王子は黒竜に愛を捧げる みんなのレビュー

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投稿者：M　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とても最高。
前作の30年後。
お互いに惹かれあって距離が縮んでいく姿に萌える。
竜の姿のアランの嘴を抱きしめてチュっとするシーンが好き。
攻めの紳士なスパダリ感が良い。
2人の関係性がかなりツボな好みのカップリング。
前作に続き黒田先生が挿絵で眼福。
エリアスのくるんとした赤毛のおさげ髪が可愛い。

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作の「竜は将軍に愛でられる」は、竜人王の末王子のアゼルが登場。
今もザルゼード王国に居る設定のアゼル。
この物語の竜人は、前作の竜人アゼルの叔父にあたる、竜人王の弟アラン。

アランは、ザルゼード王国に敵対するコーツ王国の王子、エリアスと会う。
前作と違うのは、竜が成人。
人間のエリアスは、見かけが華奢で発育不全の19才、父親に期待されていない末王子。

エリアスは、老いても強欲な父王から竜人狩りを命じられる。
エリアスに同行する隊の隊長は、勝手に龍退治を仕組んだ悪党。物資を横流しして私服を肥やしている狡い奴。
山奥でアランは、隊長から単独で竜人狩りに行くように命令された。（一人で行って死んでしまえ、ということ）
エリアスは崖から落ちて足をくじいてしょんぼり笛を吹いていたところを、アランに助けられる。
黒竜のアランは、弱弱しく可愛らしくて清純なエリアスが憐れになって、放っておけなくなる。
・・・竜人のアランが、弱弱しいエリアスに一目ぼれ。

黒田屑 さんの丁寧なイラストは、海外の童話の挿絵のような雰囲気で、前作より綺麗。
面白かった。

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投稿者：ささ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作もそうでしたが、血の絆を結ぶふたりは出会った時から好意しかないって感じですよね。
大昔に絆結びまくってた時もそうだったのかな？と少し気になりました。
攻め受け双方の視点から描かれているのが個人的に好きでした。
互いを思いやる心や恋に気付くところが分かりますし、
こういう方向性で考えているというのが分かるので、相手視点の時の感情なども想像しやすくて読んでいて楽しいです。

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投稿者：さな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

心根のよい王子様が、鷹揚な一匹狼の竜に出会います。

かなりの困ったちゃんな父王に振り回される二人ですが、ちゃんとハッピーエンド。

私は前作よりこちらの方が好みで読みやすかったです。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『竜は将軍に愛でられる』のスピンオフです。

竜人族の王の弟でありながら村を出て自由に生きている黒竜の攻め、強欲な父王の命令で危険な竜狩りに出ることになった九番目の王子受け。書き下ろし、両視点。

ネタバレがあります。

『竜は将軍に愛でられる』で敵国だったコーツ王国の第九王子が、前作受けの父親の弟ーーーつまり叔父にあたる黒竜と出会って仲良く幸せに暮らすお話。前作が未読でも大丈夫ですが、その30年後を描いていて前作のキャラも登場しています。

受けの国が絶望的にダメな国のお手本で（そのおかげで攻めである黒竜と出会えたわけですが）、真っ当な考えの受けが不憫でなりませんでした（涙）。そんな受けを助けるのが黒竜である攻めで、お茶目な一面もあるかわいいオジサンです。ハッピーエンドの末のエッチは、エッチでした（花丸！）。

あとがきにありますように、「ほかの竜人と人間のカップルを成立」させた作品をもっと読みたいです。

店舗特典ペーパーは、受け視点でその後のお話。受けの独占欲が覗けます。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

竜は将軍に愛でられるのスピンオフ
これ単体で読めると後書きにはありますし、
読めないことはないなぁって思うのですが
竜人のことや背景のコーツ国のことを思えば
元は読んでおいたほうが良いかなと思うスピン作品です。
(ちなみに前作から30年経ってます。）

コーツ国の第9王子のエリアスと
前作の竜人アゼルの叔父である黒竜のアランの話
どちらも前作には出てきていません。
アランが速攻エリアスにやられているのが微笑ましい
エリアスは王子ではあるが、父王や臣下に大事にされていない。
大事にされてないどころか、虐げられていると言ってもよい
（パークスのやり口のひどいことよ）
その中でも王子としてそして助けてくれたアランを守ろうとするエリアス
そんなエリアスのためにと
（個人的にはそれはやばいフラグとは思うのですが
鱗渡したり、姿見せたりするアラン
からの暴走
アランの行動に
前作の竜人と人間が決別した理由がしっくりと落ちてくる。
そして、良かったなぁって思ったのは寿命問題が二人の間になお存在すること。
（前作の二人は解決しているけれど）
切ないけれどそれはそれで良かったです。

やっぱり前作を読んでおいた方が良いと思うのは
国の関係や前作の二人が後半たっぷり出てくるので
そういうことがわかっていた方がより深まります。
ランドールとアゼルが三十年いちゃラブ状態で暮らしているのを確認できて
にやにやがとまりませんでしたし。

年上アランがデレデレなのがツボですので
年の差80歳のカップルに幸あれ。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ注意です。

スピンオフになります。
前作を読んでいなくても世界観はわかりますが、前作のカプも登場するので、読んでいたらもっと楽しめるかと思います。

アランがかっこいいですし、素直にエリアスを『かわいい、かわいい』と褒めるところや、エリアスの世話を焼きたがるとこらは、さすが名倉先生の溺愛攻めだと思いました。
最高です。
愛故に城を半壊させちゃったって考えるとほほえましい（笑）
エリアスは健気で母のためにがんばる好青年でした。
寿命問題は結局お互い長生きしましょう、ってことなんですよね…？
そこはちょっとかわいそうになりました…。

もっと2人のいちゃいちゃ甘々な生活が読みたくなりました。
まだまだ続いてほしいシリーズです。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「竜は将軍に愛でられる」のスピンオフ。三十年後のお話。竜狩りをしにきた第九王子の受けと笛の音に聞き惚れ姿を現した黒竜の攻めの運命の出会い。お互いに惹かれあう二人の心情にキュンキュン。

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投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一作目のキラキラ龍の叔父さん龍100歳とお隣の国のひ弱な18歳、9番目の王子のお話。後半に、居場所を求めて叔父が甥っ子を頼るので、前作の30年後が読めます。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「竜は将軍に愛でられる」のスピンオフ、「竜は～」の30年後
第9王子・エリアスと黒竜・アランのお話。
エリアスの父である国王は狂っているとしか言いようがないし、エリアスの上官は胸糞の悪い奴だし救いの無い国だ、兄王子がまともな人で良かった。
アランとエリアスの甘々な生活が彼らの寿命まで続くといいと思う。