紙の本
ノン・シリーズ短編集
2020/01/04 16:47
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなジャンルの短編です。
ちょろっと笑えるお話、あーこれってゾッとするお話、んーこれありえてコワイお話などなど。
あのシリーズのエピソードゼロとかもあり、あーあの校長の女装趣味はここからかぁってちょっと本編読み直そうかと思った。
電子書籍
怖いけど好き
2020/02/25 23:42
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投稿者:hoyoyo - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり恩田陸さんの作品が好き。行間に作者の自意識が滲まない客観的な筆致、魅力的な登場人物、土地の持つ磁場のようなもの。場の空気の周波数のようなものが巧みに描かれている。これがノスタルジーの魔術師と呼ばれる所以だと思う。読後感に余韻とか予感がある。ただフィクションを読んだのでなく、自分の人生に小さな変化をもたらすキッカケのようなものが降って来る。今回は過去作品のスピンオフも多くて嬉しい。怖いのが多いけど、恩田陸さんの怖さって品が良い。
紙の本
芝生-命、苔-命
2019/12/22 20:59
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2013~2019年に発表された18の短編を集めた一冊。他の長編のスピンオフ作品もあります。ひとつ一つが短いので、サクサク読めました。しかし、読後感が軽いため星一つマイナスとしています。
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投稿者:AI - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャンルを超えた短編集ということだったので読んでみましたが、一つ一つの話にこれといった見どころがなく、読み応えがないまま読み終えてしまった。
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ずっと待っていた新刊。
短編なのは寂しいけど、恩田さんの新刊ならもーなんでもいい。
どの短編も良かったけど、やっぱり理瀬シリーズのスピンオフが1番良かった!
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恩田陸はビッグプロローグの天才で、本書でも、柊と太陽とか春の祭典とか、魅力的な冒頭が多数。あと、あまりりすとか怪談も充実している。恩田陸は長編の方が断然いいけど、本書は粒揃いでレベル高くおすすめ。
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装丁に惹かれ、読んでみたいと思った1冊。
まさかのショートショートだとは思わなかった。
本格的なショートミステリーから、思わずクスっとしてしまう近未来の話、地元のお祭りに伝わる呪いの話など、作者の引き出しの多さが際立つ。
あまりにも内容が多岐に渡り過ぎて、いくつかの物語をピックアップして感想を書くのは難しいが、たまにこういう作品集を読むのも楽しい。
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恩田陸の最新作はノンシリーズの短編集。
ミステリあり、ホラーあり、オチが秀逸でちょっと笑ってしまうようなものもあり、バリエーション豊富だった。ここまでバラエティに富んでいると、読んでいる途中に食傷気味になりそうだが、そんなこともなく一気に読めた。
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秘かに都市伝説となった歩道橋を訪れた「私」が
記憶と現実と世界の裂け目を目撃する表題作ほか、
ホラー、SF、青春、ミステリなどあらゆるジャンルの
全18編を収録する。
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短編集。惹き込まれ始めると物語が終わる。大きな物語の出だしのような。麦海のあの人のお話が一番面白かった。もう一度、麦海のような手触り話が読みたいな。
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「あまりりす」「悪い春」「柊と太陽」「降っても晴れても」「ありふれた事件」「歩道橋シネマ」
ここに挙げたものは特に面白かったものです。
ネタばれになるので書きませんが「あまりりす」が何であるかは笑ってしまいました。
「悪い春」は今もう進行し始めている恐ろしい現象のような気がしてきました。怖かった!
スピンオフものもあるようなので、他の作品も読みたいです。
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これの前に「喧騒の夜想曲」を読んだから、日傘王子の短編はもう読んでた。
ちょっとがっかりした笑。
三月シリーズの短編が入ってるので、シリーズファンは読むべき。
「謎の館へようこそ」と同じ短編らしいけど。
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奇想のアイディアの豊富さはいつもの通りだが、今作ではオチの余韻がなく放り出される感覚のものが多く、その不安感が新鮮でいい感じだった。表題作で、語り手は懐かしいものをみたのか、怖いものをみたのか?とか。「線路脇の家」や「風鈴」など、ホラーテイストで始まったのにオチがついたらあとはやけにあっさり終わっていて、気持ちの整理がつかず置いてけぼりにされる感覚。
踊る少年というモチーフが2篇で出てくるが、色気と静謐さがあって好き。
「黒い春」は社会批判のテイストが強くやや引いてしまった。ディストピアもの全般が嫌いな訳ではなく、作者の思想が生々しく出すぎているものが苦手なんだと思うが。近未来ものなら「逍遥」のほうが単に新技術が提示されているだけなので爽やかで好き。
「降っても晴れても」はパズル的な面白さと物悲しさが両立。「ありふれた事件」は恐怖シーンの描写の切れ味が良い。
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7年ぶりの短編集。
・線路脇の家
・球根
・逍遙
・あまりりす
・コボレヒ
・悪い春
・皇居前広場の回転
・麦の海に浮かぶ檻
・風鈴
・トワイライト
・惻隠
・楽譜を売る男
・柊と太陽
・はつゆめ
・降っても晴れても
・ありふれた事件
・春の祭典
・歩道橋シネマ
の18編収録。
3篇は既刊作品のスピンオフ(逍遥・消滅、悪い春・EPITAPH東京、麦の海に浮かぶ檻・麦の海に沈む果実)、3篇は構想中の予告編(球根・チューリップ回路、はつゆめ・追憶の五重奏、春の祭典・バレエをテーマにした長編小説
)でした。
恩田さんらしいミステリアス風やホラー風が多くて原点回帰的な感じがしました。
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歩道橋シネマ
著作者:恩田陸
新潮社
世界の裂け目を目撃する表題作まさに小説の枠を全て詰め込んだ1冊。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698