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紙の本
新書本に期待するちょうどよい深さ
2019/03/03 18:37
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投稿者:ブックワーム - この投稿者のレビュー一覧を見る
タワーマンション、はとバス身近なようで身近でない。それらをうまく取り上げ、東京で見られる人間模様を上手に浮き上がらせている。
新聞記事の取材は一般的に時間勝負を求められるから浅くなってしまうものだ。読んでは、すぐ忘れてしまうように新聞記事の内容も浅くなる。ルポルタージュというと重くなりすぎる。丁寧な取材をしている分、余計な情報も多くなり、すぐに読みきれない。
本書は新書が伝える内容として、丁度よい深さと思える。周辺情報がほどよく盛られ、全体の内容を支えている。新書を買うとき、いつもこんな深さを期待していたのではないか。
保育園開園反対がニュースになっている。滑稽だからニュース価値があるのか?一般に滑稽とは珍しいことだからそう感じるもののように思えるが、これは東京で頻発している。この異様な現象を取り上げ、東京の変化とその対応に(建設的な点)ついて扱う「保育園反対を叫ぶ人たち」は秀逸だった。
全体として、身近な東京について、新しい視点を与えてくれる良書だった。
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