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褒めて育てるは正しいか?
→難しい問題、挑戦を避けるようになる。
自分自身を信じられなくなる、インポスター症候群になる場合も。。
報酬がいいと「それは誰もやらないつまらないこと」と考えて、やる気や想像力が減退する!
男は金銭よりも社会的報酬、承認要求が満たされることを好む!
愛、親子の情、師弟の恩、仲間同士の連帯、自己犠牲、忠誠心、絆、、、それらをハッキリ「疑問」と言い切ってくれる筆者の言葉は、スッと入ってきた。
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「脳科学者の中野信子さんの本って、売れているけどどんな内容なのだろう」という興味で手に取りました。
新書なので、ある程度学術的な内容で、けれど一般人にも読みやすく書かれていました。
私が本書から得た知識で、すぐにでも実行できそうなことをまとめてみます。
●外に出て、日光を浴び、ストレスに対する抵抗力をつける
●子どもには、ごほうびや褒め言葉よりも、課題や仕事そのもののやりがいが素晴らしいものだと感じられるような言葉がけをする
●褒める場合は、努力や工夫、物事に向き合う姿勢を褒める
10代の脳は建設中だそうです。学習→即、睡眠 が良いそうです。
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空気を読む脳
興味深く読みました。
女性ならではの切り口で、女性ならではのエロティシズム解説で、さらりと書いて
野球の話をたとえで、江本孟紀氏の本を引用するなど、凄い広いバックボーンだなと感心しまがら、読了。
専門用語は、なかなか着いていけませんが、平易な表現のところは読みやすかった。
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日本人はセトロニンが少なめ。女性は男性よりセトロニンにが少なめ→不安→LINEの返事がすぐ来ないと不安。
褒めて育てると、褒められたいがために失敗しかねないチャレンジしなくなる。賭け事と恋愛は同じ、不確実性にドーパミンを出す古来からの生存戦略の仕組みのせい。
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「頭がいいね」と褒め続けると、失敗するかもしれない課題にチャレンジしなくなる。
にはヒエッとおもった。
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おもろーだった。全て腑に落ちた。
4章以降破ってポケットに入れて持ち歩きたい。
「灰身滅智」勉強になった
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著者の作品を読んだのは「サイコパス」、「不倫」についで3作目だ。
他者のモチベーションアップをさせる手法として高報酬を約束する手法がむしろ逆効果になりうることが様々な実験で証明されていることには正直言って驚いた。
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(雑な感想)
・性格は環境よりも遺伝的要素が強い。
・民族にも遺伝子・脳の構造に特徴があり、日本人の特徴も遺伝子的な要素が強い。
・民族・性別・年齢・個人毎に脳の構造(傾向)は異なる。その性質を捻じ曲げようと努力するより
その特質を理解し互いに良い方向に持っていく意識が必要。
前書きが凄いフワッとしててずっとテーマが掴めなくて、後書きが逆に自身の体験を交えてめっちゃ分かり易かった(し同意した)ので先に言ってよ…と思った。
同時に、何かを人に伝える時に「何で自分がこんな話をするのか」を適切なタイミングでちゃんと伝えることが大事と感じた。
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中野さんの本は三冊目です。
本書は「日本の心性について、脳科学を中心とした
科学的なエビデンスをもとに論じていきます。」(P5)
ということで「日本人」に重きを置いてるのかな?
