紙の本
興味深い
2023/07/09 13:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊書店を開店するまでの過程が、興味深く読むとかができました。小規模店でも工夫次第で、やっていけると驚きました。
紙の本
小さな本屋さんの道のり
2021/05/26 12:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読んで、本屋さんへの想いが伝わってきました。それでいて新しく事業を立ち上げ、お店を営むのに必要な事業計画の立案やお店を始めてからの取り組みを紹介してくれているなど、本屋さんでなくとも、他の分野で小さなお店を始めてみようと思う人には、読んでほしいと思います。別にお店を立ち上げなくても職場で仕事をしている人も、小さな本屋さんがお客様にとって素敵な場になっていく過程をみることで何か得るものがあると思います。
紙の本
本への暖かいまなざし
2020/04/20 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊書店Titleの店長辻山良雄さんの子供のころから書店を開業するまでのものがたり。本への暖かいまなざしに満ちあふれている。時間を見つけて荻窪まで行ってみようと思う。
紙の本
またTitleに行きたくなった
2020/01/18 02:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
荻窪の個人書店Title店主のリブロ書店員時代から開店初期までを綴った一冊。エッセイにして、業務記録にして、本屋論ともいえる文章から自由に本を売りたい辻山さんのマインドが伝わってくる。なぜ個人なのか、新刊書店なのか、一つ一つ選択に想いが込められている。
この本を読んで思い出したことが二つある。都内の個人書店をいくつも回っていると、利用者ー本屋間のコミュニティ(何とも言えない良い関係性)のあるお店は本の魅力を間違いなく底上げすると感じる。Readin' Writin''さんしかり、B&Bさんしかり、その本屋があるからあの街に行こうと思える力がある。
もう一つは、Titleで出会える本の多様さについて。数々のリトルプレスも串田孫一さんの「緑の色鉛筆」も出会えたのはTitleの棚だったし、年末年始に2階で開いている小さな古本市でたまたま見つけたリャマサーレスの「黄色い雨」は今でも大切に読んでいる。Titleは読む本の幅を広げてくれる貴重な存在。
投稿元:
レビューを見る
幼い頃、本屋で働くのって楽しそうだなぁと漠然と憧れがあったから、実際に一から本屋を開店させる話は興味深かった。でもこのご時世に本屋を営むという事は本当に大変なんだと思う。ただ開店させられればそれで終わりなのではなく、そこから利益を出して、街の人から愛される本屋になるには相当な努力と覚悟が必要なのだろう。長く愛される本屋さんになる事を願います。
投稿元:
レビューを見る
20200929読了。
Titleへは、一度だけ行ったことがあります。この本を読んで、もう一度行ってみたくなりました。
投稿元:
レビューを見る
辻山さんがリブロマネージャー時代、そして退社後、自分の書店を開業するまでの全てが書かれている。
開店準備にかかる諸費用、どのような本を置くか
本屋の裏側を覗くように興味深く読んだ。
P210
町の本屋のこれから
〈自分は本を読まない人に読んでもらうよりも、今、読んでいる人に続けて読んでもらうにはどうすればよいかを考えたいと思っています〉
なるほど。
名古屋のリブロにもいた辻山さん。
そのとき、お会いしていたのかも。
Titleで本を探してみたいような
お店に入ったら緊張してしまうような気もしている。
投稿元:
レビューを見る
独自性のある新刊書店として注目され続けるTitle。物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。個人経営の書店が存続していくための工夫とは。リブロ池袋本店マネージャー時代から、現在まで。文庫化にあたり、開業から現在までを書き下ろした新章「その後のTitle」を増補。
そんなに簡単にできるものではないんだなと思う。
投稿元:
レビューを見る
好きなことだとしても仕事となると嫌いになる人もいる。
私はそのタイプだが、好きでい続ける努力を怠っていただけな気がした。
安かろう悪かろうの時代は終わったと言うけれど、高ければ良いというものでもない。血の通った商売を求めているのだと思う。
NHKの「まんぷく」を見たあとのチキンラーメンや、職人が染めたこだわりの手ぬぐいに惹かれたりする。
Titleはそのツボをしっかりおさえていて、私は本を買ってカフェでりんごジュースを飲むのだともう決めている。
私は雇われてるほうが好きかも。
投稿元:
レビューを見る
大型書店での勤務を経て個人書店を開業された筆者の体験記。計画がすごく緻密で、ビジョンがはっきりしているのがすごいなぁと思いました。個々の決断にちゃんと明確な理由があり、ちゃんと意思をもって選ばれている様子がすがすがしかったです。印象的だったのは、今読まない人が読むようになること以上に、今読んでいる人が読み続けてくれることを目標にしている、という点でした。
よく読書推進においては、読まない人が読むようになるには?という観点があり、もちろんそれは重要ですが、好きでもないのに無理やり読ませるみたいな事態にはモヤモヤを感じます。
今読んでいる人が読み続けられる環境づくりを目標にするだけでも、確かに意味があるのだなと、勝手に自分の仕事(図書館員)にもからめて考え、納得でした。
投稿元:
レビューを見る
事業計画書に唸る。あとは書店開業のロケハンで歩いた場所に驚く。あの場所は閉鎖的…なのかなぁ?周縁にいる自分には感じられぬ部分であるかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
著者の人柄があらわれているような、丁寧な文章で、書店員時代から本屋Titleを開業するまでが綴られている。ぜひ訪れてみたい本屋さん。単行本の対談も読みたい
投稿元:
レビューを見る
本屋さんがバタバタとつぶれているこの時代に、新たに本屋を立ち上げる。そのプロセスをセキララに書いてくれています。とても興味深い。
それと同時に、本屋という仕事に対して、著者が考えていることをいろいろ書いてくれています。私はこの本から、仕事に対する思いについても刺激を受けました。
最も刺激を受けた一節は、おおよそ次のようなもの。
・できれば自分も楽をするのが好きです。しかし、きつい/きつくないというよりは、その仕事をする必然性があるかどうかで選びたいのです
広くいえば、著者は、仕事だけではなく生きて行うことすべてについて、楽だからという観点ではなく、一種の必然性のようなもの、自分がなすべきことという観点から考えようとしている。私も、自分の行動原理をあらためて考えなおしたいと思いました。【2020年2月2日読了】
投稿元:
レビューを見る
荻窪にある新刊書店Titleの店主辻山良雄さんが本屋を始める前からオープンして5年後までを綴った本。
本が売れないとされているこの時代に個人書店をオープンするということに素直に素晴らしいことだと一読書好きとしては言いたい。
荻窪には気軽に行けるような距離に住んではいないので、機会があれば一度は訪ねてみたい。そしてこの本を読むことでまた別の本を読みたくなった。
投稿元:
レビューを見る
数字からコンセプトからとても細かく考えれていてすごいなぁと思った。
本屋が好きであちこち行くけれど、楽しいな、また来たいな、という本屋さんは思ってる以上に色々な工夫をされてるのかもしれない。