紙の本
インタビュー、その他
2017/03/28 14:17
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投稿者:やましお - この投稿者のレビュー一覧を見る
インタビューがこういうふうにまとめられるんだなあ、と感じいってしまった。いくつかの場面と、それをつなぎ合わせる地の文(というかナレーション? 独り言?)がいい具合に配置されている。
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【背筋をピンと伸ばして振り仰ぐ人たちへのインタビュー集】伊集院静、浦沢直樹、山田太一、赤川次郎、ちばてつや……著者が尊敬する、メジャーを極めた十三人との至高の時間を過ごした対談集。
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面白かった。構成もよい。単なる対談だけでなく、前後の解説がしっかり描かれていて、とても読みやすく、頭に入りやすかった。さすが重松さん。
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著者の小説しか読んでいなかったが、彼の出発点は様々な名前を持ったフリーライターだったことを改めて知った。
そんな経歴の本領発揮ともいうべき、13人へのインタビューと彼らに対する著者の思いを綴った本作。
インタビューの対象者は、小説その他で、ほとんど既知の人であるが、彼らの裏話あるいはバックボーンなりが引き出されて興味深かった。
3.11の後の取材が多いせいか、それに関連した心にとめておきたい言葉が所々に。
「希望とは、想像の最も美しい形なのである」ーいとうせいこうの章
「退屈で平凡な日々を、ありきたりの幸せや不幸せをひとつづつきちんと噛みしめながら、過ごしていく。それはじつにすごく難しいことだと思うし、だからこそ、かけがえのないことなのだと思う」ーちばてつやの章
「『いってきます』と出かけ、『ただいま』と帰る。『いってらっしゃい』と送られ、『おかえりなさい』と迎えられる。そんな場所があり、相手がいてそれを明日もまた繰り返すことができるのはー『あたりまえの(ような顔をした)奇跡』なのかもしれない。やはり」-木皿泉の章
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各分野の第一人者13人の人物ドキュメンタリー&対談集。重松清さん自身が憧れて気になる人たちなので、いちファン目線での問いかけが微笑ましい。
頂点を極めた方々には、やっぱり独特の美学がある。自らに設けたハードルを美しく越える才能と技術。感性の表現は芸術である。