紙の本
読んでいてほっこりほのぼのする短編連作
2021/03/09 17:02
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
勤め先が閉店して困っていたところ、たまたまパン職人を募集していた叔父の勤め先のホテルを紹介してもらい、新たな生活をスタートさせる話。
主人公の紗良が常に前向きで信念を持って生きていて、努力家なところが好ましい。
紗良とホテルの従業員を巡る短編連作。
特に大きな山場となる事件があるわけでもないけど、それぞれが現実と向き合って前向きに行動していく姿は読んでいてほっこりする。
ところで、祖父が勝手に進めようとしてた紗良の見合い相手って要だったりしない?
続きを読んで行けばわかるかしら。
電子書籍
ホテルで焼き立てを
2020/05/19 08:52
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
職人としての情熱と才能を秘めた、ヒロインの紗良を応援したくなります。人間的には未熟な彼女の成長と、焼き立てパンの数々が味わい深いです。
紙の本
主人公に好感を持てる
2020/12/31 22:00
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
パン職人の女の子がホテルに就職して、仕事を通じて成長していくストーリー。主人公が素直でひたむきなところと、美味しそうなパンが沢山出てくるところが良かったです。白川紺子の『下鴨アンティーク』シリーズと似た感じ。人間の善良さを信じられるので、疲れているときに読むとほっとします。
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こんなホテルに泊まってみたい、本当にあったらいいのになと思っちゃいました。
1人1人のお客様を大切にする別荘みたいなホテル、素敵です♪
あんパンも食べたくなっちゃいました。
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のきあさんのカバー絵買いでしたが・・・・
面白かった!!
「ゆきうさぎ」シリーズも読んでみようかと思うほどに。
登場人物一人一人にスポットを当てた部分もあって、まだ紹介されてない人たちもいるので、次巻もあるんだろう。
おいしそうな食べ物にも魅力があった。
ってか、私は好き嫌いが多く食べられないんだが、それなのにおいしそうだった(笑)。
いいお話だったな。
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若きパン職人の紗良が一生懸命で可愛い。
心から応援したくなる。
強面で優しさを表に出せない隼介のパートも好き。
オーナー一族には、複雑な事情もあるけれど、
ホテル猫番館は、本当に素敵なホテル。
ベッドが猫足って、憧れなんですけど!
最終話は、ちょっと泣きそうになっちゃったよ。
おいしいパンやスタッフのみんなに会いに行きたい。
白猫のマダムをモフモフしたいし♪
実在のホテルならいいのにな。
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あくまで個人のレビューです。
なぜこんなに多くのエピソードを
この一冊に詰め込んだのでしょう。
素敵なホテルの空気感も
ひとつひとつのエピソードの背景も
ほとんどが「説明」で済まされ
そこには心動かす「描写」がありません。
私が心底大好きなイラストレーターさんが
描いた表紙に惹かれて買いましたが…残念です。
お料理やパンも「描写」より「説明」に
字数を割いてますね。
ホテルの食事が大切にされている
おもてなしのマインドが生み出すものが
そこには描かれてはいないと感じました。
生意気言ってごめんなさい。
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思ったことが顔に出たり、冗談を本気にしたりと「世間知らずなお嬢様」といった印象のある紗良。でも本当にやりたいことであるパン作りには全く妥協しない。上手くいかなくて落ち込んだり焦ったりすることはあっても、諦めずに改善しようとする姿は見ていて気持ちよかった。
どこまで本気で話しているのか分からない要と、全くひねくれた見方をしない紗良のやり取りが楽しい。今後、2人の関係が変わっていくのか、気になる。
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勤めていたパン屋の主人が倒れ、失業してしまった紗良。良い所のお嬢様だった為、家族は即見合い結婚を迫る。そんな中叔父の勤め先のホテルでパン職人を募集していると知り…甘ったれのお嬢様じゃなくて、中々ガッツがある紗良に好感が持てました。そしてホテルメンバーも曲者揃いだけど、皆いい人達で読んでて心地良いです。ラストのお師匠さんからあんぱんのレシピを伝授されたのは泣きそうになりました。これから又紗良の成長が楽しみです。
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勤めていたパン屋の主人が倒れ、ホテルのパン職人として再就職した紗良。個性的な従業員に囲まれながら、職人としての腕を磨いていく。パンについて専門用語が頻発するせいか、やや説明的な印象を受けたものの、登場人物のバックグラウンドが面白くてサクサク読めた。白猫のマダムも素敵。宿泊した気分を味わえた。
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小湊悠貴さんは、『ゆきうさぎのお品書き』で知りました。そして、ゆきうさぎのお話の中に猫番館が登場したので興味を持ちました。
パンが好きということもあって、楽しく読めました。
小湊さんは、素直で真面目で仕事熱心な女性が好きなのかな?どちらも主人公となる女性はそんなタイプ。
主人公の仕事にも恋にも応援したくなりました。
この先の展開も楽しみです。
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お金持ちのお嬢様でお見合いを強要されるのが嫌で、回避の条件は再就職
そこはコネでクリアして、職場では叔父様やら叔父様の友達のオーナーやらって、どんだけ甘えた初期設定なの?
内容は嫌いじゃないけど、そこは苦労人とかの設定の方が感情移入出来る気がする。
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パン屋さんではなくホテルのパン職人のお話ではあるのだけれど、お食事もある程度メインだけれども、ホテルの物語の印象が強い
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たまたま本屋で見かけたら意外な収穫。
東京で3年間修行したパン屋が廃業してしまった紗良。横浜の山手のホテルのパン部門に転職できた。居心地のいいホテルとは?美味しいパンとは?悲喜こもごも。
集英社オレンジ文庫というティーンズ向けでなく、大人向けで出して欲しい。
パン薀蓄に溢れてた。シュトーレンは真ん中から切って断面を合わせると日持ちするとか、パンにはリッチ系とリーン系があるとか。
美味しいハードパンを食べに湯河原のブレッドアンドサーカスに行きたくなった。
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表紙がいい感じだったので手に取った本。作家さんも知らず、雰囲気で読み始めたわりに結構面白かった。
もふもふ毛皮のマダムのいる、料理の美味しいホテル。泊まってみたいなと思わせられるし、素直で前向きな主人公にも好感を持てた。