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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作がとても好きで発売日に購入したものの、ずっと積んでいました。三巻が出るのを待ってたんですがね…あれ…?
しっかりミステリーしてて軽い文体なのに読み応えばっちりで非常に満足なのですが、今回も佐藤くんの名前は出てきません。ヒントは増えましたが、余計わからなくなりました(笑)
あと、ちょっと気になったのが、神隠しが飛鳥だったのは何故なのだろうと。あの流れからすると姉なのでは?姉の自由を奪おうとしたのかな?うーん…。
いよいよシリーズ化か
2019/09/29 16:50
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投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
再び、死線の見える志穂と私佐藤君が、死線の出た人を救う話。金田一耕介シリーズ「悪魔が来りて笛を吹く」へのオマージュになっている。舞台は兵庫県の北部、城崎温泉からさらに日本海側へ行ったところにある「木八咲(きばちさき)」という温泉町。
ちなみに城崎までは新幹線で行ったことになっているが、城崎温泉ヘビーユーザーとして早くそうなってほしいが、現在は複線化を求めているところで、新幹線の計画すらありませんので念のため。
個性の強い(血の濃淡がある)兄弟が登場し、全てに殺される動機があり、死線が目まぐるしく変化する。死線の変化が解決の糸口になるが、一つ消えれば、別人に現れる。さて謎が解けて、全員の死線が消えるのか、探偵を自称する者まで現れるなか佐藤君の名探偵ぶりが楽しめる。
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投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
「誰も死なないように頑張る」という、かなり優しい世界を描いた第2巻です。
前回に引き続き、今回も「巨額の遺産を巡る田舎の一族の争い」という、古典的な大量に人が死にそうな状況です。しかも、登場人物も、みんな怪しいし、神隠しもあるという、ミステリーのネタ大盤振る舞いです。
そんな中、みんなが無事であるように頑張る主人公たちを、全力で応援してしまいます。
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王道とも言える遺産相続争い。主人公の行動によって状況が変わっていくところも含めて、よく練られている。
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こんな普通のミステリだったっけ?
特に誰も死なないとしてタイトルにつけるほどの事ではなくなったかのような話
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人の死の予兆が見える遠見志緒と主人公の佐藤の「砂糖&塩』コンビが今回挑む謎は、志緒の女友達の遺産相続問題。
死に瀕している資産家の父には失踪した長男も含めば、腹違いの兄弟が三人いるのだが…
文字数がそんなに多くなく文体も軽いためさくさく読め、謎が解けていく時の爽快感もすばらしい。
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人の顔に現れる死線。それを消すために佐藤と志緒は必要により事件を解決しようとする。
今回は「死者が来たりて笛を吹く」のオマージュ。設定もやたらと古臭い。神隠しとか愛人が4人もいるとか狐面を被った医者とか前時代的。特別そこがミステリのネタでは無いので面白く読んだ。
ミステリ的にはよく出来ていて最後まで惹きつけられた。死線という特殊アイテムをよく使って考えられてた。また次作も読みたい。
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遺産相続の為集められた子達。
全ての真相を知ったうえで隠していたのであれば、彼女が表に出ることが出来なかった原因は彼にもあるのでは。
我が子にやり直す機会を与えたい気持ちは分からなくはないが、それにも限度というものがあるだろう。
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再読
誰も死なないミステリーシリーズ第2弾。
ミステリーが苦手で普段は読まない私が唯一持っているミステリー本。
佐藤くん頭切れすぎ!!
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怪しげな因縁に彩られた旧家の相続争い。牽制し合う、いずれも一癖ある相続人たち……てな横溝シチュエーションなお話で、「悪魔が来たりて笛を吹く」へのオマージュまで飛び出す。そんな感じなので、もう一息盛り上がりたかったなあ。今ひとつ歯切れが悪い。ミステリとしても、今作はロジック、トリックとも今ひとつ。
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志緒の友人の獅加観(ししがみ)飛鳥に死線が現れる。彼女は近く多額の遺産を相続する予定だ。彼女の他にも母親の違う兄たちがいる。その中には悪魔と呼ばれ行方不明だったり、キツネの面で顔を隠しているものもいる。これは「犬神家の一族」+「悪魔が来りて笛を吹く」のオマージュ、パクリ、パロディの類か。
誰も死なないミステリーではある。確かに殺人事件は未然に防がれる。でも殺人未遂は起こってしまう。
志緒の父親の宗一郎氏が気になる。何者だろう。やはり、特殊な能力をを持っているのだろうか。ただの投資家とは思えない。それから。佐藤君の下の名前が気になる。「小五郎」とかかな。
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ある一言や行動で死線が消えたり増えたり、死線が現れる人数まで変わったり、それに相続争いまで加わってミステリー要素たっぷりでした。
2,3分からなかった点もありましたが、読み直します。
ゴリラ先輩が健在で嬉しかった。3でも佐藤くんに振り回されそうですね。
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かなり面白かったです。個人的には前作よりもミステリ要素が強く感じで好きです。
資産家一族、莫大な財産の相続話、古くから伝わる鬼伝説、過去の神隠し事件…「絶対に人死ぬじゃん!」って王道ミステリ設定がてんこ盛りなので、本当に死なないのかずっとソワソワしながら読みました。
最後で全ての伏線、今までの事件の謎が全て解けるのは読んでいて気持ちよかったです。
このシリーズらしく最後はほっこりした気分で終われるのも読後感がスッキリしてて好きです。ただ前作より志緒ちゃんの存在感が薄かったのが寂しかったです。
ところで佐藤くんについて「名探偵になるべくして生まれたみたい」のセリフがあり名前が気になりすぎます。今作でも謎のままだったので次作こそ…!!
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人が死ぬ予兆が見えてしまう少女・志緒と、その相棒の主人公による「人の死なないミステリー」の2作目。
莫大な財産の相続と、その一族をめぐるストーリーは前作よりぐっとミステリー性が上がった気がします。
死を回避するため、様々な策略や嘘を巡らせる主人公たちの姿に、最後までずっとはらはらしたまま楽しめました。
悲しい運命を止めるため奮闘する大学生探偵の姿がとても優しくて、私は大好きです。
また、この相続者の一族も、志緒の友人の大学生他、芸術家、探偵、狐面の医者と怪しげなのが揃っていて、それに加えて神隠しに鬼の伝説……「ああ、何かいかにも
なにか起こりそうで『ぽい』な」と嬉しくなります!
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面白かった。
前作は学園特殊能力モノ、というイメージだっだが、
ミステリ感がぐっと強くなってミステリ好きとしてはワクワクした。
と言っても、『誰も死なせない』が根底にあるので、人が死にそうで死なない!!
死線が見えるので、ミステリありがちな『突然の死!』『誰が死ぬ!?』もない!笑
新鮮で面白い感覚です。
そして前作そこまで気にならなかった佐藤くんの脳内が個人的には好き。
絶妙なツッコミとボケ。
そしてどーでもいいことに考えをめぐらせる感じに共感(笑)
事件的にはイマイチ誘拐監禁した理由が読み取れなくて…最後の感じ、姉に惚れたんだよね?でも監禁したのは妹?そして心中は嘘だったんだよね?よ…よくわからーーーん!!!!
時間あったら読み直そうと思います。
そして3作目が出てるとの事で楽しみ。
しかしゴリラ…可哀想に…
そしてシオパパ……素敵。