いうところからスタートします。
「日本人の脳にあるセロトニントランスポーターの
量は、世界でも一番少ない部類に入ります。」(P21)と
いうところから話が拡がっていく…、のですが、うーん…。
読んでて面白いのは面白いんですが、いろいろな内容のちょっと長めのエッセイを力業で一冊にしたような…。
タイトルは「空気を読む脳」ですが内容はテーマから
離れてとっ散らかっているイメージを受けました。
「日本人」に関係する部分に入る前に雑談が多くて
私の中でテーマがぼやけてしまいました。
もう少し短くてもよかったのでは?という部分が
多かったです。
提示された実験も日本人に対して行われた実験では
ないですし、同性愛については「人間だけじゃなく
動物にもある」という例が示されていて、
「日本人」はどこへ…という感じ。
そして、なんだろう?読み進めていると著者の
感情(イラついている?怒ってる?)みたいな
ものをふっと感じることがあったんですが
「おわりに」を読んで納得しました。
私も集団になじめないタイプですが著者も
生きづらそうだなぁ。
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筆者がなんだかふわふわしたもの、と話している「それ」が気味悪く思えるという気持ちは少し理解できる。私も親子の情愛を賛美する風潮や震災後に顕著になった絆を賛美する風潮に違和感を覚えたことがあったからだ。しかし賢くも何ともない私は、都合よく、気味悪く思うだけであって、大半はその「お涙頂戴」な安い「それ」に耽溺して、まんまと乗っかってる人間だと思う。
余談だが、子ども用の知能テストが出てくるが、まったく分からなかった。当然わかっているだろう、という感じで話が進められていくのだが、やはり賢い人は違うのだなあ、と思った。知り合いの高IQの人に尋ねたら、すぐに正解が返ってきた。
共感できるわけではないし、共感できるなんておこがましくて言えないが、「それ」を気味悪く感じる部分は私も持っている。
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この本もとても興味深く読んだ。
同性愛って人間特有のものかと思っていたのだが、鳥類や昆虫などにもあると初めて知り衝撃です。
愛情ホルモンのオキシトシンが多いことによる弊害とか(自分に当てはまることが多くてすごくストンと落ちた感じ)、「褒めて育てる」ことの危険性とか。
他の本も読みたいです。
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人間の感情がなぜ沸き起こるのかを、科学的に説明した1冊。日本人らしさや、男女の考え方の違いがあることは理解していたが、実際の理屈を説明されたときに、妙に納得できるのもがあった。
日本の特性として、自己犠牲を厭わず真面目に働く一方、一旦不公平な仕打ちを受けると怒らずにはいられないという性格がある。これは、脳内のセロトニントランスポーターが少ないためだと言う。この仕組みを理解しておくと、果たして自分がその立場(不公平な仕打ちを受ける立場)に置かれたとき、「この怒りの感情は日本人特有のものだし、しょうがないなぁ」と冷静に自分の感情を対処できるようになれると思う。
また、帯にも書いてある通り、有名なステレオタイプ脅威というものがある。人にレッテルを貼ると、実際はそうではないのに、徐々に貼られたレッテルに近い人間になってしまうという現象だが、これは仕事で指導する立場で応用できる内容だと思う。「お前はダメなやつだ」というと、本当にダメなやつになってしまう。人間の脳は思っている以上に無意識に理屈で説明できる反応をするため、人間関係は気をつけていく必要があると感じた。
特に驚きだったのは、同性愛に関する内容。同性愛も許容していくという風潮は賛同するが、個人的にどうしても違和感が拭えなかった。この本では、人類が進化する上で同性愛を司る遺伝子がなぜ消えなかったのか、それは同性愛があったほうが最終的には種の繁栄につながるからだと説明しており、その研究結果も掲載されていた。いかに自分の知識が不足しているか、思い込みで世の中を判断しようとしていたか、ということを改めて感じた。
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結構読んでます中野先生。なぜ人間は一見合理性欠く考え方をすることがあるのか?それは全てこれまで人間が歩んできた歴史と背景により、身につけたきたもの。印象的だったのは真面目で悲観的な性格が長寿につながっている、だから日本人は長寿国なんだと。年度変わりで不安に感じることが多々あったが,これもネガティブな未来を感じる力が、不測の事態に対する準備をさせ、生き延びる能力であるとあった。不安に思うことはその場では苦しいこともあるが、人が持っている性質と考えると少し気が楽になるなー。
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自分の生き方をどうデザインしていくか?
人生の目的は?
何が自分にとって幸せ?
より良い選択をして、今を、その瞬間を楽しめるようにしたい。
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ずっと読みたかった本。
中野先生の本はおもしろいけど難しい。自分の実力より少し難しい本を選べ、というのは小さいころからよく言われたこと。この本を読んでそれを思い出した。
印象的だったのは中野先生が出会った理科の先生。こういう先生が各教科にいたら勉強大変だけど楽しいだろうなぁ。