紙の本
ますます深く
2020/11/14 12:35
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻がすすむほどに、物語の世界がどんどん深くなってきてます。1巻を読んだときには想像すらしなかった、こんな、複雑な世界を頭において、作者さんは書いてたのかと驚き。なんとも複雑な気持ちになったラスト。今後が気になるの、早く続きが読みたいです。
紙の本
絶ちきれない何か。
2021/02/28 14:54
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絶ちきろうとしても絶ちきれないえにしに引き寄せられるように、登場人物が集まり、役目を終えた者は消え行く。
過去の謂われが現在を縛っていいものか、高峻は雪寿を解放できるのか。
紙の本
待ち遠しい続編
2020/06/28 10:21
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
待ちに待った新刊です。
人と触れ合うことで変化していく寿雪
淡水の悲しい過去と新たな気持ち、衛青の寿雪への思いの変化、白雷が背負っている恨みや悲しみが描かれて物語が深部へと広がっていってます。
登場人物がそれぞれ持っている過去とか悲しみとか恨みとかが薄い層になって烏妃を取り巻きながら物語を構成しています。
晩霞とその父親がこれからその物語にさらにどう絡んで行くかも気になるところ
烏妃の秘密とそれを解放するための手段等々一気に物語が核心に入っていっている。
早く続編が読みたいです。
紙の本
早く続きを!!
2020/06/02 11:59
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻と、二巻はそう間を置かずに読めた気がしますが、話が複雑になってきているせいか、刊行に間を感じます。
ひっそりとした存在であったはずが、皇帝や妃に関わったばかりにどんどん苦しい立場になっていく寿雪がかわいそう。
紙の本
陰謀に巻き込まれつつある。
2020/05/29 19:56
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰の存在としてひっそり生きてきた烏妃が少しずつ認知されてきて、味方が増えたけど敵視するものも増えてきました。
烏妃を辛い運命から救いたいと願う皇帝、烏妃を主人と慕う人たちとの心温まるやりとり、烏妃も大切な人ができて強くなろうと気持ちも外に向いてきました。
一方、だんだん不穏な雰囲気が押し寄せてきます。
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前巻で存在感ありありだった沙那賣の当主の朝陽が来朝.国の安泰のためと称し,寿雪を除くことを高峻に進言する.朝陽は烏漣娘娘についてどこまで知っているのだろう.寿雪への信仰を流行らせた朝陽の狙いは高峻に対するただの警告だけなのだろうか.晩霞におまえも違ったとつぶやいた朝陽は何を知っている,いや何を求めている.それにしても,白雷の小物感がハンパないと思っていたら,香薔の結界を破るための3人目の巫術師?
之季は寿雪に嫉妬されているなんて考えてもいないんだろうな.なんか今回は衛青の影がうすかったような.
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……これだから高峻は(好きが高じた結果の雑言)
基。
巻数がすすむにつれて紐解かれていくさまが何とも心地よい。
個人の予想や妄想を含む幾つかの展開の中から最適が選り抜かれていく感じ(見つけたり、はっとしたりも楽しい✨)
巻末あたりからクライマックスの予感がして次巻が待ち遠しいような 勿体ないような(杞憂であってほしい)(まだまだ世界観に浸りたい)
今巻は淡海さんと衛青さんの株が上がって仕方ない尊い
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3巻から、だんだん、描かれる世界が広がってきて、政治やほかの土地の話など、地図も出てきて、難しくなってくるかな…とちょっと不安だったのですが、基本的に一人一人の心の在り方、人となりの描写、なぜこの人はこのような言動行動をとるのかを、綿密に描いてくださるので、読みやすく、またどの登場人物にも共感できるので安心して読み続けられました。5巻もたのしです。
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シリーズ第4弾
烏漣娘娘の秘密を解く謎がなかなか進まず、登場人物も増えてきて、頭の中がこんがらがってくる。
今更だが、シリーズ完結まで待って一気読みした方がいいかとも…。悩ましい。
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烏妃は人を寄せ付けてはならないと、前烏妃から言われて居たのに、寿雪の根本がお人好しな所もあってそれが裏目に出てしまった。高峻との距離も近くなってたと思ってたのに、これが露見して又離れてしまったのが切ない。呪いの件も気になるし、ますます目が離せません。
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こんなに長くお話が続いていくなんて思ってなかったから、次が待ち遠しくてたまらない!
寿雪がまた心を閉ざしてしまわなくてよかった。高峻の苦悩、衞青の揺れる心、晩霞の決意、淡海の過去、白雷の真実、朝陽の知られざる顔。気になる気になる。
あと、二人の兄はなんだかんだ晩霞を可愛がっているんだなと思った。微笑ましい。
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毎度毎度続きが気になって仕方がなくなる本。
物語も一歩一歩深部へ近づいている。
理屈は分かっても、感情が収まらない。理屈はいくらでも感情でねじ曲がる。(p265)
次巻も楽しみ。
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シリーズ4作目、慣れもあるが読み進める安心感が出てきた、こういう時はいつも思うが終わり時に近づいていると思う。いつも思うのはシリーズモノの終わりの難しさ、余韻を残しすぎて残念な作品になることがままある。
作者の責任ではないと思うが。
烏妃が謎めいた存在から人間的な要素が増えるにつれ、烏妃の運命も次第に定めへと向かうのか、高峻は烏妃から寿雪自身を取り戻させることができるのか。舞台は整ってきた時期といった感じだろうか。
ストリー的には謎めいた、神秘的な烏妃が好きだが。
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じわじわとクライマックスに向けての助走が。
なぜ烏妃が苦しい夜を過ごすのか、
なぜ孤独を強いられてきたのか、
前妃のかなしい自己犠牲…
次がスゴく楽しみ。
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すごくハマってるシリーズの4作目
寿雪はすごく繊細で優しくてでもどこか脆くて、守ってあげたくなる存在。
今回は、新たな謎が出てきて、どんどん深まっていく感じだった。
何が正しくて何が誤りであるかが分からないため、突き進んでいくしかないところは、以前読んだ『獣の奏者』に似ているとちょっぴり思った。
早く続きが読みたいです。