紙の本
アニーの冷たい朝
2020/05/05 13:56
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
詐欺事件から猟奇的なアニーを愛する犯人、最初は大迫と思ったが、江角、あらため宮本と相手の正体がわからないままサスペンスが続く黒川作品の中でも違う分野を読んだ気がしましたる
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死のデートコース
2021/01/08 23:55
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
一時期社会問題となったデート商法と、連続殺人との組み合わせが秀逸です。熱血刑事ながら私生活はだらしない、谷井刑事のキャラクターも味わいがあります。
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向こう側の世界
2020/07/07 18:59
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投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々の黒川作品。
テンポが良く、非常に読みやすい。
終盤は場面が激しく切り替わり、緊張感が増して、「ラストはどうなるのか」の期待が増していく。
で、ラストはバッサリと「切断」された感じ。
「向こう側の世界」を少しだけ垣間見たような作品でした。
紙の本
結末にびっくり
2020/08/29 11:10
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人の正体と、最後の結末にびっくり。
そういう終わり方か、と。
話の展開のさせかたは、さすが黒川さんといった感じです。
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大好きな黒川さんの小説。大阪の刑事さんが連続殺人鬼を追うお話。
結末もちょっと意外性もあり、大阪弁も相変わらず楽しめた。
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大阪を舞台にした“事件モノ”なのだが、本作は「非常によく出来た“映画”のノベライズ」という感じで、画や音が思い浮かぶような、複数の視点人物で次々と綴られるパートがテンポよく展開している…
冒頭、禍々しい凶行に及ぶ者の目線で犯行を実行する様子が描かれ、場面が転じてみるとその凶行の結果である猟奇的事件が明らかになっている。そして府警の刑事達が捜査に着手である。
捜査員達の動きの傍らに、新製品のモニターというようなことで近付いたセールスの男と懇意になったという高校教師の女性が出て来る。物語は、凶行に及ぶ者のパート、捜査員達のパート、女性高校教師のパートと、複雑に折り重なって、同時にテンポよく展開する。
やがてこうした各パートが折り重なり、禍々しい凶行の真相が明らかになって行くのだ…
本作は1993年頃に登場しているモノで、今般改めて文庫本化されたということだ。近年の作品であればスマホを使いそうな場面で使っていないので「少し前の作品?」と気付かないでもないのだが、それは些事というもので、ワンテンポ遅れて思い至った。夢中にさせてしまうモノが在る…非常に面白かった!
全般に酷く「映画的…」と感じた。御薦め!逆に、本作を原案にする映画等が未だ無いのが不思議な気さえする…
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2020.09.05.読了
キミノワルイ話。
時代的な古さは気にならず、どうなの?どうなのぉー?と先を読みたくなる。
確かに昔デート商法とかあったよなー。
着物とか高級布団とかね
1センチくらいの厚さの軽い長編。
楽しめました
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思いのほか緻密なできだった。冒頭から呆気に取られたけどその後もアッと思わされて自分の予測と違うことが多かった。最後も賛否両論あるかもしれないけどエーッて感じで楽しませてもらった。
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若い女性が殺された。遺体は奇抜な化粧を施されていた。事件は連続殺人事件に発展する。大阪府警の刑事・谷井は女性の恋心を弄ぶ詐欺師の男にたどり着く。刑事の執念と戦慄の真相に震える傑作サスペンス。(e-honより)
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若い女性が殺害され、その遺体は着替えさせられ、派手な化粧を施されていた。
それは連続殺人に発展する。
携帯電話もなく、ポケベルがかろうじてある時代。
その時代の刑事が猟奇的な犯行をどれだけ理解できるのか疑問はあった。
それでも徐々に追い詰めていく様にハラハラさせられる。
狙われた女性、刑事、犯人と視点は変わるのが「え?ここで切り替わる?」というタイミングなんだけど、読み難い感じではなくクールダウンにはちょうどいいのかも。
ラストは… モヤッとして好みではない。
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大阪府警と猟奇殺人犯の戦い
犯人が襲うシーンから始まり
刑事視点、犯人視点で物語が進み
後半女性視点が加わる
この女性が積極的すぎてちょっとなぁとは
思いましたが・・・
それでもテンポよく進む展開が読み進めやすかったです
刑事が犯人を追う、追い詰める展開は楽しめました
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氏の作品は大阪弁の会話がテンポ良く楽しめる作品が多い。
今作は珍しく猟奇殺人事件を扱った作品。犯人は意外な人物で氏らしくない洒落たセリフのない結末。
と言っても読み出したら止まらないエンタテインメント作品であることに間違いないです。
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疫病神シリーズ以外を読んでみようと、手に取った
若い女性を狙った同じ手口の猟奇的な殺人
デート商法で着物、宝石などローンを組ませ、女性を次々に騙す
高校教師の由美だけは、からくりに気づいてしまった 勇気ある行動だが、怪しいと調べた内容は、明かさないほうがよかった
本当の黒幕は、私が思っていた人と違っていた
犯人を追い込むシーン、現代では、携帯電話を使い張り込んですぐに捕まえられそうなものだが、当時はやっと自動車電話があるくらいの時代背景 いま読むと違和感があるが、それを除いてもスリルがありリアルに状況を思い描くことができる