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システム1=獣、システム2=調教師 という形で
獣を制御する調教師をどうつくるか、を紹介したテクニック集。
自分の目指す理想を具体的な行動に落とし込み、アクションを決める。
障害の要因を事前に把握し、対処案を練る。
集中力は維持し続けるのは難しい。
集中が途切れた状態にせず、正しく「集中力を取り戻す」ための
仕組みづくりが大事ですね。
個人的に、「デタッチドマインドフルネスの3つのメタファー」が
学びポイントでした。
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図書館で借りて通読。返す直前に気になった箇所だけそのまま箇条書きにしてみた。
・コーヒーにはミルクかクリームを入れる
・起床から90分はカフェインを飲まない
・緑茶に含まれるリラックス成分「テアニン」と一緒に飲む
・一見ムダな「マイ儀式」に隠された効果が次々に明らかに
・「この動作をしたら大事な作業に取り組む」と決めておく
・決めた手順を何度もくり返す
・朝イチは簡単なタスクから手をつけると集中力が加速する
・8~9割の確立で耐えられる我慢が、心を強くする
・「5のルール」で小さな不安を重ねる
・儀式は週4回2ヶ月続けると完全に身につく
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人は集中すると、仕事がはかどる。しかし、集中力とはなかなか持続しないもの。
どうすれば、集中力を保てるのか。本能と理性を、それぞれ獣と調教師に例え、どう付き合っていくか、コントロールしたら集中力が保たれるのかが書かれている。
獣は超絶なパワーを発揮する一方、難しいものを嫌い、他の刺激に敏感なため、すぐ別なことに反応して、持続性を保つのが難しい。
調教師は倫理性を武器にする。正論を考え、獣のパワーを抑えようとする。しかし、調教師の働きは脳のワーキングメモリを多く使うため、多くの処理は出来ない。
具体的に何をすれば良いのか書かれているため、自分が取り組みやすいものからやってみたい。
まずは食事の改善。MINDの食事法。そこまで厳格にやる必要はないようだが、脳に良い食品、脳に悪い食品をイメージできるだけでも、食事改善にはなりそうだ。
質問型アクション。自分が何をするのか質問形式で設定する。
「自分」は、「時間」に「場所」で「デイリータスク」をするか?
具体的に自ら問いかけることで、抽象度高め獣に理解させる。
一度読んだだけでは、全ては理解できないし、試すこともできない。ステップごとに試しやすいものから試して、何度か読みたい。
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地中海食
オリーブオイル、野菜、魚介類
MIND
脳に良い食品を増やす
脳に悪い食品を減らす
カロリーは制限しない
きつくなっても、あと5分、5回だけ頑張ると耐性がつく
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遠い未来の目標だけではやる気が出にくいので途中に小さな目標を作ると良いという話はもともと聞いたことがあった。でもこの本ではサブの目標を作るにしても未来から現在に向けて逆算して設定しないとモチベーションは上がりにくいとしていて眼から鱗だった。また報酬感覚プランニングシートは少し難しそうだけどやってみたいと感じた。
他にも指示的セルフトークは無意識にやっているなとか、視覚的要素を取り込むとアンケートのタスク達成率が上がるのは卒論で習ったなとか新しい発見もあった。
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<どんな本?一言で紹介>
新進気鋭のサイエンスライターがおくる、遺伝子に刻まれた2つのシステムを使いこなして、超スピードの「はかどり」を体験できる本。
<どんな人におすすめ?>
・集中力を上げたい人。
・科学的根拠のある具体的な方法が知りたい人。
・パフォーマンスをあげたい人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
7日分のエナジードリンク代で買える本代で、あなたの一生のパフォーマンスを変える方法を知れる。
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.正しい「獣」とのつきあい方を身につけ、持ち前のパワーをうまく引き出してやる
「集中力」の全体像をつかむために、人間の本能と理性を比喩的に「獣と調教師」と表し、集中力との関係性を見ていく。
