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紙の本
まさに秘境
2019/05/05 17:43
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
想像以上に凄い所。
興味本位で覗いてはいけないと思っていた。
それが、読むだけで居ながらにして覗けた。
美術展や演奏会に行って、二時間くらい過ごして、美しかった楽しかったと気楽な感想を言っていた。
その作品や演奏は、芸術家の皆さんの尋常ではない情熱や才能やエネルギーの塊だと知った。
日本の最高峰とは、こういう所なのか。びっくりしたと同時に頭が下がる。
紙の本
新たな芸術分野の開拓とは
2019/08/30 13:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は小説ではないが、小説家の二宮敦人が取材し、取り纏めた東京芸術大学の概要である。新書ではなく、文庫である。偶然にも二宮の細君が芸大美術学部の学生だったこともあり、取材には触発されるところが多かったようである。
東京芸術大学はいうまでもなく、国立大学で、音楽、美術を学ぶ大学としては国内最高峰であろう。入学試験は筆記試験もあるが、合格を決めるのは実技試験であろう。国内トップクラスの人材が受験するので、1浪、2浪は当たり前で、5浪、6浪でも珍しくないようだ。
従来からある音楽学部の器楽科、声楽科、などは取り立ててどうということはない。想像通りである。しかし、楽理科、指揮科となると学ぶ内容が一般人の考える内容とはだいぶ異なっている。
さらに新たな発見があった。芸大のキャンパスは古くから上野と決まっていた。音楽も美術もそこである。しかし、最近になって北千住にキャンパスができたという。加えて横浜、取手にもある。これら新設のキャンパスは上野とは異なる。上野は歴史と伝統の学科があるところだが、北千住、取手、横浜に居を置くのは新設された学科であった。
わが国の一般的な芸術ファンは、否、わが国には限られずきわめて保守的である。音楽ではいつまでもロマン派ファンが中枢を固めている。美術であっても泰西名画を好む人々が大勢を占めている。よくぞ新奇な学科増設ができたものだと感心してしまった。芸大は長らく学長を務めていた宮田氏が退任した。しかし、この退任は次のステップへ進むための退任であった。つまり、文化庁長官である。その後任には珍しく音楽学部の出身であるヴァイオリニストの澤和樹氏が就任したという。
この辺りが芸大らしい人事のような気がする。読者も新奇な分野に目と耳を見開いて、これが芸術家と驚かされてみるのも新たな見聞ではなかろうか。芸大の中身を紹介するのに学生に対する通常のインタビューで終わっているところがやや残念であるが、巻末には澤新学長との対談が収録されている。
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東京藝大はこういう大学なんですね!
2020/08/09 11:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京藝大の様々な学科の学生にインタビューしてまとめてある本。著者の奥様も藝大生で、とてもユニークな方のよう。予想していたより沢山の学科があり、規格外の学生さんが多いみたいで、とても楽しく読みました。ピアノやヴァイオリンの人は藝大のほんの一部で、知られていない学科でも想像を超える世界が広がっているんですね!
紙の本
著書の内容だけではなく。
2019/08/03 00:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:街っ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読まれた方のレビューで、
「東京藝大のこういう良さが紹介されていない」というご意見を多く拝見します。
読了して著者が伝えたいことは十分伝わりましたし、
この大学に関わるたくさんの方の様々な意見も秘境を知るすべとなります。
紙の本
この本のおかげ
2022/12/09 21:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honjin - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本のおかげで、King Gnuの音楽に出会うことができた。感謝!