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イノセント・デイズ みんなのレビュー

文庫 第68回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門 受賞作品

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みんなのレビュー722件

みんなの評価4.0

評価内訳

707 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ラスト1ページまで目が離せない

2017/05/25 18:47

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラックティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつて、こんなにストーリーに一喜一憂し、結末に落胆した作品はあっただろうか。

それぐらい読者はこのストーリーに引き込まれ、心まで持って行かれる。
判決言い渡しシーンから始まり、死刑囚の彼女の人柄を人生に関わったそれぞれの関係者視点で、描く。
そんな斬新な構成もいい。

人間は一面ではない。
と、改めて思う。

最後、この結末をよしとするのか、悪しとするのか、評価は大きくわかれると思う。
文庫本に収録されている辻村深月の解説を読んで、ようやく、この小説のラストが胸にストンと落ちた。

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紙の本

かかわり

2018/07/16 11:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりにガツンとくる小説に出会いました。

近しい人たちに買って読んでみて!と言える作品ではないでしょうか。

ここからは個人的な見方になります。
幸乃の生い立ちから自分がつらい思いをしたからこその人を思いやる優しさ。
子どもの頃の近所の仲間。
幸乃の優しさを利用するモノ達。
失いたくない気持ち=独占欲。
相手に依存してしまう弱さと少しの闇。
そのすべてを一人で受け止めようとする幸乃。

弱かった子どもの頃を大人になった仲間が少しずつ克服していく姿。
受け入れようとしない幸乃。

自分の身内を助けたいと思う当たり前の感情と
こどもの頃の仲間を信じる友情と愛情。

人の性格や感受性は生まれてからいくらでも変化していく。
その個にまわりの人々がどのように関わっていくのか
自分ではどうすることもできない人間関係の中で形成されていく人格。

いつくるかわからないその日
焦燥感と絶望感

物語を読み終わると脱力感が尋常じゃないですが、
自分が関わる人たちをきっと大切に思えるようになる
そんな傑作です。

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紙の本

衝撃

2017/08/10 10:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よす - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公、と言っていいのだろうか。主軸となる少女、女性の価値観は賛否両論あるかもしれない。彼女に救いをと願いながら読まずにはいられない。
ただ、孤独を極め、貫き通した姿は批判なんてできない。

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紙の本

考えさせられました

2024/03/06 11:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近読んだ本の中では、一番秀逸かと思います。死ぬために生きるという人生もありなんでしょうか。どこかで大どんでん返しを期待しましたが、ここまでですかねえ。

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紙の本

これは私の物語でもあるのかもしれない

2023/02/08 00:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

これをミステリー小説と簡単にカテゴライズして良いのだろうか?
ページをめくる手が止まらなかった。
この物語はどこに向かうのか?全然予想もつかない。
ただ私は幸乃を「救いたい」と思ってしまったのだ。

ちがう、ちがう。幸乃はそんな人じゃないんだよ。と、
思わず言ってしまう。
それくらい、幸乃自身の話、周りの家族の話、友人たちの話しが緻密に語られている。そして無意識に「幸乃を救いたい」と思ってしまったのだ。
とにかく読んでほしい。
最後の参考文献の一覧を見て、驚いた。
こんなに私の心を動かしたのは、作者がここまで熱心に文献を読んだからなのだ。また早見先生のミステリーが読みたい。

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電子書籍

つらいけど、やめられない

2022/08/25 14:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みながらとてもつらく、救いのない気持ちになりながらも読むのをやめることができませんでした。「死刑になりたい」と口にする人に怒りを覚えていましたが、このような人に対してどうしたらいいのか考えるべきなのかもしれません。

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紙の本

救いがない

2021/03/14 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ここまで救いのない小説はあまりなかった。生い立ちを順に追っていく中で、感情移入してしまい、何とか救いの道はないか、きっと結末は明るい光が見える終わり方に違いない、と信じて読み進め…
結局何の救いもなく、ただただ後味が悪い。
けれど、とても心に残る作品だった。

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紙の本

意外な展開

2017/05/02 17:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:takazar - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでいくうちに、意外な方向に展開していきます。話自体も読んでいる人の気持ちも。そしてラストでは何とも言いようのない気持ちになります。

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2017/10/31 02:23

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2017/04/16 13:44

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2017/03/26 00:14

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2017/08/01 13:57

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2017/04/24 20:03

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2017/10/22 18:40

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2017/07/23 23:58

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