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精霊の木 みんなのレビュー

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みんなのレビュー55件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (9件)
  • 星 4 (24件)
  • 星 3 (16件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
52 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

これが上橋の原点!

2019/06/24 23:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

守人シーズで有名な作家のデビュー作ということで、作家も後書きで赤面物のようなことを書いていますが、確かに若さを感じさせる。良くも悪くも力が入っているんでしょうね。
「精霊の木」というタイトルなのに、表紙絵は角のような2本の岩山が夕日のような光に照らされているところですが、一応物語の重要なシーンです。
後書きや解説に、(単行本の)挿絵が大変素晴らしかったようなことが書かれていますが、それならなぜ文庫版には収録しなかったのでしょうか。(まあ、絶賛されている二木さんの絵は個人的には好みではありませんが)
開発者が原住民を虐待した世界で、祖先の記憶を受け継いだ原住民の子孫が追い詰めながらも事実を暴いていくといった内容で、作者はアメリカインディアンの状況になぞらえている。
作者の沖縄でのフィールドワークが元にあるようですが、琉球民族やアイヌに対して日本でも似たようなことはあったのだろうとは想像される。(今でこそ日本人とされているけど本当は異民族だよな)
まさに「精霊シリーズの元です。これが上橋の原点です!」という作品ではある。
それにしても留守録がカセットテープって・・・・時代を感じさせるなぁ。しかもそれが切り札になるのかと思ったら、結局ならんのかい!?というあたりがやっぱり若というか、編集に盛り込みすぎと言われたところなのだと思う。

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紙の本

まさに近未来小説

2020/10/03 20:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

近未来SF小説?上橋さんのデビュー作とのこと。児童文学と言いつつ、タイトルの精霊の道やら精霊の木やら少し概念が難しく感じました。しかし、この物語には、環境問題や民族問題をはじめとしたテーマに対して強烈なメッセージが込められていると感じました。設定が、地球が環境破壊によって滅亡。それも核廃棄物を海で処理したり、オゾン層の破壊など、多くの人がこのままでは破滅すると分かっていたのに、破壊のスピードがゆっくりだったために気づいた時には時すでに遅かった、だから地球を脱出したという設定は、まさに近未来を見るようで怖く感じました。難しかったですが、少し考えさせられました。

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紙の本

魂は一つ

2019/06/18 05:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:***** - この投稿者のレビュー一覧を見る

SFである。近年の科学技術の急速な変化で、古いSFは辛いものがある。音声保存媒体はテープなんだな。若書きである。作者自身が述べているように拙さはあるけれど初々しい。
表現方法やジャンルに関係なく、時空を超えた誰かとのつながり、守りたい約束、動植物や気候・地形などと共にある生き方、といった作者が「大切」にしたいものは一つ。人と人、環境と人の関係の中でしか誰も幸せに生きることはできない。
だけど、金や地位や組織のために、幸せとは違う道を選ぶ人が絶えないのもこれまたヒト自体の孕む必然なのか。

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紙の本

物語の種 ここにあり!?

2019/06/06 23:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

上橋奈緒子さんの作家デビュー30周年記念と大々的に謡われての新潮社からの文庫化。偕成社版も入手していたものの、ちょっともったいなくて読んでいなかったのだが、持ち歩きしやすい文庫版となってあっという間に読み終わってしまった。通勤途中に読んでいて、うっかりあちらの世界に引き込まれ、予定していた駅よりも早く降りてしまったり、熱中しすぎて乗り越してしまったりで、物語パワー凄しでした。
ご本人のあとがきによれば、30周年を記念した文庫化にあたり読み直し、気恥ずかしかったというようなことをお書きになっているけれど、その気持ちも十分に理解できる一方で、やはり上橋さんの創造する世界にすんなり入り込みました。

小学校の卒業式で校長先生が祝辞として卒業生となる私たちに語りかけてくださった「経験したことがないからわからないではなく、経験しなくても理解できる、予測が立てられる、相手の気持ちを感じたり、物事を見通す力をつけてください。」という言葉に呼応するような感覚を覚えました。
フィクションを読む楽しみだけでなく、大切さをも感じる素敵な作品です。

いくつもの「あとがき」を読むことができるのも再版を重ねているからこそだな、と思います。

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2019/05/20 19:09

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2019/12/09 02:40

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2019/06/05 18:20

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2019/06/19 22:51

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2019/05/29 18:16

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2019/10/08 18:44

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2019/05/27 14:45

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2019/04/30 21:32

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2019/08/09 17:00

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2019/05/05 22:47

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2019/05/10 11:39

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