「幽」だそうですが、伊坂さんが紡ぐホラー、なかなか怖いです。
《合コンの話》
タイトルそのまんま、合コンシーンとその前後のわずか数時間を描いているのですが、日常の描き方すらさすがです。そしてラストは笑みが溢れること請け合い。
万事万々歳のハッピーエンドとは言わへんけど、悪いやつには罰がくだり、普通のやつがしんどいながら普通の暮らしをしていくっていう話が多いので、年末のこの時期に読むにはぴったりかもですね。
いいお話、ごちそうさまでした。
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首折り男にまつわる短編集、と思っていたが、もう少しゆるい括りの短編集。
時空の歪みや約束といったキーワードも最後まで続くことなく、限定的な使われ方。むしろ首折り男の話で連作短編にしても面白いはずなのに、あえてそこを避けてるのが著者らしいか。
黒澤が出てくる話は相変わらずの面白さだが、合コンの話は作りが実験的で興味深かった。
ただ、伊坂作品に期待しているものとは違うので評価は若干低めにした。
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短編集と知らずに読んだ。
面白いものもあり、普通のものもあり、でも伊坂作品はやっぱり読後感がいい。
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相変わらずの伊坂節炸裂。というか、最後まで連作短編集と思いながら読んでました、恥ずかしながら。どこで首折り男の正体が割れるんやろ?と思ってたけど、最初の短編でとりあえずは完結してたんですね。別にミステリだからといって犯人をはっきりさせなくても良い訳だし、あやふやなままで締めたことによって、上記のような自分の勘違いが引き起こされた訳だから、ある意味、まんまと作者の思惑通りに読まされた感じでしょうか。彼の作品には裏切られる快感がつきものだから、そういう意味では本作も満足できる内容でした。でもやっぱ長編ないし連作短編の方が好きです、個人的には。
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本書は複数の短編で構成されており、それぞれの話が最終的に一つにまとまるのかと思いきやそんなことはなかった。
各物語が一つになることを期待して読むと裏切られる。
それぞれの作品は面白かった。
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伊坂作品、いつも不思議に思うぐらいに、伊坂作品っぽい。
いわゆる伊坂ワールドってやつだ。そして、この作品も。
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伊坂幸太郎は面白い。他の方も書かれている通り、じぶんも全ての話がつながり、伏線を回収していくのかと思ったら、連載短編集を集めたもので、そういった展開はなかったが、さすがに面白い。列車の旅で慌ただしく読んでしまったのがもったいない。
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短編集。ほぼ全編に渡って首折り男と呼ばれる殺人鬼の話が登場する。
登場人物たちが別の章で再登場して話を盛り上げる。読解力の問題かもしれませんが、物語の次章で前の登場人物が出てと言うのではく、後半で登場したり、時系列がバラバラだったりするので、関連性が分かりにくいと思う場面もあります。
パズルのピースがはまる時は、うれしくもあり。
僕の舟の話が良かったです。初恋は叶わないと言うけど、こんな恋愛や結婚も素敵だなと思う。
理不尽なものは、なかなか変わらないけど、神様は、いつもじゃないけど、どこかから見ている。
神様と人間の時間の流れが違うから、ひとは神様の有り難みを感じないのかも。
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帯の文句からラッシュライフのような話かと期待していたので消化不良。帯の文句がなければ普通の短編集としてそれなりに楽しめたと思う。帯で作品の魅力を半減させてしまうこともあるんですね
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油断しながら読んでたらぐるぐるしちゃって、なんだかんだと時間かかってしまった。淡々と、テンポよく、いろんな種類のテンポがあって。