紙の本
捜査のベースとなった「文章心理学」が新鮮。
2021/04/19 15:34
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁捜査第一課に所属する鳴海理沙と矢代朋彦。正式には「科学捜査係文書解読班」のメンバーだが、庁内では「資料保管室」配属と、やや馬鹿にされている気配。しかし、鳴海理沙の「文章心理学」による捜査は、何度も、事件解決への指標をしめす。警察小説ではあまりなじみがない、書かれた文字や文章から推理する捜査法が新鮮。これって、実際にも実施されてるのだろうか?それともフィクション?
あまり慣れていないので、途中はやや緩慢に感じたが、エンディングは、想像していなかった方向に集約され面白かった。シリーズ化されているのも納得。
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警視庁文書捜査官
2020/08/14 14:54
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
麻見作品の開始です。警視庁殺人分析班の前にトライします。TVドラマも好調みたいですが、鳴海と八代の年齢設定が逆ですね。違いは別として小説もなかなか興味深いです。文書からの読み取りその分析がじっくり寝られていますね。
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斬新な切り口の警察小説登場!
2017/04/16 09:59
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章心理学をベースに事件を解決する文書捜査官。主人公は鳴海理沙と八代という二人の捜査官。理沙が著者の別作の主人公の塔子に被らないでもないですが、なかなか魅力的な主人公。真相に迫る部分に、やや強引さは感じつつも、斬新な切り口が良かった気がします!八代の幼なじみの未解決事件が、今後のシリーズに出てくることが期待され、楽しみなシリーズものが、また一つ加わりました(^^)
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着眼点は面白くて良いのでは。でもひねりがないというか、もう一つと言ったところ。アルファベットの謎解きも中盤答えが出ていて、最後にどんでん返しが来るのを期待してたらそのままだったという。。
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現場に都合良くアルファベットの文字カードが落ちていたり、地図が落ちていたりして、文書解読班が悪戦苦闘する、という展開。
相互関係が見えなかった人物なのに、急に面識があったとか、無理しているとこもあるが、主人公の性格付けや事件の設定で面白いかも知れない。
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万能鑑定士ほど派手さはないが、なんだか好感の持てる話だった。続けば、よりキャラが立ってくると思うが、続くといいね
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2017/4末から5月にかけて読了。
個人的にはこちらの方が石の繭より全体的に面白かったし、
興味深い内容だった。
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また1人、魅力的な女性捜査官が誕生した!というのが第1印象。
如月塔子とは違うタイプの長身で美人、文字オタクで色々な人の書いた文字をファイルにコレクションしてる、ちょっと変わった人(笑)
文字や話し言葉から個人を知り、事件の背景を読み取って解決まで導くという新しい手法がなかなか面白かったし、殺人事件の根底にはまた別の事件が複雑に絡み合っていて、最後の真相の部分で おいおい!そういう事かー!と、ちょっと驚いた。
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右手首のない遺体が発見された。現場に残されたのは、レシート裏のメモと不可解なアルファベットカード。「捜査一課文書解読班」班長で極度の文字マニア、鳴海理沙警部補に、出動要請が下る。遺留品のメモから身許を特定した理沙は、被害者宅にあった文章から第二の殺人現場を発見。そこには、またもアルファベットカードが残されていた。共に見つかった手描きの地図が示す所を探すとー。理沙の推理と閃きが、事件を解決に導く!
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2018年27冊目。文章心理学という新ジャンル。作中でも名言しているけど、推測が多分に混じるので事件への応用はなかなかに難しい。独自性を出すのが大変だと思うけれど、他の作品にも期待したい。⌈心的辞書⌋などの考え方はとても興味深かったです。
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連続ドラマ化の原作、初めての麻見和史。
文章心理学を学んだ主人公:鳴海理沙警部補が、文書の内容から記述者の生まれや性格などを推理する技術を駆使して殺人事件解決を目指す姿を描いています。
警察小説としてはまずまず(^_^;)
ミステリ的にもホワイダニットなアプローチで読ませます。
ただ、ドラマ先行だったので、ちょっと違和感・・・鳴海理沙の年齢設定?そして何より波留の立場は??
ですが、楽しかったので、次を買ってしまいました・・・
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事件現場に残された簡単な文書から少しずつ手掛かりを読み取って推理を組み立てるという趣向は新しいと思う。
もう少しこなれてくると面白くなるかも。
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ドラマを見てから読んだ。キャラクター設定は原作の方が好みであるが、文書、文字から様々なことを読み解くという点ではドラマの方がよく描かれていた。
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鳴海 理沙、警視庁捜査一課 科学捜査係 文書解読班の警部補。
その実態は、人の文章やメモに異常な関心を寄せる『文字オタク』、『文字フェチ』。
警視庁の「倉庫番」と陰口を叩かれながらも、文章
心理学を駆使して、事件を解決に導く。
ある日、杉並区で発見された遺体は、右手が切断され、現場にメモやアルファベットのカードがあった。
いったい誰が、何の目的で?
やがて、事件は、連続殺人から誘拐事件の様相を見せる。
果たして、鳴海警部補と八代巡査部長は、事件を解決に導くことができるのか?
本作はシリーズ物で、第一弾とのこと。
他の作品も読みたいと思います。
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麻見さんのミステリー。
警察物だけど事件解結の経過がミステリーだな、と。
文章の筆跡から手がかりを探していく過程が興味深い。
警察組織の中では風変わりな女性刑事と真面目な若手刑事の二人組が組織の中で四苦八苦しながら事件に向き合うところ。頑張る女の人の姿を描くところにやさしさを感じられてとても好き。