内なる「獣」には3つの特性がある。まず、「難しいものを嫌う」。これは、エネルギーの浪費をふせぐためだ。次に「あらゆる刺激に反応する」。獣は情報の並列処理が得意なので、日々のあらゆる刺激が獣の注意を引いてしまう。人間の脳が受け取る情報量は、1秒間に1100万件を超えるという推計もあるほど。特に五感に訴えかけるものには意識のスイッチが優先的にオンになるようにプログラムされている。最後に「パワーが強い」。いったん獣に乗っ取られてしまえば、あやつり人形のごとくなすすべがない。集中力は簡単に途絶えてしまう。
2.「獣」に正しい食事法で栄養を与える
最も手軽に実践できるのは、カフェインを摂ること。150〜200mgのカフェインを飲むと、約30分で疲労感がやわらぎ、注意力の持続時間が長くなる。ただし、カフェインは脳への作用が強く、効果は摂取の仕方ひとつで半減する。一度に缶コーヒー2本(カフェイン400mg)以上は飲まないこと、カフェインの吸収を穏やかにするためにミルクかクリームを入れること、起床後90分以内は摂取しないようにすること。
カフェインはあくまでブースターに使うとして、やはり集中力アップには正しい食事法が欠かせない。近年研究者の注目を集めているのは「地中海食」。野菜やフルーツ、魚介類、オリーブオイルなどをたっぷり食べ、ファストフードやインスタント食品を徹底的に避ける食事法。また本書では、脳にいい食事を続ける3つのルール「MIND」が紹介される。それは、(1)脳に良い食品を増やし、(2)脳に悪い食品を減らし、(3)カロリー制限をしないというものだ。脳に良い全粒穀物や葉物野菜、ナッツ類などを積極的に取り入れ、脳に悪いスナック類や揚げ物、ファストフードはできるだけ減らす。臨床テストでは「MIND」実践後、約4〜8週間で脳機能の改善が見られた。脳を変える食事習慣を身につけるには、「食事日記」が効果的。獣は抽象的な指示や長期的ゴールを苦手とするため、記録の回数が多いほど進捗状況が明確になり、継続しやすくなる。
3.「報酬感覚プランニング」を活用する
集中力が続かない二大要因は、「不毛タスク」と「難易度エラー」。何のためにやるのか、その仕事を通して何を得られるのかが明確でないと、モチベーションは低下する。またラスボス級の敵がいきな���現れたり、ひたすらスライムを相手にしたりするのも、難易度に問題ありだ。少しずつ難易度が上がるからこそ、ゲームはおもしろいのだ。
本書でおすすめされるのは、順を追って考えていくことで「報酬の予感」が最適化されるようにデザインされたワークシート「報酬感覚プランニング」。紙を用意し、上から順に「(1)ターゲット」「(2)重要度チェック」「(3)具象イメージング」「(4)リバースプランニング」「(5)デイリータスク設定」という枠を設ける。
(1)には重要だが集中できないタスクを、(2)にはそのタスクを達成すべき理由を書く。次に目標を具体的なイメージに変換して(3)に書く。「獣」は抽象的なゴールを理解できないので、現実感を持たせることが重要。(4)では、目標達成までのサブゴールと期日を設定する。普通に現在から未来に向かって計画を立てるのではなく、最終目標から逆算する。例えば、「毎日のランニングで体力を増やす」という目標なら、「3カ月後までに累計100km走る」→「1カ月後までに25kmは走る」→「14日後までに累計10kmは走る」といった具合だ。
(5)では、(4)で決めたサブゴールのなかから最も締め切りが近いものを選び、それを達成するために毎日やるべきタスクを考える。「14日後までに累計10kmは走る」であれば、デイリータスクは「トレッドミルで1km走る」「いつものコースを2km走る」などが挙げられる。
このワークシートは1回書いたら終わりではなく、プロジェクトの進み具合によって定期的に修正する。特に、集中力が出ない場合は、デイリータスクを見直してみるといい。
<感想>
すごくわかりやすく、実践できるものばかりだった 。報酬感覚プランニングは、日頃やっているメモ術にプラスできるため、すぐ取り入れたい。やはり食事が基礎だと改めて知れた。
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自分の生活に落とし込んで考えられるトピックスが多くて良かった。根拠も提示されていたので嬉しい。内容の中では自分の習慣の中で納得する部分も多かった。少しずつ出来るものから取り入れてみようと思う。定期的な振り返って気付きを探すために読みたい。
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元来、生きるための機能であったはずが、たちまち現代人を理性を打ちのめす本能。
その強過ぎるパワーと上手く付き合う為の考え方がとても分かりやすく書かれています。
メタ分析を中心とした信頼性の高い参考文献がしっかり記載されている事もポイント高いです。
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集中力を手に入れる作業は、人生の主導権を握り直すこと
食べたいときに食べ、好きなときにゲームをする、では、自由意志はなく、食品提供者、ゲームクリエイターの思うままに生きていること
人生の成功にもっとも重要なのは頭の良さではなく「誠実性」
「誠実性」とは、欲望に負けず大事なことにコツコツ取り組める能力、すなわち「集中力」
情報は受け手の集中力を消費する。情報量が増えれば増えるほど、集中力はやせ細る
カフェイン
缶コーヒー、ミルク・クリームを入れる、起床から90分は飲まない
集中に入る前のルーティン
何故有効なのか?同じ時期に同じ場所で実る果実、特定の季節のウイルス、一定の周期で回遊するカモシカ、「反復」は具象のサインであった
達成バイアス
朝イチは簡単なタスクから手を付け、達成感により脳内ホルモンが分泌され、モチベーションがあがる
小さな不快、5のルール
・小さな不快を積み重ねておけば、全く違うシチュエーションでも集中力が出やすい
・心の筋トレ
・仕事をとめて休憩したくなったらあと5分頑張る
・スマホを見たくなったら、後5分作業を続ける
・仕事のやるきが起きないときは、「5.4.3.2.1」と心のなかでカウントする
ピアプレッシャー
できる人間の近くにいればできるようになる。
デタッチド・マインドフルネス
・感情の波を観察し、通り過ぎるまでやり過ごす
・電車のメタファー 自分の心は駅、思考と感情は駅を通しすぎる電車 電車に乗り込まなければ別の場所に行くことはない
スマホの通知オフ
音の管理
マイクロブレイク
・数十秒から数分の休憩を細かく取る
・自然の画像を見る、窓から雲を見る
良質な睡眠
・思考リリース 「考えるな 考えるな」と10秒だけ頭の中で繰り返す
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・カフェインで集中可能
・報酬を予感させて集合可能
→マイルストーン置いて都度都度達成感
→将来的な自身の報酬に繋げる過程と描く
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すでに実践しているハウツーがいくつかあり、「これ効果あったんだね」という確認ができたのがよかった。また食事メニューは色々参考になった。
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集中力を鍛えるためというよりは元々の人間の成り立ちから話があって面白かった。
取り入れやすいことが多かったと思う。
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本書では、「本能的な欲望を生み出すもの」のことを「獣」、「理性をコントロールし、問題解決を得意とするもの」を「調教師」と呼び、それぞれを上手くコントロールすることで、集中力を高めることを目指す。
「集中力」という漠然とした概念について、分かりやすく解説されており、また、それを高めるための様々なアクションプランを提示してくれる。
細かい休憩法や計画の立て方など、本当に様々なアクションが述べられているが、大切なのは「健康的な食事・睡眠」、これに尽きる。その他はオプションに過ぎない。
まずは日々の生活習慣を見直し、その上でより効率的なプランを実行していくことが望ましい。自分自身も、そう行動していきたい。
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情報量が非常に多い。どれから実践すればいいか悩むレベル。
本書の最後には、実践ロードマップとして本書の内容を利用して効率的に集中力を高める方法が書いてある。
取り急ぎ内容を知りたい方はそこだけ読んでも十分かもしれない。
ただ、そのロードマップはいくつかのレベルに分けられており、一つのレベルをクリアしたら次のレベルに、というように段階的にクリアしていくものとなっている。
それだけならよいのだが、初期の段階に「食習慣の改善」が織り込まれている。
これはそう簡単にできるものではないと感じ、早い段階にこれを持ってくるのはどうかと思った。
しかし、食習慣の改善がそれだけ集中力アップに繋がるということなのだろう。
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デスクワークで疲れた時の対策という、自分が求めてた内容がありました!
ただ中には実践が難しいものもちらほら